川崎フォトエッセイ  その1206 走る      HOME

 人は余程急がない限り、走ることは少ない。また、日常の中では、走らなくても生きていける。

 走る機会が多いのはスポーツだろう。走らなければいけないスポーツが、かなりある。

 それらのスポーツに参加しなければ、走る必要はないし、また参加しなくても、生きていける。

 走る必要性があるのは、危険なシーンだ。駆け出さなくては、危険な状態になったりする。どちらかというと動物的な意味での危険状態だ。

 バスや電車に乗り遅れないために、走ることがある。その後のスケジュールが危険な状態になるためだ。

 純粋に走ることを楽しむのは、作為的な行為だ。

 走ったり急いだりしなくてもすむ状態のほうが、身体にはよいかもしれない。