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デジ式とは、デジタル処理一般の意


■オリンパス 超コンパクトカプセルカメラ C40ズーム


 フィルムカメラ時代にオリンパスXAという超コンパクトカメラがあった。カプセルカメラだ。多くのコンパクトカメラが、フルオートプログラムだったのに対し、このカメラは絞り優先カメラだった。
 そのXAを思わせるデジカメがC40ズームだ。いかにもオリンパスらしいカメラで、野暮ったいデザインだ。他のオリンパスデジカメを見ていると、フィルムカメラ時代のカメラをデジカメにしたようなカメラがあり、それなりに馴染みがあり、どういう位置のカメラなのかが分かりやすい。
 マニュアルを読んでいて、あれっと思う箇所がある。その一つがマクロモードだ。通常なら、最短撮影距離より近い場合、マクロモードに切り替えるのだが、このカメラは、そういう言い方をしていない。
 AFは10センチから無限まで、合うとなっている。ただし80センチ以内だとピント合わせが遅くなるので、マクロモードに切り替えた方が好ましいとなっている。つまり、マクロモード切り替えなしで10センチまで寄れるのだ。切り替えなしで10センチまで寄れるデジカメなど聞いたことがない。デジタルビデオで、切り替えなしで、そこまで寄って、静止画を写せるのだから、無理なわけではないのだろう。
 最短撮影距離は、その意味で、マクロ切り替えなしで、10センチまで寄ることが出来る。マクロモードに入れなくても、AFスピードはさほど遅くはない。全体的にオリンパスデジカメのAFスピードは速いためだろうか。
 最短撮影距離10センチは、35ミリの広角側で、望遠側100ミリ弱では、もう少し引かないと駄目だ。接写倍率よりも、広角側で寄れることの方が、風景写真としては世界が広がる。35ミリ側で、小さな被写体に寄り、背景を広くとりながら写す広角マクロの世界が堪能できる。これは、かなりのパフォーマンスだ。また、日常的に使うことが多い。昔のレンズなら、単体の35ミリレンズでも最短撮影距離は30センチとか40センチだったように思える。10センチまで、マクロ切り替えなしで寄れるズームレンズなど、夢のまた夢だった。
 レンズの明るさは、35ミリ側で2.8と、ほどほどだが望遠側が少し暗いようだが、大口径レンズをつけると、こんなに小さくならないため、欲は言えない。
 アーサー感度は400まで増感出来、しかも自動的に暗いと感度が上がる仕掛けだ。暗い室内で、わざわざアーサー感度を切り替える必要がない。これもスムーズだ。しかし、アーサー400とかに手動で合わせると、オート感度設定よりも、多少シャッターが早くなる。これは、ぎりぎりまで、アーサー感度を上げたくないというカメラの意志だろう。上げると、ノイズとかが出やすくなるからだ。
 操作体系も、そこそこ練られている。小さなボディー面積上に、それなりに機能を分散されており、コンパクトさが犠牲になるようなことはない。この辺り、やる気を感じる。
 メインスイッチのボタンはなく、撮影の時は、レンズバリアーである引き戸をスライドさせる。レンズやファインダー窓を、保護するカバーのようなものだ。そのため、レンズキャップはない。
 スライド式のカバーを引くと、レンズが飛び出てくる。タニシの目のような、小さな目玉だ。オリンパスペンを連想させる小ささだ。レンズ鏡胴はボディー正面の下方に低く構えられている。オリンパスらしい頭の低さだ。
 ボディーは小さいが、カメラの厚みがあり、脂の乗った魚のようだ。しかし、適度のボリュームが握りやすさとなり、カメラの小ささを意識させないほど、ホールデングはよい。そのままシャッターを切ってもカメラは微動だにしない。うまくシャッターボタンにショックを吸収させさせているのだろう。引き戸の厚みが撮影時加わるので、握りやすい。
 ボディー軍艦部は滑り止めの荒い線が走っている。かなりでこぼこがあり、デザイン的には今ひとつなのだが、実用性は高い。滑りにくいのだ。
 撮影関連は大きなダイヤル式となっているが、ボディー背面上部にあり、非常に回しやすい。ダイヤルが大きいのと、軽快な回転とクリック感が素晴らしい。
 このカメラは、どの操作も柔らかいのだ。引き戸だけは堅いが、その後の、ボタンや、その反応が、ふわっとしている。
 ダイヤル位置をPにセットするのが、一般的だろう。オートとP(プログラム)との違いは、ストロボその他の設定を、一度記憶させれば、覚えてくれることだ。電源がこのダイヤルにあると、毎回合わせ直さなくてはいけないが、電源が別にあるため、セットする必要はない。
 面白いのは、セルフ撮影で、自分自身を自分で写すモードがあることだ。おおよそ、人間の腕の長さから割り出したのだろうか。ピントは固定するようだ。画角も固定される。このカメラは、レンズは回転しないので、アングルは見えない。AFは追従式にも切り替えられるので、このセルフモードは、常時ピントを合わせ続けるモードに入っているのかもしれないが、確認はしていない。デジカメの広角は深度が広いので、ピントは固定になっていても、大丈夫なように思える。しかも、自動的に深い絞りに連動するモードも組み合わされていれば、完璧だろう。
 有り難いのは遠方ピント固定が、ダイヤルを回せば、セットできることだ。山のマークがそれで、いわゆる無限ピントになるが、実際にはデジカメのピント幅は広いので、7メートルから無限までが合うようだ。これを応用すれば、7メートル先の被写体を写す場合、この山マークに合わせれば、余計なピント合わせをする必要がなくなる。
 無限へ、一発で、合わせられるのは、非常に助かる。マニュアルフォーカスモードにし、無限までボタンを押しながら、合わせるタイプは、使う気にはならないからだ。
 無限モードのないデジカメは風景写真には向いていない。走っている電車内から、窓越しの風景を写すとき、AFで追従するのは、無理だろう。
 ズームレバーはシャッターダイヤルの外側にあり、非常にレスポンスがよい。カメラが小さいので、出来るだけ柔らかくしているのだろう。指の掛かり良好だ。ズームレバーが手前で、親指で引いたり回したりするタイプは、小さなカメラでは、カメラを持ち変えるような感じになる。親指は大事な支柱の役目に専念できるよう、人差し指に任せるのが好ましい。ズームしながらシャッターを切るというのは、電動ズームカメラでは考えられないことなので。レバーを引くと、望遠になる。また、前回撮影したときの画角を覚えているらしく、立ち上がりは広角側とは限らない。カメラによっては中間の画角で、立ち上がるものもある。
 操作関係はやや癖があるが、慣れれば、なるほどと思えるほどこなれている。インターフェースの良さは、オリンパスデジカメはかなり完成度が高い。このカメラもそれを引き継いでいる。
 デジタルものは、ボタン類を押し、メニューとかを表示させ、その後、やりたいことを選択すると言った面倒な作業がある。昔のカメラから見れば考えられないほど、操作は多い。また、デジカメは、カメラを見ただけでは、その機能が何処にあるのかが見えない。そのため、出来るだけボタン類を多く表に出すことになるのだが、出し過ぎると、ゴチャゴチャし、誤操作の原因になる。知らないでボタンを押し、妙なモードに入ってしまい、解除の方法が分からなくなるとか、いろいろとストレスが多い。
 これが、デジタルものの宿命かもしれない。それを如何に、分かりやすくするかが、課題だ。機能があるだけでは、実際には使い切れないのだ。使いやすくして、初めて、各機能を使ってみようかという気になる。

 このカメラはバリアをスライドすることで、電源が入るのだが、そのとき、レンズが同時に飛び出る。撮影のため、出るのだ。しかし、撮影をしないで、写した画像を見たいときは、レンズの飛び出しは、余計な動きとなるし、余計なモーターを使い、電池も消耗する。
 そのため、このカメラでは液晶ボタンを押すと、画像表示専用の電源が入る。実際にはこのボタンは、液晶での撮影の時に、液晶の電源を入れるボタンなのだが、メイン電源を入れなくても、このボタン一押しで、液晶がつき、しかも自動的に画像表示モードになる。つまり、カプセルを開けなくても、用事が足せる。画像を見るために撮影用のレンズを露出させる必要がないのだから、理にかなっている。
 当然、撮影中に画像を見たい場合もある。このときは、液晶ボタンをダブルクリック的に、二回押せば、ビューモードとなる。これはマニュアルを見ないと、分からない機能だ。もう一つの方法は、バリアを閉じてしまえば、電源が切れるので、液晶ボタンを付けて、画像を見ればよいのだが、バリアを全部閉めなくても、電源は落ちるので、そこで、液晶ボタンを押すと、ビューモードに切り替わる。
 バリアはレンズが覗いている状態で、途中で、止まっているので、次の撮影も素早い。これは全部しめる必要がないという程度のことだ。
 画像表示時、ズームレバーが拡大機能となり、ピントの確認がしやすい。また、十字キーの操作で、スクロールも可能だ。これは他のカメラでもできる機能だが、そのスピードはかなり速い。液晶が小さいため、素早いのだろうか。いずれも、もたもたした感じがなく、動きはスムーズだ。

 小さなリモコンが入っており、カメラ側の背面と正面にリモコンの受信部がある。レリーズ代わりに使いやすくできている。ただし、リモコンを押すと、カメラ側の受信部が赤く光るので、リモコンを使っての隠し撮りでは、バレバレになる。
 低速シャッターで、シャッターボタンを押すと、カメラが揺れる場合などでは、このリモコン操作は有効だ。普段、使う機会がなくても、カメラ側に、その機能があるということは、潜在力として、評価できる。

 マニュアルフォーカスの切り替えもショートカットが用意されており、メニューボタンを一秒以上押すと、液晶にゲージが表示される。それが非常に見やすい。昔のコンパクトカメラの、ピント手動式のゲージに近いものがある。
 画面の上が無限マークがあり、下が、近距離側だ。数値で距離は表示されているが、アナログ的に数値が並んでいるため、分かりやすい。懐かしい画面でもある。絞り値や、シャッター値がスケール的に並んでいたのを、連想させる。デジアナという感じだ。
 二段切り替えとなっており、80センチ以上と、以下で、表示が変わる。
 撮影中、マニュアルフォーカスで、撮影したいとき、メニューから選択する必要はない。先ほどの、メニューボタンを一秒以上押すところがミソだ。普通の押し方をすれば、メニューが開くだけである。チョイ押しと、1秒押しの違いでモードが変わるのは良いのだが、しばらく使わないと、すっかり忘れてしまいそうな、裏技だ。
 画面のゲージが見え、画面下のAFとマニュアルの切り替えマークが表示される。そのまま撮影すれば、AFのままなので、マニュアル側へ十字キーで、移動させる。これでマニュアル測距となる。ゲージは、以前に合わせていた距離を記憶している。十字キーで、任意の数値まで、持っていけばよい。
 このカメラのシャッターは半押しでAEとAFがロックされる。露出と、距離を記録するわけだ。今の距離を、固定する、つまり、AFロック状態を、撮影後も継続したい場合、ピント固定のため、マニュアルフォーカスに切り替える必要が出てくる。
 撮影したいものが、常に同じ距離にあり、AFでピントを合わせ直す必要がない場合だ。AFは不安定で、過剰に反応するし、苦手な被写体とかに当たってしまうと、ピントがおかしくなる。それ以前に、シャッターが切れてくれないこともある。
 AF固定も、ショートカットが用意されている。メニューボタンを一秒以上、押せばゲージが出ると、先ほど言ったが、今度は、シャッターボタン半押しの状態で、メニューボタンを押せば、一気にAFがロックされる。今合わせている距離の値が自動的に渡されるわけだ。ロックされるのは、AFだけで、その後、シャッター半押しはAE(露出))ロックのみとなる。距離は固定したいが、露出は、コントロールしたい場合には適している。この場合のコントロールとは、シャッター半押しで任意のものに合わせて、露出を抜き出し、記憶させると言うことだ。
 確かにフォトレタッチソフトで、露出や色は、どのようにも作り替えられるが、露光されていない暗いものは、どんなに努力をしてもディテールを取り出せない。その逆も同じで、オーバー露出だと、白く飛んでしまい、それを灰色には出来ても、飛んでしまった具体的な形は、何もないままだ。
 露出は、スポット測光にもなるが、オリンパス式評価測光でも、十分適正になる。スナップ的な撮影では、スポットで露出を合わせるような余裕はないだろう。
 このカメラは小さい割には、液晶ファインダー画面の表示だけではなく、軍艦部にも液晶があり、そこで、撮影情報が分かる仕掛けとなっている。マニュアルフォーカスモードにはいると、当然、そのマークが、液晶に表示される。これは、常に液晶ファインダーをモニターとしては、使わない人には、重宝する。
 ただし、どのモードに入っているのかは、小さなマークでしか、確認できないため、そのマークの意味をマニュアルを読んで、ある程度覚える必要がある。設置した覚えのないマークが出たまま、いつまでも消えないと言うこともあり、それが、何のマークだったのかを思い出せないこともあるだろう。
 つまり、ある程度、このカメラはマニュアルを見ないと、ショートカットさえ、見つからないと言うことだ。
 しかし、ショートカットからではなく、メインメニューからでも設定できるので、そこで、モードを確認することは出来る。ただ、そのモードの意味に関しては、ヘルプを表示させるゆとりはないため、解説書で言葉の学習はする必要はあるだろう。
 全く何も学ばなくても、モードダイヤルを、フルオートに合わせておけば、設定できないコマンドが少なくなるのだが、一応は写せる。しかし、このカメラを使うほどの人なら、フルオートのサービスは必要ないだろう。つまり、フルオートモードでは、環境設定が標準的すぎて、カメラの機能を自分風に、アレンジできないからだ。つまり、撮影環境の初期モードを、自分のタッチで、起動できるわけだ。

 最近のデジカメは、パソコンとの接続が楽になった。USBのおかげだろうか。ウインドウズXPでは、特に何もしなくても、デジカメとUSBを繋げば、自動的に認識してくれ、しかも、何かをインストールすることなく、使える状態になる。
 つまり、デジカメがPCカードドライブになってしまうような感じだ。カードディスクというやつだ。フロッピーやハードディスクと同じように、ファイル一覧画面から、操作できる。
 そのため、メモリカードの種類に、それほどこだわる必要はない。このカメラは16メガのメモリカードが入っているし、販売店のサービスで64メガのカードがおまけで付いてきた。それをカメラに入れっぱなしが可能なのは、抜く必要がないためだ。
 以前なら、専用コードで、ドライバをインストールしていた。次は、メモリカードを抜いて、パソコンに突っ込むやり方だ。メモリカードの種類によってカードリーダーを買う必要があった。今、デジカメのメモリカードは数種類ある。それらを全てカバーできる機種もあるが、買わなければ、いけない。
 その点、最近のUSB接続なら、メモリカードの種類など考えなくてもよい。デジカメを買ったその日から、特別なインストールなしで、USBを突き刺せば、画像をパソコンで見られ、しかも任意のフォルダへコピーできる。
 オリンパスは、スマートメディアカード式で、これをノートパソコンで取り込むには、下駄を履かさなければいけない。この下駄が高い。コンパクトフラッシュカードの下駄は安いし、また、そのままでも突き刺せるパソコンも多い。元々が、ノートパソコン用のPCカードだったものだから。
 デジカメのスペックが上がると同時に、周辺の環境も変わり、より簡単な接続方法になってきている。

 このカメラは、撮影タイミングが、かなり早くなっている。デジカメは、新しいほど、レスポンスがよくなるのだろうか。
 写したいとき、カメラを取り出し、カバーを開け、構えると、もう写せる。以前なら、電源を入れてから、しばらく待たされることがあった。カメラを向けても、まだ、起動中なのだ。それがスムーズに行くので、気持ちの継続性が失われない。
 一枚写してから、二枚目を写すタイミングが長いのも、デジカメの欠点だが、それ以前のカメラなら、巻き上げレバーを引き、連写スピードは、大したことはなかったのだが、その後、ワインダー内蔵カメラが普通になり、シャッターボタンさえ押せば、次々に撮影できて当たり前となった。
 デジカメはフィルムを巻き上げる必要はないが、書き込むときにもたつく。それでひどい場合は数秒、待たされたりする機種もあった。最近は一秒ぐらいで、写せるようになっている。
 C40ズームも、そんな感じだが、連写機能があり、秒間2枚写せる。つまり、半秒で、次のが写せるわけだ。ただしこのモードにしておくと、30分の一秒以下のシャッターにはならないので、薄暗い場所では、露出アンダーになるだろう。
 マクロモードに入れなくても、10センチまで寄れるような、連続性が、このカメラの良さで、アーサー感度も、自動的に上がるため、設定し直す必要はない。
 しかし、かなり特殊な撮影で、しかも、よく使う設定の場合、いくらショートカットキーで使っても、すぐには切り替えられない。
 しかし、ショートカットメニュー(メニューボタンを押すとすぐに、選択できる)に、階層の深いものを、登録することも出来る。まあ、ちまちました作業だが、ないよりはましだ。
 一発切り替え機能として、風景モードとか、ポートレートモードとかが、ダイヤルで選択できるのだが、それほど特殊な撮影ではない。もっと個人的な好みの撮影がある場合、登録することが出来る。それがマイモードだ。ダイヤルを合わせれば、一発で、そのモードになる。
 つまり、液晶のメニューを見ながら、十字キーを押して、何かをするというのは、撮影中は、ちまちました作業となるし、また、屋外では、液晶が見えないことが多い。そのため、アナログ式のダイヤルを回す方が、好ましく、ここが特等席となる。
 当然、このカメラでの露出補正は、十字キー一発技で、調整できる。オリンパスOMカメラなどシャッターダイヤルのある位置に、露出補正ダイヤルを持ってきていたメーカーなのだから、そのあたりは心得たものだが、当然、開発チームは違うだろうが、印象として、オリンパスカメラのお家芸を連想してしまう。
 一眼レフカメラ市場にハーフサイズ一眼レフで、登場した貧乏くささと、頭の低さは、持つ側にプレッシャーを与えないカメラだった。今でもオリンパスペンFの中古価格は高い。その後出た、驚異のコンパクト一眼レフフルサイズカメラOMシリーズはライカカメラと同じ小ささの一眼レフカメラだった。
 しかし、AFカメラ時代に失敗し、もう駄目かと思ったのだが、デジカメで復活した。
 C40ズームは、オリンパスのよき時代に出来たXAシリーズのデジカメ版なので、そのとき使っていた感じで、写せばよいし、また、撮影領域も、懐カメラとして、常時携帯し、撮影しない日でも持ち歩ける。

 動画機能も一応あり、レンズ画角は、全て使えるし、また、動画撮影中ズームも可能だ。音声付きと、なしが、選択できる。後で、編集するとき、音が入っていると、抜く手間が省けるかもしれない。
 可能秒数は30秒弱程度だが、このサイズの動画で、これ以上の長回しは苦しいだろう。数秒のシーンを、後で繋ぎ合わせる方が、それらしくなるはずだ。
 ボイスメモもあり、画像に音声をつけられる。テレビとかに繋いで、鑑賞するときは、楽しめるだろう。
 普段は使わないような機能も入っているのだが、多機能、重武装で、カメラが大きくなれば問題だが、大きさ重さに影響しないので、問題はないだろう。しかし、普段使わない機能は、とっさの時は、もたつくのは言うまでもない。
   


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