川崎フォトエッセイ  その567  町内ルール      HOME

 町内独自のルールがある。その場合、町内構成員の個性がモロに出るようだ。

 お隣さんの人柄によって、住み心地が違ってくる。お互いにトラブルを起こしたくないはずなのだが、互いの常識がずれていることがあり、こちら思惑とあちらの思惑とが衝突する。

 何処までが常識内なのかも、判断しにくい。自分の思惑を通そうと思えば、常識の範囲を拡大することもあり得る。つまりは、自分に都合の良いように解釈してしまうのだ。

 実際に起こる迷惑よりも、お隣さんの態度そのものが気にくわないことがある。人は異なるポリシーを持つものだと分かっていても、それが一種の狡さが要因になっている場合、主義主張を尊重し、認めるというレベルではなくなる。

 暗黙の了解とかのレベルになると、本当に了解しているのかどうかはわかりにくし、また、了解を強制するようなこともある。