川崎フォトエッセイ  その1081  見てくれ       HOME

 視界の中に、何らかの現象が起こっていても、それを意識しない人にとっては、見えていても、それ以上突っ込んだ確認の仕方はしないだろう。

 見えないものよりも、見えているものの中にも、様々な現象が起きている。しかし、現実に存在する、見える現象は、視覚的なことに囚われてしまうこともある。

 見てくれと、実体が違う場合もある。この場合の実体とはビジュアル的なものからだけでは、掴めない事柄を含んでいる。

 つまり、見た目よりも中身が大事だと思う人にとっては、中身が優先する。だから、表面的なものが、逆に邪魔になることも有り得る。

 それは、見てくれの、第一印象だけで、推し量る人が多いため、その線には乗りたくないためだろう。つまり注文相撲だ。

 確かに見てくれのイメージと実体の食い違いは日常的にも体験することだ。

 見てくれで、誤魔化すというのも、一つの方法ではある。

 

 

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