川崎フォトエッセイ  その729  食べ物       HOME

 毎日同じようなものばかり食べていると飽きてくることがある。食べ物や料理されたものの種類は多いが、食材となっているものは限られている。料理によって変化を求めているのだろう。

 同じ食べ物でも、店の雰囲気によって味わい方が違ってくる。当然値段によっても味が変わる。これは意味を含めて味にしているためだろう。

 自分で作った料理と人に作ってもらったものとでも味わいが違う。また、作っているプロセスを見ながら食べる場合も異なる。

 食べ物は所詮空腹を満たすために存在し、それが唯一の存在理由だが、そこに文化的なものが加わると、食べ方や食べ物も変になる。

 食べ物に関する好みは、個人的なことであり、自分の内側だけで、気にしていればいいことだ。

 それ以前に健康で、普通に食べていける状態にあることのほうが尊い。