川崎フォトエッセイ  その1421 造形物       HOME

 生物が織りなす図は、下手な造形作品を寄せ付けないほど見事なものがある。

 実際には、そういう自然の現象を作品に取り込んだり、コピーすることで、美術工芸品などは出来ているのかもしれない。

 自然現象の見事さは、そこへ行かないと見ることは出来ない。

 美術館や骨董市へ行く感じで、山の中を歩くわけではないので、そこに素晴らしいアートが発生していても、認識の仕方が違うのだろう。

 例えば、里山などで毒々しい色彩のキノコを見かけることがある。周囲は緑が多いため、赤みを帯びたキノコは、かなり目立つ。

 その驚きを、どこへ持ち込めばよいのかと、迷うことがある。

 それをアートとして見るのか、食べてはいけないキノコだと判断するか…と、意志の働かせ方で迷うことがある。

 そして、その驚きを、何とか伝えたいと思う人が現れ、造形物にすることもあるだろう。

 

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