川崎フォトエッセイ  その460 接点       HOME


 人と人は何らかの接点で繋がっているが、その接続箇所は外見からでは見えにくい。共通する服装とかで、見いだすこともできるが、私服だとわかりにくくなる。

 年齢による接点も、大まかなもので、より突っ込んだ関係まではうかがいにくい。ある共通のセンスを醸し出している人同士は、共通の接点があるように見えても、個人的な接点になると、見いだしにくい。

 見た目において意外な人同士が関係していることもある。しかし、その関係も、本人同士でないと、実際のことは分からない。

 また、明らかに接点のある関係にいても、必ずしも関係するとは限らない。
 しかし、人は数え切れないほど、人との接点を持っており、深い浅いに関わらず、それらを繋いで生きているようなものである。

 接点はあっても、実際に接触するには、何らかの用事が必要なようだ。