川崎フォトエッセイ  その1497 ベース       HOME

 ちょっと見た感じでは、大昔からあまり変わっていないものを見ると、気持ちが安定することがある。

 それは現実のベースになっているもので、昔からあるものは、そのベース性が高い。

 ベースがないと、何が変化し、何かそうでないのかが分かりにくくなる。

 あるものが変化しても、ベースがめまぐるしく変わると、何が変化したのかが分かりにくい。

 しかし、時代とともに、ベースの変化がゆっくりではなく、急激に起こる。

 社会は都合が悪くなれば、ベースを変えてしまうことがある。

 ベースが一変した時代は何度かあっただろうが、その場合のベースは社会的人為的な変化だ。改革とか革命とか政変とかだ。

 しかし、それが起こっても、ほとんど変わらないベースとして、自然の背景がある。

 だが、この自然界がおかしなことになり出している。

 

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