川崎フォトエッセイ  その1035  環境       HOME

 都心部にある学校の運動場がコンクリートになっているところもある。転ぶと痛いだろうとは誰もが思う。しかし、雨が降ってもぬかるまないとかのメリットもある。

 ある時点で、機能だけを優先させたやり方が改められることはあっても、メイン箇所は、さらにひどい機能主義となっているのかもしれない。

 人間らしさを優先させるためにはコストがかかり過ぎるのだろうか。

 だが、何が人間らしさなのかはあいまいだ。人間はわがままな存在で、言い出せばきりがない。

 本来の機能よりも、感情面が曲者で、その感情面を含めた「人間らしさ」となると、フォローしきれないだろう。

 都心部から外れるほど自然環境はよくなるが、それが人間にとって必ずしも好ましいとは限らない。

 昔とは暮らし方が違うためだろうか。