川崎フォトエッセイ  その1491 プリント      HOME

 フィルムやプリントが色あせるように、看板も色あせる。

 時代の色があり、その時代には流行っても、次の時代にはその色が廃れることがある。

 何かに置き換えられ、衰退していく色がある。その色は残っているのだが、時代とは合わなくなってしまい、維持しにくくなる。

 新しいものは古いものよりもメリットはあるが、デメリットも背負っている。

 しかし、前の時代に戻れないのは、人気が出ないためだろう。

 時代の移り変わり、置き換えられ方に疑問を感じることもある。すんなりと受け入れにくいことがあるからだ。

 目的を果たすのが目的なら、過程の諸処は気にしなくてもよい。しかし、いつの間にか過程の中に面白さを見出してしまいやすいものだ。

 置き換え作業を中断したまま放置している事柄も多い。

 

川崎フォトエッセイ  その1491 プリント      HOME