川崎フォトエッセイ  その1267 非舗装道      HOME

 道は、何処かへ行くための通路なのだが、その通路は地図上では線状だが、実際にはそれなりの幅があり、面積がある。

 たとえば蟻の気持ちになれば、道幅の広さに驚くだろう。

 道には凹凸がかなりあり、車がそこにはまり込むほどのものはさすがにないが、自転車やバイクにとって、転倒しそうな突起やへこみがある。

 自転車の場合、ある場所は歩道、ある場所は車道にへと、出入りしながら進むこともある。

 路面を読みながら進むのは、車も同じだが、人や動物のほうが、その反応や対応は早い。

 人の足は階段を上れるが、車輪では、特殊な操作や特殊な車体でなければ、上れないだろう。

 そのためではないが、歩道の凹凸はかなり寛容度が高いようで、階段程度の段差などはそのままだ。

 しかし、車椅子の場合、歩道を進むのは、まだまだ無理がある。それは車両の弱点だろう。