川崎フォトエッセイ  その1360 雑草鑑賞       HOME

 雑草はメインにはなりにくい。

 それは、雑草と呼んでいるのは人間で、その呼び方の中に、価値付けが決まっている。

 メインとなる植物は、人にとって価値があるものだ。

 同じ雑草でも牧草地などでは価値がある。

 農地などで、作物を育てる場合、雑草が生えると、抜かないと、土地の養分を草が奪ってしまう。

 雑草も食べることが出来るものはあるが、農作物の植物類に比べると、効率の悪い作物となるため、メインの植物を生かすほうが都合がよい。

 だが、放置されている土地などでは雑草天国だ。

 抜いても抜いても生えてくる雑草なのだが、雑草も生えなくなった場所は恐い。

 観賞用の植物を育てるのは難しい。自然にその土地で育ったものではないため、無理があるためだろう。

 

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