川崎フォトエッセイ  その326  サングラス    ←前 →次  HOME

 サングラスは明るい光線とかが、目に差し込むのを嫌う人がかける一般的だが、単にファッションの人もいる。

 サングラスが必要でない場所でかけている人は、顔を隠すためだろう。普通の眼鏡でも、はずすと印象が違う。サングラスで目を隠してしまうと、その人の印象情報はかなり違ってしまう。

 当然サングラス(色つき眼鏡)をかけている人自身も、かけた直後は色彩が違って見える。当然それだけではなく、相手から表情を読みとられにくくするバリアの役目も果たしている。

 目の表情が見えないと、鼻や口元や眉の動きでしか、感情が見えない。驚いたときでも、口を開けなければ、目の表情は見えないため、目を見開いての驚きの表情は隠せる。

 サングラスをかけている人を不気味に思うのは、情報が欠落しているからだ。これは対峙したとき、アンフェアーだ。そのため、僕はサングラスをかけている人は信用しないことにしている。それが、相手のポリシーであれば、そのポリシーを疑う。