川崎フォトエッセイ  その1218 食べ物屋      HOME

 食べ物屋にもピンからキリまである。同じ食材でも、店により価格も違う。

 単に食べるだけなら、市場やスーパーで、食材を買い、それを調理して食べればすむ。そのほうが、より好きなものが食べられる。

 しかし、自分で作ったものとは違うものを食べたくなる。調理方法が違うと舌触りや喉通りや味も違ってくる。

 家で食べているものも、家庭料理と言うよりも、何処かの店で食べたものを再現させていることもある。その家に伝わる料理などは、数えるほどしないないだろう。というより、ないかもしれない。

 郷土料理が発生するような場所に住んでいないと、独自の家庭料理も発生しにくいはずだ。

 お腹がすいたので、何かを食べなければいけないときは、それほど凝った店には行かないかもしれない。

 食べ物に拘るのは、卑しいことかもしれない。しかし、それが趣味の人の場合、卑しいとは言い切りにくい。