川崎フォトエッセイ  その634  健康管理      HOME

 身体の何処か一部が不調だと気になるものだ。何が原因なのかが分からない場合はなおさらで、病院へ行けばすごい病名をつけられるのではないかと、心配したりもする。

 僕らは健康のために生きているわけではない。病気にならないような生活をするために人生を過ごしているわけではない。健康を第一に考えた場合、それがメインとなり、他のことはその下の階層となる。

 病気で苦しい目にあった人なら、健康第一の生活を過ごすかもしれない。二度と辛い目に合いたくないからだ。

 しかし、健康状態になっても、身体をいたわりすぎることもある。健康管理は大事だが、神経を使いすぎるのは不健康かもしれない。

 病気はいつ襲ってくるか分からない。これは交通事故と同じだ。自分の管理外のことでやられることがあるからだ。そうなると、運命的宿命的なことを考えてしまう。

 一寸先は闇である。健康管理は、少しでもその闇の領域を少なくするのに貢献するのだろう。