川崎フォトエッセイ  その926  犬散歩       HOME

 犬は散歩をしないと、生きていけないわけではない。部屋で飼われている犬もいるだろう。飼い犬が散歩に行きたがるのは、大便や小便をしたいためだ。飼い主が連れて行かない場合、犬は仕方なくその場で用を足してしまうことがある。それは犬にとっては不本意なことかもしれない。

 犬が、電柱とかに小便をかけ回っている図はよく見かける。自分の臭いを残す行為なのだが、鎖に繋がれた犬にとって、縄張りや目印の目的には意味はなくなっている。その意味で悲しい習性だ。

 外に出ることが出来る飼い猫は、犬よりも自由だ。しかし、うかつにウロウロしていると、町内のボス猫と遭遇するし、避妊手術をしていない場合、自然のなすままとなる。

 散歩の好きな飼い主に飼われている犬は幸せかもしれない。