川崎フォトエッセイ  その100      ←前 次→  HOME


 道の角とかにある店は把握しやすい。二つの道に面しているため、立体感がある。角は枝道や曲がり道とか分岐点に位置するため、そこにある角店は目印になりやすい。

 通りの中程にある店は、正面しか見えない。角店は側面が加わる。これだけでも情報量が違ってくる。正体の分かりにくい店は、少しでも内部の様子を知りたくなるのが人情だ。

 出来ればドアや窓がガラス張りで、内側を見ることが出来れば便利だ。様子が分からないと、思っていた店と違っていた場合、開けたドアをまた閉じないといけない。これはお互いにとって効率が悪い話だ。

 パソコンのソフトを買うときも、パッケージに書かれた情報だけが頼りの場合もある。実際に起動させてみないと、商品の中身は分からないので、希望しないものを買ってしまう場合がある。

 選択の曲がり角に立ったときが、昔よりも多くなった気がする。