川崎フォトエッセイ  その1526 客の視線      HOME

 ホームから見る風景と、ホームの外から見るホームの風景とは趣が違う。

 ホーム内から見るホームではなく、ホーム外から見るホームは、同じホームでも引いた見方が出来る。

 引いた場所から見るため、当然見え方も客観視しやすくなる。

 同じものでも、見る位置により、違った印象となるのは、立場の問題だろう。

 駅のホームに立つことは、電車に乗る乗客となることで、ホーム外から見る場合は、駅ではなく、その近くに用事があるのだろう。

 客観視すると言うことは、当事者とはならない事柄に接し、客の立場でものを見ることだ。

 しかし、当事者であっても、引いた観点から見ることも可能だが、感情を切り替えるにはクールダウンが必要だ。

 醒めた人は、感情を出していない人で、その切り替えは簡単かもしれない。

 

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