川崎フォトエッセイ  その1047  花との遭遇       HOME

 年に一度だけ咲く花は、咲いている時を外すと、一年待たないといけない。

 いつも花は咲いているように思えても、別の花が咲いているだけなのだが、花一般として眺めていると、何処かで花は咲いていることになる。

 花が咲いている場所へ行かないと、花を見ることは出来ない。毎日歩いている道沿いに花があるのなら、それを観賞出来るが、そうでない場合は、別の場所で花と遭遇することになる。

 花など咲いていない場所でも、花屋さんや園芸店の店先で花と遭遇することもある。

 花だけを見に出かける行為は、余程余裕がなければ行く機会など一生に何度あるか数えるほどだろう。

 花との遭遇は偶然が多い。花に関心なくても、花は目立つので、発見しやすい。