川崎日誌 2019年11月 川崎日誌  HOME


 

 
 
■■ 2019年11月30日 土曜日 午前9時37分
 
 今朝も晴れている。晴れが続いているが、寒い。11月も今日で終わり、明日はもう12月。いつの間にかそんな月になっているが、知らないわけではない。月々で暮らしているわけではなく、日々単位で暮らしている。昨日と今日と明日程度の射程距離。一日区切りは分かりやすく具体的、寝る前は今日が終わる。はっきりしている。起きると昨日から今日になる。起きるという行為は必ずする。しないままの人もいるが。
 これは普遍性があり、世界共通。まあ、朝も昼も夜の区別なく寝たり起きたりしている動物もいるが、朝日が昇り、日が沈むのは知っているだろう。明るいとか暗いとかで。これが日々繰り返される。もの凄く具体性がある。ところが一週間単位となると、もう曖昧。一週間単位で起こることと言えば日曜日があるので、これが分かりやすいが、会社や学校と絡んでいたりする。店屋も。これも昔からあったことではない。時代劇小説に、今日は火曜日なので、などは出てこない。
 月は出てくる。時計代わりに使っていたためだろうか。これは具体的に見える。夜は暗いので、月明かりがあると有り難い。そして満ち欠けしているので、これもカレンダーになる。
 季節単位も分かりやすいが、三ヶ月単位なので、結構短い。しかし、暑いとか寒いとか、そういうのは具体的で、これも流れが分かりやすく出る。暑さ寒さがカレンダー。
 しかし、毎日やっている寝て起きての方がより具体的で、区切りとしては分かりやすい。一日単位と言うより、起きたところから寝るまでが一日だろう。これが最小単位で、ここだけはしっかりしている。
 だから11月はどうだったか、などは考えないと分からない。単位として広すぎるし、10月と11月との境目など分からないだろう。カレンダーでしか。
 具体的な変化がしっかりないからだ。まあ、行事とか、日付を記入するときは、具体的に変わるが。
 一週間もそうで、いつの間にかまた土曜日か、早いものだと思う程度。しっかりと分かっているのは日々を重ねているという程度。そして昨日が次々に遠くへ行き、そのうち忘れてしまう。それが二週間前だったか三週間前だったのかがもう曖昧になっている。これは二年前と三年前もそうだろう。二年ほど前だと思っていたら三年も前のことだったというのはよくある。分かっているのは昨日と今日のように、去年まで。その前の年はもう曖昧。
 いつの間にか年末近くまで来ていると言うことなのだが。それは分かっているし、知っているのだが、何故かいつの間にかなど、曖昧な言い方になる。急に数で区切られ割られるためだろう。それで振り返ると、あっという間になるが。
 これもまた曖昧で、善いことがかなり先にあるとき、日の立つのは遅い。なかなか月を超えなかったりする。
 当然嫌なことをしないといけない月や週は長い。
 遠足の日はなかなか来ないし、試験の日はすぐに来る。
 一日単位が分かりやすいのは、起きて寝るからだ。そのため、正月からあといくつ寝るとお正月になるわけではないが、一年分あるので、365回ほど寝れる。十分だろう。この場合のいくつは、10までだろう。10でも多いかもしれない。指折り数えられる程度。
 まあ、寝ているとき、もの凄く大きな中断があり、これは区切りとしては最も分かりやすいということだろう。そして動物的だ。
 昨日は少しだけ早い目に起きてきたので、朝の喫茶店からの戻り道大回り散歩をした。まだ紅葉で綺麗なので、そこを自転車で回る。いつも走っている散歩道だ。紅葉というより、樹木がいい。しかも古木が多いので、スケールも大きい。街中にあるので、結構枝などが切られているが。
 カメラは偶然パナソニックのFZ1000を鞄に入れていたので、それで写す。1インチサイズの受光素子なので、それなりに綺麗に写ると言うより、ファインダーが大きく明るいのがいい。よく見えるので、自然物を写すときは、都合がいい。よく見える方が。
 まるで双眼鏡で覗いているような感じで、望遠にすると望遠鏡になるので、拡大して風景を見る感じ。
 だからこういういい風景はじっくりと見ながら写す方が充実する。写してはいけないものにカメラを向けているわけではないので、急ぐ必要はない。
 しかし、大木や古木が密集しているところはそれに圧倒され、切り取るのが難しい。一番それらしく見える美味しいところ。西瓜なら三角の一番尖ったところを食べるような写し方だ。
 まあ、分からなくなれば、広角端で、全体を大網にかけて撮すことになる。
 しかし紅葉は、そのあと昼の喫茶店へ行くまでに通る神社の境内のモミジのほうがよかったりする。これなら毎日その前を通っているのだから、出掛ける必要もない。
 そのときはソニーのネオ一眼で写した。ソニーのカメラは鮮やか。派手。鮮明。色が映える。
 しかし、その前に新品で買ったポケットサイズのWX800でも間に合いそうだった。新しいだけに、写りはこちらの方がいいし、ピントも合いやすい。そして処理時間も短いし、処理中も写せる。
 
 
 
■■ 2019年11月29日 金曜日 午前9時17分
 
 今朝はやっと晴れた感じだ。しかし、かなり寒くなっている。もの凄くではないが。
 陽射しがあっても寒いのだから、これは本格的だ。11月はあっという間に終わる。影の薄い月で、印象に残らないような月。ただしこれは気候だけのことだが。印象に残ることは季節に関係なくやってくるだろう。
 今朝は寒いので、少しだけ分厚い目のカッターシャツを着る。そしてこの前買った防寒ズボン。これはゴムは入っているが、ベルトのいるタイプなので、面倒。しかし、腹にしっかりとした筋のようなものが入っていると引き締まったりする。ゴムパンはクニャクニャだが、慣れると楽。
 今朝はまずまずの時間帯に起きてきたので、成績がいい。期待していなかったが、自然といい時間に目が覚め、一発で起きられた。昨夜は早寝はしておらず、少し遅い目に寝たのだが。
 夜は流石に夏の掛け布団ではスースーするので、毛布を引っかける。胸元まででいい。電気毛布は強のままだったような気がする。これは暑すぎるはずだが、それだけ気温が下がっているので、暑苦しくはなかった。五度を切っていたのではないかと思える。今後、この低温を常温になるのだろう。
 寒くなってからか、または時間的に合わないのか、自転車による長い目の散歩に出ていない。季候のよくなった頃に続けて出たのだが、それっきり。
 天気がよく、調子が良いときは、朝の喫茶店の戻り道大回り散歩をやることがあるので、それで終わってしまうのだろう。昼にもう一度長い目を走るという気にはならない。朝、既に散歩を堪能したのだから。だから晴れて調子が良い日は朝に潰してしまう感じになりやすい。
 まあ、日常移動距離内の道沿いだけでも十分だったりする。
 それで、遠くまでは出ない分、近くをより丁寧に見ている。狭いが深く。風景の詳細画面のようなもので、近所だからこそできることだろう。遠距離だとさっと通り過ぎるだけなので、丁寧に見ていない。
 日常、それは常の状態、何が常なのかははっきりしないが、昨日と同じようなことを繰り返していることだろうか。これが繰り返せるだけでもよかったりする。何か用事でもあると、様子が違ってしまう。
 変化は望むようでいて望んでいなかったりする。旅に出て戻ってきて、やはりいつもの家が一番と思うようなものだろう。元に戻るというのはほっとするはず。ただ、その元があまり居心地がよくなければ別だが。
 慣れというのは恐ろしい。悪い状態でも、慣れてくると、何とかなるものだ。また慣れ始めてきて、こなせるようになると楽しくなる。苦の中にも楽あり、楽の中にも苦ありで、晴れたり曇ったり雨だったりと、苦楽も常に変化していく。ただ季節は巡り、また春が来て、と青葉城恋歌のような歌詞になるが。
 
 最近一寸注目しているのは、富士の安いミラーレスだ。家電店で見かけないので、気付かなかったのだが、結構安い。
 X−T100というのがあり、これは電子ファインダーの付いているタイプで一番安い。トップはt1とかT2とかT3。中級機がT10とかで、最近ではT30で、これは話題になった。このタイプは一眼レフのような形をしているが、昔のメタル一眼レフのようなクラシカルなデザイン。小振りだ。
 xT100はその一番安いタイプ。
 富士と言えばライカのような形をしたタイプだが、その系譜もある。そしてそこにも上級機と中級機がある。一眼レフ風にペンタ部が飛び出していないフラットなタイプ。
 だからT100とかは、透視ファインダーも付いているタイプとは別系統。
 富士の特色は色目らしいが、しばらく使っていると緩和してしまい、慣れてしまい、特色だとは思えなくなったりする。他のカメラで写していて、富士で写したとき、色目がいいとは思うものの、ずっと富士ばかり使っていると、その特徴が薄くなる。
 T30などが評判になったのはフィルターのようなもの。これは富士のフィルムを模したものは以前からあったが、その中に映画のように映るタイプがあり、それが上位機にしかなかったのだが、中級機のT30にまで降りてきた。
 映画のような画質。すぐにはピンとこないだろう。これは色目を押さえフラットにしたような感じだが、それとはまた違うようで、それならただの軟調。どのカメラでもそれは調整できる。
 飛び出した色を抑えると、解説ではなっている。
 当然、そんなものは下位機のxt100などには入っていないが、単純明快な小型一眼レフという感じで、あまり凝ったものではなく、いつもの富士の操作系ではなく、一般的な操作系。
 富士のその操作系を嫌がる人でも、T100ならニコンでもソニーでもキヤノンでも、その一般的な操作系なので、分かりやすい。
 この一番安いファインダー付きのミラーレスなのだが、背面液晶は三方向に開く。上下の他に横へも開く。目的は自撮りだろう。だから普通に写すときは、上下回転式の方が素早く分かりやすいので、そちらがメイン。横に開いてからさらに回転するので、縦構図にも対応しているが、ファインダーで覗いた方が早いのではないかと思える。ローアングルハイアングル向きだが、余程下にあるもの、上にあるものでもない限り、ファインダーだけで覗いて写せるはず。
 街撮りするとき、顔がカメラにならないようにウエストレベル撮影するときにこそ回転式液晶は役立つ。
 このT100,あっさりすっきりしていていい。
 といいながらも今朝のお供のカメラはパナソニックのFZ1000。レンズ交換式のミラーレスになると、途端に不便になるのが難。
 
 
 
■■ 2019年11月28日 木曜日 午前9時30分
 
 今朝は曇っており、風が強く。そして寒い。要するに天気が悪い。幸い雨はやんでいるようだが、薄暗い空で、もう冬という感じだろうか。木枯らしのように強い風で、葉が舞っている。
 喫茶店に入ると暖房がしっかりと効いており、ほっとする。まさにホットだ。飲むのはアイスだが。
 寒いというのは分かっていたが、服装は特に変化なし。先日ユニクロへ行ったとき、冬物の目新しいのがあったので、見ていた。秋の初め頃に買ったウインドブレーカーのようなコート系にアンコらしきものが入ったものだが、特に特殊なものではなく、ユニクロのハイテクものではないが、馴染みやすいコート系だ。ポケットが四つ付いている。高いのはボコボコしていないダウンジャケット系で、そちらがメインだろう。だが無機的だ。
 ただ、その防寒コートのようなタイプ、フードが付いているのだが、羽根が付いている。これが余分だし、フードそのものも余分だ。しかも取り外しが効くので、さらに余計な者だ。これがなければもっと安くなるか、または首元の補強が増えたはず。そのフードは一体型ではないので、本体の襟はあるものの、それが薄い。ここが分厚い方が好ましい。
 それで、デザインは良いのだが、機能が今一つだったので、これはいいという感じではなく、まだましなタイプ程度。
 今朝は寒いはずなのに、それほど寒がっていないので、慣れたのかもしれない。気温は10度少しだろうか。さらに風が強く陽射しがないのだから、もっと寒く感じるはずなのだが。
 そして今朝は少しだけ早い目に起きてきた。昨日や、ここ数日よりもましな程度。しかも一発起きだった。また昨夜は夜更かしをしないで、早い目に寝ているので、それが効いているのかもしれない。
 ただ、早い目に蒲団に入ると、寝付けないことがあるので、注意が必要だ。
 夜の徒歩散歩はしているが、昨夜は小雨だった。暗いのでよく分からなかったが、しとしとと降っていた。傘を差してまで散歩には出ないので、この雨はないものとした。多少濡れたが、防水性があるし、大した降りではないので、問題なし。しかし、気温も下がりだし、雨なので、結構冷えた。
 
 今朝のお供のカメラはパナソニックの1インチネオ一眼FZ1000で、最近買ったお気に入りのFZ300の兄貴分だ。少し大きいが、似たようなもので、間違えるほど。どちらもレンズは明るい方だが1インチなので、それほど無理が利かないのか、望遠は400ミリまで。FZ300は600ミリまで。これでもネオ一眼としては大人しい望遠だ。600ミリで止まってしまったのは全域F2.8なので、それ以上のズーム比は無理なのかもしれない。
 FZ1000は400ミリまでだがF4の明るさを維持している。広角端はF2.8なので、これもまずまず。400ミリでF4というのが効いている。
 400ミリしかないが、デジタルズームで1600ミリまでいける。だから400ミリしかないという感じがしない。ズームはイケイケで、境界線がないようなもの。自然にデジタルズーム域に入っていたりする。
 FZ300は暗いところでも感度は3200で頑張れているのはレンズが明るいため。
 FZ1000は1インチタイプなので、高感度側がさらに伸び1万を超えるので、楽に写せる。これで1600ミリまで伸ばしての薄暗いところでの撮影も、画質はそれほど悪くならない。1インチタイプの恩恵だろう。平気で写せる。そして背景のボケがかなり入る。
 この二つのカメラ、ほぼ同時期に出たカメラだろうか。FZ300には初代があり、FZ200として出ていた。かなり前だ。FZ1000は初代。1インチタイプが流行りだした頃に出ているが、今年fz2000が出たので、FZ1000は消えた。中古で見ると、かなり下がっている。
 FZ2000だったか、FZ1000マーク2だったのかは忘れたが、どちらにしても地味な後継機。まあ、出てからしばらくなるので、映像エンジンの積み替えをしたのだろう。それとファインダーをさらに見やすくしたことだろうか。今でも解像力は高く大きなファインダーなので、見やすいのだが、端っこや斜めから見るとぼんやりしたところができる。まあ、じっくり見ないと分からないが。
 FZ2000の値段は現役のパナソニックミラーレスの正統派G8とほぼ同じ。レンズを付けての値段だが。そのキットレンズは24から120ミリだろうか。望遠が足りない。
 G8には後継機があり、それがG9だが、これは飛ばしすぎて、高くなりすぎたので、G99が出た。これがG8の後継機に当たるようだ。動画に強いタイプとは別系列。
 その後継機G99に高倍率標準ズームを付けるとα6400などの値段と同じになり、結構高い。
 1インチタイプのFZ1000のあとに出た後継機のようでいて、少し違うのが出ていた。1インチタイプのネオ一眼なので、後継機だと言ってもいいのだが、動画に強いタイプになっている。だからミラーレス系と同じ二つの路線がある。動画に強いタイプはかなり高い。
 それで、FZ2000が出たので、やはりこれが型番的にもFZ1000の後継機だろう。それほど高くはない。動画に強いタイプは高い。ただ、ズーム比が少しだけ伸びており、さらにズームしてもレンズが伸びないし、ズームしてもピントが変わらないのが優れている。こちらはFZ1000の上位機に相当するらしい。ズーミングしてもレンズがせり出さないのがいい。
 
 
 
■■ 2019年11月27日 水曜日 午前9時40分
 
 今朝は曇っており、肌寒い。雨が降りそうな気配だ。陰っているのではなく、太陽がない。青空も。だから曇天。町も暗い。まあ、冬は町も暗くなるのだが、曇っている日はなおさらだ。
 今朝はまずまずの時間に起きてきた。一発起きだ。二度寝はない。少し早い目に寝たためだろうか。その前日夜更かししたためか、睡眠不足気味だったのか、昨夜は遅くまで起きていられなかった。それで早い目に寝たのだが、寝付きはよくなかった。しかし、横になっているだけでも体力のHPは回復するだろう。
 寒さはそれほど厳しくはないが、このあと寒くなってくるらしい。まだ夏の掛け布団。電気毛布は付けているが、とろい。それでもまだいける。掛け毛布を用意しているのだが、前回寒かった日にかけただけで、常用ではない。本当の寒さは、この前にもあったが、ここ数日は暖かい目。だからこの雨などのあと、寒くなるものと思われる。それに、その頃はもう12月で、立派に冬。暦の上からも冬なので、冬の気温であってもおかしくはない。例年のことだ。
 昨日は夕方行く喫茶店が夜になっていたので、その戻り、ついでにスーパーで買い物をする。食材が切れていたので。平日の遅い目なので、レジは混んでいなかった。
 白菜、ホウレン草、人参。ついでに弁当も。厚揚げや豚まん。練り物や大根。厚揚げは四つ入りの三角。これが安くて固い。一度に使わないので、冷凍する必要がある。
 練り物は魚の厚揚げ型。だから三角。これは練り物コーナーにあり、ちくわなどが並んでいるところ。ちくわも魚なのだが、そうは思えないほど。
 ここでおでんセットを買えば、大量の練り物が安く手に入るのだが、魚率は低そう。
 練り物にも色々あり、さつま揚げや加賀揚げなどがある。いずれも野菜などが仕込まれている。魚と野菜なので、いい感じなのだが、魚の気配が分かりにくい。
 豚まんは二つの専門店が争っている。蓬莱か天心かは忘れたが、そこにパン屋系が乱入。パン屋系は安いが小さく具も少ない。551もある。駅の売店などにあったような気がする。それと餃子と。
 豚まんがご飯で餃子をおかずにして食べる。どちらも中に入っているのは同じようなものだが。それにどちらも小麦粉で包んでいる。この小麦粉がご飯だ。だから既に完結した世界なので、ご飯とおかずを同時に食べているようなもの。
 しかし豚まんの方がパンらしさがある。パン屋は豚まんを作るが、餃子は作らない。
 要するに豚まん、ピザまん、肉饅。このあたりは完結したご飯になる。あんまんは少し別だが。あんまんは温かいあんころ饅頭に近くなりすぎる。紅白饅頭を食べきれないように、あんまんは厳しい。
 蒸かして丁度いいパンなので、玄米パンのほやほやに近いかもしれない。
 ロバのパン屋の前は、玄米パンのほやほや屋が町内を回っていたのだろうか。蒸かしパンだ。暖かいので冬場のものだろう。焼き芋屋と重なるが、同じ人がやっていたりする。
 今はスーパーなどの大型宅配車が来ていたりする。今のところ注文製だが。
 また軽ワゴンで回っている八百屋のようなのもある。豆腐屋もある。
 
 夜の徒歩散歩は寒いがまだ続けている。昨夜はパナソニックのGF1初代に望遠電動ズームを付けたのを持ち出す。パナソニックのレンズで、キットものではなく、単体で買ったのはこの一本だけだ。かなり前に中古のG5を買った後に、買っている。今は中古で9千円ほどで出ている。買ったときはもう少し高かったのはレンズも付いていたためだろうか。しかし、そのレンズもかなり安いのだが。こちらも電動だ。これはレバー式で使いにくいがパンケーキタイプだ。
 G5に付けていたときよりもGX1に付けたときの方が写りがいい。やはりボディーが新しいためだろう。しかし、GX1も結構古いので、中古で安い。それを以前買っていた。今はGX8だが、初代からの流れではGX7マーク2かマーク3だろう。形はソニーα6000タイプ。ここでも家電同士の戦争だ。当然ハーフサイズのパナソニックミラーレスの方が安いし、中古での値崩率も高い。
 だが、このGX1初代のピントはよく合うし、写りもかなりいい。レンズも電動ズームの望遠といういつの時代のものなのか想像は付くが、動画用だろう。このコンビで薄暗いところを写すと成績がいい。
 GX系なら、GX7マーク2が安いのではないかと思える。店頭でかなり落ちていた。マーク3は高いが、電子ファインダーが回転するので、初代からの流れではこれだろう。
 付いているキットレンズで分かる。標準ズームが付くか、ライカの50ミリ相当の明るい標準単焦点レンズが付くかの違いで分かる。
 それよりも、このカメラ、持つと手に吸い付く。昔のリコーのコンパクト系の名機のように。それより大きく重いので、心地よい重さと感触が伝わる。
 ストリートフォト機とされているだけに、街中の生活範囲内で取り出しても違和感が少ない。大袈裟な機材ではないので。
 これに電動望遠ズームを付けると、ライカ望遠風。筒が細いのでスマートだ。ここはハーフサイズの恩恵だろう。レンズの口径が小さく、目立たない。
 パナソニックミラーレスは最近は目立たなくなったが、操作性などは、ライバルのα6000系よりもいい。
 GX1初代にこのレンズを付けて暗いところを写したが、手ぶれ補正は十分効いている。しかし、レンズ内補正だけで、しかも2.5段分程度。今はボディー内補正だけでも五段あるし、レンズ側と合わせれば、ということで、手ぶれに強いのだが、レンズ式2.5段でも十分。
 パナソニックのデジカメ、その後あまり調べていないのはハーフサイズ系ミラーレスが黄昏れ始めたためだろうか。
 軽くて小さな富士へ走ったり、AFの凄いソニーへ走ったりするし、キヤノンもある。
 だからオリンパス、パナソニックは何か沈み込んでいる。
 さて、それを持っての夜の散歩だが、猫がいたので写す。問題なく写せる。望遠で。
 
 
 
■■ 2019年11月26日 火曜日 午前10時20分
 
 今朝は曇っている。昨日も曇っていたが、雨にはならなかった。降りそうなほど空が暗かったのだが、持ったようだ。
 そして昨日もそうだが、少し寒くなっている。風が強いだけかもしれないが、その影響も大きい。ある日とない日とでは体感温度が随分と違う。それよりも実際に気温は下がっているようで、ここ数日暖かかったためだろう。これで例年に戻るのかもしれない。さらに寒くなっていくはずだが、まだ暦の上では秋。11月なので。あと数日で12月となり冬になるが。このあたりは秋らしい日と言うより、冬が入ってきている秋なので、境界線、繋ぎ目があるわけではない。区切りはない。
 だが、日々は、ある区切りがあり、それは日ではなく、ある時間帯からだろう。ガクンと寒くなったりする。ここは区切りがある。徐々にではない。だからそれほど滑らかなものではないが、それは日々で、季節単位ではない。
 少し寒くなったのだが、それほど防寒への考慮はなく、配慮もしていないで、外に出ている。昨日と同じ服装という意味だ。これは布団から出たとき、それほど寒く感じなければ、そのままでいい。ここで先ず体内寒暖計で分かるので、この感覚がノーマルなら、そのままでいい。ノーマルとは、まあ、いつもと同じという感じで、異常なし。ただ、そのいつもは変化しており、同じではないのだが。
 昨日の異常は今日の日常だったりする。
 昨夜は夜更かしだったので、今朝は遅い目に起きてきた。当然のことで。これで早い目に起きてくると一日がしんどいだろう。しかし、もの凄い遅起きと言うほどでもないので、昨日と変わらないかもしれない。どちらにしても夕方が早く来て、その時間帯に行く喫茶店が辛い。それで昨日は近所の喫茶店へ行った。
 夕方の喫茶店から戻ってきて、しばらくしてから近所のスーパーへ行くことがあるのだが、そのスーパーへ行く時間帯に喫茶店に行っている感じ。だから、野菜とかおかずなどの食材が切れてしまう。まあ、似たようなものはコンビニにもあるので、一日ぐらいは問題はない。
 夕方行く喫茶店にもスーパーはあるが、大きなスーパーなので、しかも夕方で混んでおり、レジに行列ができる。これが面倒なので、その時間は行きたくない。
 そのすぐ近くに生協があり、こちらもスーパーだが、ガラガラ。レジも並んでいない。まあ、大きい目の食材だけを抜き出したコンビニのようなものになっている。レジで並ばなくてもいいが、袋をくれない。
 今朝はいつもの喫茶店が定休日なので、その近くの高い喫茶店へ行く。これが毎週のことになった。週に一度だけ来る客だ。ここへは正月にしか来なかったのだが。そのため、毎週正月が来るようなものだ。
 
 今朝のお供のカメラはパナソニックの旅カメラTZ95。分かりにくい型番だ。ネオ一眼は85だったりするので、紛らわしい。
 TZ95は今年出たカメラ。ポケットに入る700ミリ越えの高倍率ズーム機で、普及機。先日買ったソニーのWX800と同じ路線だが、WX800の上にもう一台ある。本当はそちらとライバル関係だが、WX800の方が小さい。700ミリ越えタイプとしては世界最小最軽量。こちらの方がポケットカメラ、懐刀カメラらしい。
 一方パナソニックはTZ85はライカ風。ファインダーがあるので、それを覗きながら写せる。そのためか、カメラが大きく重くなり、夏場はそれを入れるポケットがなかったりするほど。以前よりも大きく重くなっているが、持ったときの感触は高級車のように安定している。もはやコンパクトとは言えないが。ファインダーが大きくなり、解像力も上がり、一昔前のミラーレスのファインダーよりいい。
 昨夜は薄暗いところでのカメラ比べをしていた。こういうのは一眼レフやミラーレスならいとも簡単にピントが合うし、露出も追従するだけの感度もあるのだが、コンパクト系になると、しんどくなる。
 それで、色々なカメラで試していたのだが、ソニーは暗いと合いにくい。合わないわけではないが、時間がかかる。それと合いやすいところを狙わないと、なかなか合わない。
 ソニーはピントさえ合えば、露出は合成で昼間のようにい写してくれるので、見事なものだが、まずは合わないと話にならない。
 ニコンは頑張っているがフルオートでは感度の上限が早いので、無理。だからプログラムモードに入れ、3200まで上がるようにする。しかし、これではまだ足りない。2分の1秒程になるが、もの凄く手ぶれ補正が効いており、1000ミリ近いところでも何となるのは凄い話だ。コンパクト系だが手ぶれ補正五段というのは凄い。
 パナソニック系はフルオートでも感度の上限まで上がるので、切り替えなくてもいい。上限と言っても3200しかないので、足りないが。それでもピントがよく合うし早い。これは見事なものだ。じわじわと合うのではなく、さっと合う。
 ここで一番強いのはFZ300だった。これはネオ一眼だが、一発で合うし、3200までの感度しかないので足りないはずだがレンズが明るい。全域F2.8が効いており感度二段分ほど、これで稼げる。
 TZ85はあまり望遠にしなければ、何とかなる。
 それでドキュメンタリー系というか、どんな状態でも対応しやすいカメラ。
 TZ85はコピーライカ風で、本物のライカよりも往年のライカに近いのではないかと思えたりする。レンズもライカが付いているし。
 つまりパナソニック対ソニーの戦いはライカ対コンタックスの戦い。どちらもパッチものかもしれないが。
 
 

■■ 2019年11月25日 月曜日 午前10時19分
 
 今朝は暖かいが、曇っており、空が暗い。かなり暗いので、雨かもしれない。雨が降る前のムッとした空気。それで暖かいのかもしれない。湿気があると言うことだろうか。こういうときは裏地がさらっとしたダウンジャケット系がいい。裏地の滑りがいい。毛が立ったタイプはこういう日は蒸れやすい。それほど暑くはないが、痒くなりそうだ。
 スーツなどの裏地のあのツルッとした感じが良いのだろう。暖を求めて裏に毛を貼り付けたものも良いのだが、湿気ているときは、着心地が悪かったりする。
 寒い日、白いカッターシャツを着るとき襟が冷たいだろう。あの朝の感触というのが、引き締まるのかもしれない。まあ、気を引き締めて出掛ける用事などない場合は別だが。だが、その冷たさも悪くはない。当然冬場はマフラーが必要だ。
 このところ気温が高い目だが、そろそろガクンと気温が下がり、寒くなるはず。暖かくなる前の寒さよりもさらに寒いのが来るかもしれない。
 今朝は安っぽいダウンジャケットだが、これがダブッとしているので、着心地が良い。当然裏地はツルッとしている。僅かだがアンコが縫い込まれているのだが、頼りないほどボリュームがない。防風防寒の表示はなかったのだが、防水だけはあった。防水があるのなら、風も防ぐだろう。アンコの量は少ないが、防寒も可能だろう。
 今朝は防寒ズボンは履いていない。夏場も履いていた綿のズボン。これが寒いと感じたのだが、ここ数日の暖かさで、これで十分。先日買った防寒ズボンは重くて窮屈。そして意外と後ろが寒い。背中側だ。
 ところが綿のゴムパンは背中が寒くない。背中の下、腰の上あたりだろうか。そこが防寒ズボンの場合スカスカして隙間風が入って来る。
 これはベルトで止めているためだ。しかし、背骨の下あたりで浮いている。相撲取りの回しの後ろ側の帯の部分、さっと手を突っ込まれるほど緩い。指が簡単に入る。これではまわしを取られる。後ろ回しを。
 ところがいつも履いているようなゴムで止めるタイプのゴムパンは開かない。生地も柔らかいためだろう。隙間が出ない。ピタリとゴムで閉まっているのだ。これが盲点だ。
 この腰の上の背骨の下あたりはカイロなどを貼る場所。ここが冷えると寒いためだ。骨を冷やすなと言う感じ。まあ、肉や脂肪が少ない場所なので、冷たくなるのだろう。腰を冷やすな、というのはここだろう。
 まあ、そのベルト式暖パンも、分厚いシャツなどを着てズボンの下に入れると、何とかなる。腹巻きだ。
 ズボンというのは腰に来る。腰が敏感に反応する。そのあたりで止めるし、境界線のためだろう。腰と裾。端と端だ。その境目がポイント。
 だが、この暖ズボン、重いので疲れる。
 それで、ジャージ風なのを見付けている。その暖ズボンよりも高い。ただのジャージなのだが、高級ジャージズボン。当然上もある。どちらも高いがスポーツ用に特化したトレーニングパンツではない。普通の街着として履けそうな感じ。これを注目したのは腰のゴムのボリューム。その幅の広さと弾力。
 まあ、スポーツでも腰を痛めたりする。相撲取りの回しのように腰をしっかりと絞めたものが良いのだろう。腰へのテーピングのようなものだ。
 まあ、このタイプのズボンは部屋で毎日履いているし、実際にはパジャマだ。
 女性が履いているスカートのようなズボンが案外暖かいのかもしれない。かなりゆったりとしているタイプだ。足首まであるスカートの股を割ったようなもの。
 だから、ジャージズボンもピタリとしたものではなく、ゆったりとしたものがよかったりするが、スポーツと矛盾する。
 
 今朝のお供のカメラはキャノンのネオ一眼SX70で去年の年末近くに発売され、すぐに買ったので、一年近く使っていることになる。
 21ミリから1400ミリ近くある高倍率ズームで、ファインダーはイオスM系と同じだとされている。だからコンパクト系ネオ一眼のファインダーとしては大きく精細。これが気持ちがいい。
 動作は早く、ズームも早く、操作性に関しては申し分ない。まずまずの大きさ重さなので、鞄の中に入れていてもずしり感がない。当然、持っても重いという感じはない。カメラの大きさから比べると、持ったとき軽く感じる。
 先日中古で買った五年前のソニーのネオ一眼に比べると、AFの自動化が進み、バタバタしている。自動認識だ。余計なものを掴んで離さなかったりする。そんなときは十字キーの左を押せば一点AFになる。終わらすにはもう一度キーを押す。これはフルオートのお任せモードのときだけ。他のモードでは専用ボタンがあるので、そちらでやる。
 要するにAFの自動認識を止める機能がしっかりとある。これがないと、思っているところにピントが来ないのだ。
 自動認識は囲むタイプで、被写体を枠で囲む。その大きさは被写体の大きさにより、まちまち。これはそのままミラーレスのイオスMと同じ仕掛けだろう。
 最近は枠で囲むのではなく、より細かく分割された小さな箱が複数つくのになっているが。
 一年ほど使った感想は、安定感があることだろう。凄い写りをするわけではないが、白飛び黒つぶれが比較的少なく、階調が結構広い。露出も安定しており、荒れない。
 自転車に乗って、少し遠くまで出るとき、何でも写せるカメラを持っていきたいもの。何と遭遇するか分からないので。そんなときはとりあえず、このカメラを持って行く。ただ、別のカメラを新しく買った場合は、そちらを持って行くが。
 特に機材へのこだわりがない場合、これを鞄の中に入れる率が高い。何を写すか分からないのだが、なんでもこなせるのがこのカメラ。ただ、暗くなると厳しいが、移動範囲内の日常的な明かりがあればフルオートでも写せる。感度は800ほどで止まるが。それより暗い場所になると、プログラムモードに入れて感度を3200に上げないといけないが。
 感度800でも対応できない暗さの場合、フルオートだと暗く写る。スローシャッターのリミットを超えるためだろう。手持ちなので8分の1秒あたりで止まり、その下へは行かないので、暗く写るが、水銀灯などはそのまま写る。
 まあ、ズームが軽快で素早く、ファインダーも見やすく、さっと写せるので、ちょい写しで、さっと撮すときのスピード感は軽快。
 
 
 
■■ 2019年11月24日 日曜日 午前9時57分
 
 今朝も昨日に続き暖かい。気温も高い目。夜も10度を超えているので、寒さはまし。
 今朝ぐらいの気温なら秋物がちょうど。しかし、すぐにまた寒くなるので、秋物を引っ張り出すのが面倒。すぐにまた引っ込めるので。それで暑いとは思いながら、分厚いのを着ていたりする。
 しかし、まだ着る機会があると思っていたネルシャツに裏毛が付いているタイプを着る。これは普通のカッターシャツと同じデザインなので、首元が寒い。しかし、先日買った化繊オーバーよりも暖かいのではないかと思えたりした。これは重さだろうか。化繊オーバーはほんの僅かだがアンコが入っている程度。そして防水性があること。そして一番は首が暖かいこと。顎まで隠れる。しかし、綿入りよりも裏に毛の生えているタイプの方がどうも暖かいようだ。
 これで冬物コート系、ジャンパー系はダウンジャケット系と裏地系との戦い。これは毎年繰り返されているように思える。裏に毛や突飛が出ているタイプで表地が綿が良いのではないかと思える。どうも化繊は頼りない。ただ、そうなると少し重い。オーバーはウールが本命だが、これが重い。
 まあ、ネルシャツの毛羽だったようなのが暖かかったりする。化繊でもいいので偽ウール地で毛羽だったものなら、暖かいかもしれない。そういうのを一冬ずっと羽織っていたことがある。防水性も何もなかったが。寒いので下に毛糸のセーターを当然着ていたが。
 それと似たものがユニクロで定番としてあったのを思い出した。裏に毛は生えていないが。
 今朝はまずまずの時間に一発で起きてきた。二度寝はない。これがもう少しだけ早く目覚めると、まだ早いと思い、二度寝しただろう。今朝は二度寝すると、遅起きになる可能性が高いので、起きたようだ。相撲の立ち合いと同じで、待ったなし。一回で立てた。これが寒いとそうはいかなかったかもしれない。
 11月も終わりに近い。すぐに12月の声を聞くだろう。紅葉云々と言っているが、それもさっと去る。サクラの並木道の葉がまだ赤く残っている間は秋だろう。これが全部落ちると冬。こういうのは分かりやすい。下手な天気予報よりも、おおよそのことが分かる。
 昨日は久しぶりに和風ファミレスへ行く。小さい目のばら寿司、小さい目のそば、そして天麩羅の小盛り盛り合わせ。これは100円台だ。海老も入っている。魚はアジだったが。レンコンとサツマイモ。いずれも小さい。
 ミニそばは天かすが目一杯入っている。これはハイカラうどんとか、ハイカラそばとか呼んでいる部類。そこまで多く天かすを乗せていないが、ワカメが加わる。これも結構量が多い。だからハイカラそばとワカメそばを合わせたようなもので、ネギも結構入っていた。ここに先ほどの天ぷら盛り合わせの海老を入れることで、天麩羅そばになるが、正確には海老天麩羅ハイカラワカメそばということになる。
 そういう豪華なことをしていた。その状態にそばに盛っても、まだ天ぷら盛り合わせは使い切っていないので、豪華だ。そしてご飯が欲しいのでばら寿司、これはちらし寿司のこと。大した具は入っていないが、錦糸卵と青い豆が目立つ。それと紅ショウガ。赤、青、黄とバラエティー。グリーンピースは緑と青の間ぐらい。黄色みが少ないので、青に傾いているが、実際には緑。
 天麩羅を取ると、天出汁を入れてもいい権利が生じる。これは魔法瓶の中に入っており、小皿があるので、それで入れる。これはすましのおつゆとして飲める。味噌汁を取る必要はない。和風スープだ。天麩羅につけて油っこくしなくてもいい。そのままこの出汁を飲むこともできる。
 だが、ご飯のおかずにそばやうどんをつけるのは、出汁があるためだ。だから味噌汁を取る必要がなくなる。
 土曜日の夕食時のファミレス。一人客は誰もいなかった。そして自転車で来ている人も。
 
ニコンZ50発売開始
 このカメラはフルサイズミラーレスとは兄弟で、同じマウント。そのためか、デザインも似ているが、かなり小振り。ニコンらしい堅実な造りで、グリップの飛び出しを恥ずかしいとは思わず、堂々とつけ、クラシックイメージなど無関係なカメラ。まあ、普通のカメラという感じで、特に何処がどうのという特徴はなさそうだが、そのあたりがニコンらしい。飛び出したところ、新機能、などはあまりやらないのだろう。
 一眼レフタイプのDシリーズの二桁台、つまり中級機レベルに相当するようだ。だからこちらが持っている一番安いニコンの一眼よりも上の機種。ただ、一眼レフと、ミラーレスとでは比べにくい。
 ミラーレスの優位性は暗いところでもファインダーが明るく、ピントを合わせやすい。
 一眼レフだと中央一点の場合、何処にその一点があり、何処が中央なのかが暗いと分からない。ファインダーに黒い線で、それなりの枠は引かれているのだが、暗いのでその線が見えない。半押しするとランプがつき、中央部がやっと分かる。多点測距なら何処かにあたって合うことが多いが。その測距点の多さがミラーレスの良さだが、コンパクトデジカメのように、最初から中央部に見えやすいマークがあれば、あてがいやすいのだが。
 しかし、この新発売のカメラ15万か16万しているはず。ダブルズームキットだが。キャッシュバックが2万あるので、12万から13万ほどだろうか。それでソニーのα6400とかと並ぶはず。
 キヤノンのミラーレスよりは高い目なのは、新しいためだろうか。
 ただ、この新マウントのレンズが少なく、キヤノンのように高倍率ズームキットはなく、その存在がそもそもまだまだで、このカメラ向けのレンズはキットレンズの二本だけだったりする。当然フルサイズミラーレスマウントのレンズも使える。だが大きく重い。
 今まで使っていたカメラのように、簡単に乗り換えられないのは、レンズがないためだ。そのうち出てくるだろうが。
 それで、久しぶりにD3400を出してきて、少し使ってみた。いつものレンズではなく、高倍率ズーム。
 これはシグマとタムロンを同時に買っている。サンダ対ガイラの戦いで、タムロンが勝ったのだが、敗者復活戦で、もう一度試してみた。
 今度は不思議とシグマが勝った。こちらの方が高いし、塗装も良いし、ズームリングも軽いので、操作はいい。少しだけ重いが。そして望遠端が、少し短い目。ただ、最短撮影距離は驚異的で全域で35センチ。
 28から400近いタイプで、これを超える短さのはないだろう。何せ全域なのだ。だから望遠端でも30センチ台。当然レンズ先端からではない。だから望遠側だとフードをしておればすれすれに近い。
 タムロンとの再試合で勝てたのは、暗いところを写したとき、シグマの方が明るく写る。設定は同じで、レンズを変えただけなのに。
 さて、こういうレンズがZ50ではすぐには付けられない。一眼レフの中級機に買い換えるのとはわけが違う。マウントが変わるためだ。
 Z50はミラーレスで軽く小さいが、一眼レフの3400もかなり小さく軽い。世界最軽量現役機はD3500。だから小ささ軽さではミラーレスとの差はなかったりする。
 ニコンとキヤノンはまだ、こういった軽い一眼レフを出し続けているのだが、ミラーレス人気に食われてか、ぱっとしないが。それだけに結構安い。レンズは中古で腐るほどあったりするし。
 それとバッテリーの持ちが良い。千枚以上写せる。ただし純正のキットレンズとの組み合わせだが。
 つまり、レンズ内手ぶれ補正なので、そこで電気を食うのだろう。それと当然AFもモーターで動かすので。一番食うのは液晶だろう。一眼レフなので、液晶は一切使わなくてもいいが、メニューを繰ったり、プレビューで見ることはある。
 ただ、最近の一眼レフは、ミラーレスにもなる。鏡がなくなるわけではないが、上げてしまい、使わない状態にするのだろう。そのため、切り替えるとミラーアップ音が鳴るが。
 だからシグマのレンズなどを付けて、400ミリ近くで35センチまで寄れるというのは、ニコンやキヤノンなどの一眼レフでないとできない芸当。ペンタックスマウントもあったような気がするが。
 高倍率ズームは良いのだが、広角端で寄れない。35センチなら、そこそこ寄れるので、広角マクロもしやすくなる。
 今朝はそのニコンとシグマで朝の喫茶店まで向かったのだが、やはり一眼レフのファインダーは写真を写しているという雰囲気になる。一眼レフの良さはこの光学ファインダーとミラー音にあったのではないかと思える。ミラーの瞬きと振動、これで写した手応えがし、盛り上がる。
 要するに具体的な物理的なものに触れると言うことだろうか。
 
 
 
■■ 2019年11月23日 土曜日 午前9時44分
 
 今朝は晴れていて暖かい。暦の上では秋晴れだろう。モミジがやっと街中でも赤くなり出した。これは庭木のモミジでも品種が違うのだろう。赤くなっていても茶色く、色も映えないのをよく見かける。今朝はしっかりと赤いモミジを見た。違うところの庭木だ。だから、品種が違うのだろう。また、モミジだと思っていたら、違っていたりするかもしれない。赤くなるのはモミジや楓だが、どれが楓なのか分からなかったりする。実際には見ているのだが、それが楓だと気付かなかったりする。モミジほど有名ではないためだろう。
 近所で色付いているのはサクラが多い。桜並木が多いためだろう。モミジ並木など、あまり聞かない。あとはイチョウ並木。こちらはまだ、まっキイキイにはなっていない。これは大きな葉が付いたりする。そして形も分かりやすい。
 それで、今朝は朝から既に紅葉狩り。まだ喫茶店まで着く前の道筋だ。これで十分ではないか。
 しかし、先日から真冬のように分厚いのを着ているので、今朝は暑く感じる。着ている枚数は同じだが、それぞれが分厚い。寒さよりも暑くてバテたりしそうだ。
 今朝はまずまずの時間に目が覚めた。かなりいい時間で、納得できる時間だが、もう少し蒲団に未練があるのか、もう少しだけ、そのままの状態を維持していた。これは寝てしまうことになるのだが、確実に二度寝となった。確信犯だ。それで目が覚めると、怖いことになっているのではないかと思い時計を見るが、まずまずの遅い目の時間で、悪くない時間だ。この時間なら前日の遅起きから比べるとかなり良い方だ。普通に戻れたような。
 昨日なども夕方前に行く喫茶店が夜になり、面倒なので、近所の喫茶店にした。それで往復が早いので、時間をそこで取り戻した感じだが、それでもまだ夕食は遅い目。昼を食べたのが遅いので、腹がすかないのだろう。
 まあ、目覚めは分からない。何時頃起きるのかは、起きてみなければ分からない。ただ、良い時間帯に目が覚めているのに、また寝てしまうことがある。
 まあ、よく寝る方が良いので、早起きする必要はないのだろう。
 
FZ85
 ソニーのネオ一眼の写りが凄いので普通のミラーレスなどもタジタジになるほどいい感じで、それらを超えるほどの写りをするので、これは怖い話だ。これで五年前のカメラとは思えない。
 そのため、他のカメラと比べても、今まで持っているカメラが負けてしまうほど。
 しかし、ここに隠し球ではないが、隠れたる名機がまだ残っている。これは以前にも言っていた意外によく写るカメラで、パナソニックのFZ85というネオ一眼。誰もそんなカメラなどマークしていないだろう。しかし、結構新しいのでカメラ屋へ行けば普通に並んでいるが、キヤノン、ニコンに隠れて、目立たないが、それなりに安い。
 ところがスペックを見ると20ミリ始まり。そして1200まであり、デジタルズームをオフにしていても、2400まで行く。これは劣化しないとされているもので、まあ倍だから、行くだろう。その程度は。
 ソニーのネオ一眼は24から1200でキヤノンは最新機は21ミリから1400ミリ近いので、ここはキヤノンが強いが、レンズ開放は普通。ソニー、パナソニックはF2.8と明るい。
 さらにパナソニックは望遠端でもF5.8で、ほとんどF5.6で1200ミリとしては明るいだろう。これで感度が6400必要なところが3200で済む。それと手ぶれ補正が、このカメラは強い。画面がピタリと止まるのだから、それだけでもブレて画質を損なう率が低くなる。
 感度は大したことはなく3200あたりで止まる。しかし、お任せモードのフルオートでも3200まで感度が上がるので、切り替えなくても良いので楽。
 そしてさらに良いのが最短撮影距離。望遠端で1メートル半というのは凄い。ソニーは2メートル半を超えるだろう。
 そういうことを考えると、意外と凄いカメラなのだ。そして写りは普通。特によくないが、特に悪くはない。目立った特色がないのだが、暗いところでも何とかこなす。
 それと意外と素早い。起動は瞬時。そしてすぐに電子ファインダーを覗いても営業中で、ワンテンポの遅れがない。これは自動切り替えがないためかもしれない。普通は電源を入れれば背面液晶が見える。そしてファインダーを覗いたとき、切り替わるので、この切り替えで少しだけ間があり、営業していないときがある。このカメラは、幸い手動切り替えしかないので、早いのだろう。
 たとえばキヤノンミラーレスのイオスMなどは、ファインダーを覗いても、すぐに見えない。ワンテンポある。高いはずのミラーレスの方が遅い。安いネオ一眼の方が早い。
 そしてすぐにズームレバーを引くとさっと動く。ソニーは少し間があったりするが、それほど遅くはないので、気にならない程度。しかし、一寸モタッとしてからズームが動く。
 電子ファインダーは今のミラーレスのそれを覗いた目からすると、粗いが、見えないわけではない。
 AFもよく合い、暗いところを苦手としない。カメラが新しいので、最新のパナソニック式空間認識なんとかのコントラスト式が効いているのだろう。結構早い。
 まあ、普及タイプのコンパクトカメラレベルなのだが、意外とよく写るし、条件が悪くても、平気な顔。
 それでソニーのネオ一眼の写りも凄いのだが、画質的はそこそこのカメラの方が撮しやすかったりする。
 20ミリF2.8というのを手軽に使えるのもいい。電源を入れたとき、その状態なのだから。F値はこのタイプのカメラはほぼ開放でしか撮さない。解放が一番綺麗なためだろう。余程明るいものに向けないと、絞らない。だから一番画質のいい開放から動かないので、最適だ。これで、絞り優先などのモードはいらない。最初から開放のままになっているようなものなので。また絞っても深度はそれほど変わらない。
 際立ったところがない平凡なカメラだが、意外と操作性がよく、しかも条件が悪くても写るし、画質もまずまず。まあ、こういうタイプのカメラに画質は誰も期待しないのだが、意外とよく写っている。しかも条件の悪い状態でも。
 
 

■■ 2019年11月22日 金曜日 午前10時42分
 
 今朝は曇っており、空は暗い目。気温はよく分からないが、おそらく寒いのではないかと思われるが、曇っている日はそれほどでもなかったりする。雨の日とかも。それと今朝は風がないし、冷え込みもないようだ。。
 既に真冬の格好をしているので、この格好で寒ければ、真冬に着るものがなくなる。
 これは例年のことで、冬の初めはもの凄く寒いと感じ、早い目に冬仕様に変えるのだが、冬に入ってしまうと、それほど寒くはなかったりする。慣れもあるのだが。
 今朝などは分厚い目のネルシャツや、毛糸のセーターなどを着込んでおれば、上はペラッとしたパーカーでもいけそうな感じだ。鎧のようなダウンジャケットを着なくても。雨除け風除けのウインドブレーカーで十分かもしれない。
 昨日はやっと防寒ズボンを買ったのだが、意外とスリム。中に反則技のスポンジのようなものが仕込まれているとは思えない。しかし、それだけに細く感じる。デニム地の紳士ズボンのような感じだが、ピタリしすぎてか、股が苦しい。
 寸法直しが必要なようだったが、そのままにする。生地を切られるのがもったいないというわけではない。LサイズでもSサイズでも値段は同じなので、また、切った生地はもらえるはず。腕章として使えそう。
 裾を数センチ切った程度では、ズボンを削られたとかと思う人はいないはず。それよりも、レジだけで済まないで、もう一度来ないといけない。それが面倒なだけ。
 しかし、松の廊下ではないが、長袴状態になる。それで歩けないかというと歩ける。そうでないと城中をウロウロできないはず。ただ、この服装では活発な動きはできない。ところが刃傷沙汰となる。
 それよりも冬場、自転車に乗ると足首が寒い。靴下をはいていても寒い。自転車に乗ると足首が見えるためだ。だから長い目のズボンだと、まだ隠れている。
 つま先まで隠れるのではないかと思えるほど長いが、靴を履くと靴の口当たりで止まる。地面まで行かない。だから塊ができるが。ズボン溜まりのように。
 足首に袋でもつけているのかのように。これが結構暖かい。これで、足首がスースーするというのが緩和。切れないで残しておいた方が、得なのは、こういうとき。当然普通に歩いているときも、地面を擦るようなことはない。だから折らなくてもいい。折ると反則技のアンコが見えたりしそうだが。
 だが、股ぐらが窮屈なのが気になる。一応伸びる生地とは書かれているが。ベルト式のため、やはりゴムパンがゆったりはけて良い。
 いつもはいているズボンは柔らかくて緩いゴムパン。こちらの方がよかったのではないかと思えたりする。だが、少し薄いので、寒いことは寒いが。
 冬の後半、普通の綿の分厚い目のズボンをはいていたが、これが意外と寒くなかった。中にアンコを入れなくても、いけるので、普通の冬向けのズボンで十分だったりする。
 それよりも今朝は遅起きとなり、かなり厳しい時間。まあ、寝不足気味に早起きをするより、納得できるまで寝て、そして起きてきたときの方が好ましい。無理のない起床ということでは。
 
 

■■ 2019年11月21日 木曜日 午前10時07分
 
 今朝は晴れており、風がないためか、気温は低い目だが体感温度はいい感じ。だから寒く感じない。
 風がないだけで、これだけ違うのだろう。しかも昨日に比べ、雲が少なく、陽射しも十分。空が荒れていないということだろう。
 昨夜は結構寒く。二灯の電気ストーブをフルにつけた。以前は一灯のポール状のものだったので、それ以上暖かくならなかったが、去年買ったのは二灯なので、もう一段暖かくできる。それと、タイプが違うらしく、こちらの方が暖かいというか、差はあまり分からない。逆にスイッチを入れてから少し間がある。すぐには暖かくならない。
 10度を切り、夜中は5度を切り出すと、これはもう冬そのものなのだが、まだまだ冬としては序の口。だが、この口が寒い。真冬にこの温度だと暖かい方だろうが、今は真冬よりも厳しく感じたりするのは序の口のため。初っぱなはそんなものだろう。
 今朝はまずまずの時間に起きてくることができた。かなり早い時間帯に目が覚めたのだが、ここで迷った。このまま起きれば結構な早起きになる。もう一度寝ると、昨日のようにもの凄く遅い時間まで気付かずに寝てしまう可能性もある。幸い今朝はまずまず遅い目の目覚めで難なきを得た。こればかりはコントロールできない。目覚まし時計をつけるほど大切な用件があるわけではないので、そこは自然な目覚めに任せている。意外とこれは正確で、前日と同じ時間内に目が覚めたりする。ただ、大きく狂うこともあるが。
 寝起き行くいつもの喫茶店はすいている。喫煙室は無人だった。これがもう少し早い目に行くと混んでいる。いずれも何らかの用事で来たとき、寄るのだろう。そのためきっちり同じ時間帯に来ている定期便の客が多い。時間固定客だ。
 紅葉シーズンだが、近所の紅葉を見ている程度で、これといった場所には行っていない。自転車で少し足を伸ばせば良いのだが、そのタイミングが掴めない。遅起きとかや天候や体調などで。体調は気分の問題が多いが。まあ、少し風邪っぽいと、それを理由に出るのを諦める。迷っているときなどで、行かない方を選ぶ方が楽。行楽といえども楽ではない。
 近所の寺社、特に神社は境内に入れるので、そこの紅葉などを写す方が手っ取り早かったりする。神社といっても村の神社。土地の人にしか関係しないような。氏子がいるので、氏神様だろう。
 城などはなくなっても、こういうのは残る。しかも村単位にある。まあ、自治会レベルの規模だ。全員の顔が分かっているような。
 昨日は寒かったので、防寒ズボンを見に行った。そういうコーナーがあり、そこに並んでいるのだが、以前よりもましになっている。1980円で防寒ズボンはあるのだが、ツルッとしたタイプで、裏に毛羽立ったものが付いている。くにゃっとしたタイプ。
 そうではなく、表地がジーンズのようなタイプや、普通の綿のズボンのようなタイプが増えている。裏側だけ反則をしている感じ。普通のズボンなので、芯があり、形がある。
 それと最近のズボンは寸法直しがいらないので、500円ほど浮く。待たないといけないし。それが嫌なら折れば良いのだが。
 ウエストサイズと股下サイズから選ぶタイプと、単にLMSから選ぶタイプがあり、後者が楽。ただウエストサイズから選ぶタイプでも、それほど種類が多いわけではなく、結局数段階で、数字の一番小さいのがSサイズになる。
 昨日買いそびれたのは良いのが二種類あったためだ。値段は同じようなもの。ただ、ポケットの位置が太ももの横ではなく、少し下腹部に近い側にある。Gパンほどには前に来ないし、かなり深くて大きいので、気に入った。大きい目のデジカメでも簡単に入りそうだ。井戸のようにポケットが深い。
 しかし、スリムタイプ。絵札を見ると、自転車の絵。足首に絞りはないが、細い。ここは袴のように広い方がよかったりする。チェーンカバーがあるので、引っかかったりしない。だが、常に擦れているが。
 そして色は黒っぽい方が良い。汚れやすいので、汚れがすぐに分かるので。それと日焼けして、ハゲてくるし。だから濃い紺系がいい。明るい茶色は汚れが目立つ。
 どちらにしても綿生地の表地なので、がっしりしている。ポリエステルの方が軽いのだが、クニャクニャ。
 それと裏地のアンコだが、毛が生えているのが多かったが、スポンジのようなものに変わっていた。突起のないタイプ。
 夏用の綿ズボンが今なら1000円台まで落ちている。この前まで履いていたタイプだ。そちらもSML式なので、さっとレジへ持って行けば、それで済む。こういうのは履きつぶし、汚れたり、破れたりするので、安いのを履き替え続ければ良いのだろう。まあ、作業着のようなものなので。
 
 カメラ方面は少し目先を変えて富士を覗くと、ファインダーのない一番安いミラーレスが結構よくなっている。液晶だけなので、贅をこらしており。解像力は200を越えている。普通は100を超えれば上等だが。しかも3.5インチある。ただ、十字キーなどがあった場所まで右側にはみ出しているので、その機能を液晶タッチでこなすのだろう。スマホ的感覚だ。ただ、富士の最新カメラなので、AFスティックボタンがある。多点測距はミラーレスの花だが、ここというところに合わない。そこでできたのが、AFボタン。これで任意の箇所までボタンというかレバーのようなものを動かして移動させる仕掛け。
 この富士の普及系ミラーレスはオリンパス、パナソニックにとって脅威だろう。受光素子が大きいので、それだけも有利なのだが。ソニーは高いが、富士の普及機は安い方。
 ただ、液晶は横開きになる。その前のバージョンは上下式だが。
 AFは暗いところでも強いのは、昔のネオ一眼系の富士のカメラでも証明済み。中央部一点のときのピント精度は確か。
 まあ、手かざしや、半手かざしで、斜め上からのぞきながら液晶だけで写すのも悪くはない。液晶しか付いていないので、この最新の富士のは贅をこらした液晶で、かなり明るいようだ。明るさよりも、反射で見えなくなるのだが。
 

 
 
 
 
 


■■ 2019年11月20日 水曜日 午前10時53分
 
 昨夜からぐっと寒くなっている。今朝も寒いが晴れており陽射しがあるので、ましだが、風がある。昨日もあったように思うが、これが寒い。
 軽い化繊のオーバーでは頼りなく思えるほど。中に毛糸物を着込む必要があるようだが、これは真冬だろう。12月いっぱいはそこまで寒くならないはず。手が悴むほどの寒さ。それが来るまではまだまだ。
 いつの間にか喫茶店での暖房はあたりまえのようになってきた。この前まではエアコンが寒いと言っていたのに。
 道行く人は真冬の服装ではなく、冬の服装。どう違うのか。それは記憶の中にある。防寒度が弱か中程度。秋の深まった頃に着るようなタイプ。鎧のようなごっついのを着ている人はまだ見かけない。
 最近はダウンジャケット率が低くなっている。ここ数年だ。表生地がフワッとした柔らかそうなのを着ている人が増えている。ジャージの分厚いようなタイプとか。
 ナイロン系ダウンジャケットから偽ウール系ダウンジャケットへ移っている。偽なのが今風。本物は重いため。
 昨夜は夜の徒歩散歩に出たが、風が強くて、すぐに鼻水が出た。そして途中で一枚写真を写そうとしたが、メモリカードを入れ忘れたのか、警告。それで、引き返した。
 そしてカメラに入れて、再び出たが、寒いところを、同じ道を、また歩く気がしない。それでコースを変え、コンビニへ。ちょうど煙草が切れていたので、それを買いに行くだけとなり、散歩という距離ではなくなった。ここへはいつも自転車で行っている。近いのだが、歩かないで、自転車。これは弁当などを温めてもらったとき、少しでも冷えないうちに持ち帰りたいためもある。煙草は温めなくてもいい。逆に火を付けるが、暖房にはならない。
 徒歩距離のコンビニだが、近いだけに、時間がかからないだけに、より早く往復したいのだろう。それで、自転車が多い。
 しかし、煙草はまだ切れていないので、少し余裕があった。用事が必要なので、煙草をネタにした。ついでにポテットチップスを買う。これで戻ってから憩える。
 今朝はかなり遅起きになった。一度朝方目が覚めたが、まだ暗い朝。起きれるような時間帯ではない。しかし、次に起きたときは、もの凄く遅い時間になっていた。途中で目が覚めることもなく、そのまま二度寝三度寝を繰り返したときのように遅い。だから、いきなりの遅さ。
 これは寒いためだろう。一度目が覚めたとき、毛布を使った。電気毛布だけでは寒かったので。これで安眠できたのだろうか。
 いつもなら、昨日起きた時間近くで、一度目が覚めるのだが、それがない。
 こういうのに任せていると、寒くなれば冬眠せよということになってしまう。
 まあ、昨夜は夜更かしをしていたので、いつもより、寝る時間が遅かった。だから原因はそこにある。
 
 今朝のお供のカメラはパナソニックの1インチネオ一眼FZ1000。これは中古で買ったのだが、今は三万円ほどで中古で普通に出ているので、安くなったものだ。
 FZ1000マーク2がこの春出たので、そんなものかもしれない。ただ、話題にならない。同じようなスペックで、変わり映えしないためだろう。しかし、1000が出たのは五年前。2014年だ。古いと言えば古いが。25から400の大人しいネオ一眼。ただ、当時としてはファインダーが大きくて鮮明で、当時のパナソニックミラーレスのGシリーズと同程度だと思われる。
 五年ぶりにマーク2が出たのだが、改良点はこのファインダー程度しか目がいかない。ズーム比は伸びていないし、レンズの明るさも同じ。だから同じレンズを使っているのだろう。映像エンジンが五年も経つので、当然最新のものが入っているのだろが、バージョンは明記されていないが、これは最新のG9と同じものではないかと思われる。
 ファインダーは覗いてみないと分からないが、解像力が同じなので、覗くときの接眼部のレンズがよくなったのだろう。斜めから見るとぼやけるので。また接眼部から少し目を離しても見えるようだ。ロングアポイントだろう。像倍率は0.7倍と結構大きくなっている。それと電子ダイヤルが増えている。使わないが。それと液晶がタッチ対応になったことだろう。だから、今風なスペックを持たせたので、時代から取り残されている場所を補給した感じ。
 また少し軽く、小さくなっているが、僅かなので、分からないだろう。
 有り難いのはUSB充電ができるようになった。
 キヤノンからも1インチネオ一眼が出ていたが、古いままで、マーク2はない。パナソニックは2を出したので、まだ見捨てないで作っているのだろう。頑張っているのはソニーで。600ミリまである。それとAFはソニーらしいタイプ。これが一番優秀な1インチネオ一眼だろう。しかし競い合うメーカーが僅かで、キヤノンは黙ったまま。かろうじてパナソニックが2を今年出して検討している程度。
 要するにソニーとパナソニックの対決となっている。パナソニックはもう一つ上位のネオ一眼を出しており、こちらは動画向け。ここでソニーのネオ一眼との差をぐっと開ける感じだろう。動画ではパナソニックが強いと言うことで。
 たとえばズームで画角を変えてもピントは維持するとかだ。そして無制限に回せる。熱だれしないで。
 これはミラーレスでもG系と、動画系の、上位機のシリーズが並んでいるように、ネオ一眼でも、同じようなことをしている。
 ポケットに入る1インチタイプの高倍率機も、ソニーは健闘しており、200ミリまでのRXを出している。ライバルは当然パナソニックの300ミリ超えの同タイプ。ファインダーも内蔵しているので、スペック的には互角だが、ここでも最新のAF機能でソニーが有利だろう。それに小さく軽い。
 要するにこの二社しか出していないようなことになってしまった。キャノンは黙っている。1インチネオ一眼を以前出したきり、静か。
 つまり家電メーカーが頑張っていると言うことだ。
 そしてレンズはライカとツアイスの対決。
 パナソニックが有利だとすれば、400ミリまでの望遠だがソニーよりも軽いことだろう。ソニーは1キロほどある。パナソニックが勝てるとすれば800グラムで、これはこなせる重さだ。それと値段。ソニーはパナソニックの倍以上の値段で20万円近い。この値段、1インチタイプではもったいないほどで、フルサイズミラーレスが買える値段だろう。また、高い目の一眼レフなどが圏内に入る。それと、移り変わりの激しいデジカメなので、すぐに古くなる。
 だから、新製品でもそれなりに安いのを買い換え続ける方がよかったりする。
 
 

■■ 2019年11月19日 火曜日 午前10時27分
 
 今朝は晴れている。昨日は曖昧な日で、雨が降っていて、暖かかった。寒いのではなく。珍しく昼間の気温が20度近くあった。最近は15度あればいい方だったので。雨のおかげかもしれない。
 それで冬の気配はしなかったのだが、その雨の前は寒さがあった。これは秋ではなく、冬のものだと思われるような空気の冷たさ。それで、冬物の一段暖かい目のを買っていたのだが、それでは昨日は暑いほどだった。
 昨夜は少しだけ夜更かしをしたのだが、これは秋の夜長に近い。そのおかげで今朝はかなり遅起きになった。最近二日ほど早い目に起きていたのだが、台無しだ。しかし、いい案配で目が一度覚めたので、そのとき起きておればよかったのだ。起きる気だったが、少し休憩した。間を置いた。布団の中で休憩とは寝ることではないか。
 まあ、早く起きても、昨日などは夕方に行く喫茶店は遅い目で、早起きした分は何処へ行ったのかと探したほど。
 時間に余裕があると、ゆっくりするのだろう。そして余計なこともしてしまうので、結果的には帳消しになる。逆に遅起きのときよりも、夕方が早くなったりする。その間、有為なことをしておれば、まあ、いいのだが。しかし、何が有為なのかは分からない。ただの余計ごとかもしれないので。
 今朝は火曜なので、いつもの喫茶店は定休日。今週はそれを覚えていたので、店の手前で思い出すのではなく、出るときから分かっていた。週に一度の変化。週間の習慣だ。毎日ではなく、毎週、というのは長い。忘れやすいので、習慣化しにくいのではないかと思える。
 11月も下旬に差し掛かっている。もう12月はそこだ。すると年末がそこ、ということにもなる。
 最近また目がよくなったのか、部屋のパソコンモニターを裸眼で見ることが多くなった。老眼鏡の度数を落としたのだが、もう一つ落とさないと裸眼で見ているのに近い感じで、眼鏡をかけている意味がなくなったりしてくる。当然裸眼で見ている方が楽。だが、しっかりと見えているわけではない。
 システムフォント文字の小さな文字がかろうじて見える程度。まあ、近付けば見えるが。動画や写真などは裸眼との差はない。だから裸眼で見ている。
 老眼が進んでいるはずなのだが、それが止まり、逆流しだしたのだろうか。少し離れた二メートルとか三メートル先、テレビなどを見る距離で、部屋の壁を見るような距離だが、それが裸眼でしっかりと見える。これは何だろう。
 こういうのは急に気付いたわけではなく、いつの間にか、見えていることに気付く。そういえば裸眼で見ていたなあ、と。
 このあと急激に視力が落ちる可能性もある。徐々に目が悪くなるのなら、分かりやすいのだが。
 眼鏡を忘れて、喫茶店でノートパソコンを開いたとき、ほとんど見えなかったのだが、今はワープロの大きい目の文字なら、何とか判別できる。ただ、最近は眼鏡を忘れたことがないので、試していなかったが。しかし、老眼鏡がないと、やはりしっかりとは見えないが。
 昨夜は雨なので、夜の徒歩散歩は中止。最近寒くなっていたので、もうやめようと思っていた。しかし、習慣とは恐ろしいもので、出る癖が付いたようだ。そうでないと、何か忘れているような感じがする。
 徒歩散歩で夜景を撮るのが目的になったのか、それで引っ張られるのだろう。それで、雨で出られないので、部屋の中でカメラの試写をする。
 前の日の昼間、鳥を見付けたので、写したのだが、結構遠いので、望遠がいる。こういうときはニコンのP900なら2000ミリが効くので、これが一番ふさわしい。しかし、その日はニコンの一眼レフに望遠を付けたものを偶然持って出た。400ミリ少しあるので、風景なら十分なほどの望遠だ。風景だけなら200ミリあれば、不足はない。
 先日中古で買ったソニーのネオ一眼は1200ミリ。最近はこれをよく持ち出していたのだが、デジタルズームで2400ミリになる。画質の劣化はあまりないが、ブレやすいのは確かだし、ピントが大きい目の中央部一点になるので、何処にピントが来ているのか分からない。電子ファインダーの解像力も低いので、よく見えない。
 それで、昨夜はニコンのP900の2000ミリを4000ミリになるデジタルズームにしたが、これは超解像とかではないようで、ただのトリミングだったのか、かなり粗い。それ以前にブレる。だから、これはデジタルズームが使えないので、その機能はオフにする。まあ、2000ミリはただでさえぐらぐらするので、それが限界だろう。
 意外と健闘しているのは600ミリまでのパナソニックのネオ一眼。1400ミリあたりまでは普通に写っているので、驚く。三倍にまで上げると、流石に苦しくなるが。このカメラは連写合成とかをしなくても、暗いところでも平気で写せる。感度は3200以上上がらない。あとはレンズが明るい目なので、それで補っているようなもの。
 こちらはデジタルズーム域になってもAF枠などはそのまま使えるので、何処にピントが合っているのかが分かりやすい。
 次は同じパナソニックの1インチタイプのネオ一眼。400ミリまでしかないが、デジタルズームで強引に2000ミリ越えをする。こちらは感度は1万を超えるので、暗いところでも対応。それにレンズも明るい方で望遠端でもF4。
 600ミリまでのFZ300の兄貴分のFZ1000なので、写りは1インチタイプの方がいいが、デジタルズーム比べではFZ300の方がノイズが少なかったりする。ファインダーもスペック的には1000の方が上だが、見え方は300の方が色が濃くて分かりやすい。
 だから良い電子ファインダーに変えたFZ1000マーク2が出たのだろう。
 写りの鮮やかさではソニーが派手で、見栄えがする。そして2400までいけるのが強い。
 FZ1000は1インチタイプなので、一眼レフのように望遠側では結構ボケてくれる。これも良いかメラだ。
 
 

■■ 2019年11月18日 月曜日 午前9時09分
 
 今朝は曇っている。青空はあるのだが、雲が多い。それで陽射しがない。太陽の位置は何となく見える。雲の後ろ側に。しかし、その雲が灰色で、これは雨を持っているかもしれない。だから、降ってもおかしくない。
 雨の日は気温は高い目になるのか、今朝は寒くない。夜もそれほど寒くはなく、夜の徒歩散歩も楽だった。
 そして、朝。温度はいい感じで、冬の格好をしていると、暑くも寒くもない。丁度いい感じ。快適であることを感じないほど普通。つまり暑さ寒さを感じない。だから、快適かどうかも感じられないことになるが。
 快適であることが分かったのは、寒くないと感じたときだろう。雨が降りそうなときの、ムッとするあの感じだろうが、この時期だと暖房になる。
 二日続けて朝の喫茶店からの帰り道大回り散歩で紅葉を見てきた。前日行ったところと同じコースだが、カメラが違う。それで同じものを写したわけではないが、同じ場所でも、前日写さなかったものを写している。そうでないと、同じ写真ばかりになるだろう。それよりも紅葉の写真そのものが同じようなものになり、重なってしまうものだが。
 こういうのは一枚あればいいのだが、花もそうで、同じ花ばかり写していることがある。一度写した花は来年まで写さなくてもいいのだが。
 前日はソニーで、昨日はペンタックス。これは写りが対照的。ハイビジョンのデジタル絵のようなソニーと、フィルム時代のような写りをするペンタックス。この差は大きい。
 しばらくソニーで写していたあと、ペンタックスで写したものを見ると、故障したのか、変な設定になっていたのかと思うほど。
 小さな受光素子のソニーの方が遙かに鮮明で綺麗に写っている。しっかりと、鮮明に。実に鮮やか。ところが受光素子の大きなペンタックスの一眼レフは何かくすんでいる。しかし、後で見ると、穏やかで、しっくりしている。絵が眩しくない。だが軟調とは少し違うかもしれない。画質を見るのではなく、写真その物を見るような感じだ。つまり写っているものを見る感じ。
 まあ、フィルム時代に近いモードを持っているカメラもあるが、ペンタックスは初期値がそれになっていたりする。しかし、本来、こういう写り方だったのだという感じがする。ぼやっとしているように見えるのだが、よく見ると、しっかりと解像していたりする。地味で大人しい絵だ。
 まあ、ぱっと見はソニーの方が綺麗なので、分かりやすいが。
 そのどちらのタッチも悪くはない。どちらがいいとは言い難い。どうせ自分で書いた絵ではなく、カメラで書いてもらった絵なので。
 流石に今日は三日続けて遠回り散歩はしないつもり。帰りが遅くなるので、その後押し気味になるため。それに曇っているし、雨も降りかけているので。
 本当はもっと遠出したかったのだが、そちらは昼の喫茶店のあと。だから朝の喫茶店のあと、もう十分写したので。
 今度晴れて行く気があれば、長距離自転車散歩にまた出たいところ。最近も行っているが、結構近い場所で、早い目に引き返している。
 最初から遠くを目指せば良いのだが、途中の町で留まってしまい、距離が伸びない。伸ばすと、滅多に立ち入らない遠くへ行けるのだが。
 最初から露地伝いに、裏道ばかり行くので、普通の大きな道をひたすら走れば、伸びるのだが。
 まあ、紅葉などは見に行かなくても、いつもの移動範囲内に日常の中にもある。特別な場所ではなく、普通の場所に。
 
 
 
■■ 2019年11月17日 日曜日 午前9時12分
 
 今朝も晴れている。晴れが続いているので、好ましいが、寒くなってきている。当然の気候なので、あたりまえの話だが。しかし、その変化はやはり変化で、あたりまえの変化でも、具体的に身体に来るので、これは動物的な反応をするだろう。ここはあたりまえだという意識が働かない。それが起こってから頭で整理する程度。この寒さはあたりまえだと。
 しかし、昨夜少し気温はそのあたりまえの寒さよりもやわらいでいたように思う。あたりまえの変化も外れるのだ。それも気温の変化というあたりまえの流れで、右肩下がりに寒くなり続けるわけではなく、季節は行きつ戻りつというのを知っている。だから、これもあたりまえの範囲内かもしれないが、いちいちそんな整理をしていない。寒さがましなら、助かるという程度。
 ただ、そういうことを頭で考えなくても、何となく分かるのだろう。ただ、その程度の問題なら気にも留めないが、少しだけ、一瞬だけ気付く程度。おやっと思う程度。
 今朝は昨日よりも少しだけ早く起きてきたので、これだけでも朝の喫茶店までの道は寒いだろう。朝から昼にかけて気温は上がり続ける。晴れていれば、大体そうなる。だが、ある程度上がってからと、まだ上がり始めた頃とでは違いがある。
 それで、今朝は寒いと感じたりするが、これは間違いなのか、あたっているのかは曖昧。いつもの時間に出ておれば、暖かい朝と感じるはず。だから今朝も寒いというのは、誤解しているのだろう。全体的に見ればそうだが、そのとき寒いと感じれば、それは嘘ではない。その寒さが間違っているわけではない。
 これもあとで、寒いのは早い目に外に出たためだということで、解決するのだが。そんなものを解決しても大したことはない。ただ、こういうことは暑さ寒さ以外のことでも起こっていることだろう。
 それで早い目に喫茶店に来たので、自転車が多い。客が多いのだ。もう少し遅らせれば、ぐっと減る。これはパチンコ屋との関係だろうか。開店前のかなり早い時間から、来ている人達がいるのだ。
 それと、客ではない人が止めている。そのあたりの道には止められない。だから私有地に止める。
 昨日は早起きではなかったが、晴れているので、喫茶店からの戻り道に紅葉を見に行った。いつものコースなのだが、最近は遅起きだし、寒いので、いつもは行かない。毎日寄り道していたこともあるが、寒くなると、行く気がしなくなる。自然だ。素直だ。
 神社前を通ると七五三客が複数いた。それなりの服装をしているのは子供だけで、親は普段着。何組も来ているのか、臨時の受付のようなのができていた。
 三歳まで生きれたというのは、喜ばしいことだ。昔は子供が生まれても育たなかったことが結構あったのだろう。無事三年、無事五年、無事七年。もうあとは余程の病気か事故でも合わない限り、いけるだろう。小さい子は小さい子で身体の変化などで忙しい。誰もが通ってきた道だが、三歳では忘れている。五歳でも記憶になかったりする。
 さて、紅葉だが、モミジはまだ真っ赤になっていなかった。そのコースにモミジが少ないこともあるが、樹木の種類が多いため、あまり見かけない木の紅葉を見ることができる。単に萎れているだけで、開いていた葉が丸まった状態では姿が悪い。猫背だ。
 モミジはぱっと赤ん坊の手のように張っている。凄く平面的なので、写しやすい。
 まあ、紅葉の始まりがけという感じなので、出遅れたわけではなく、早すぎたのかもしれない。これも偶然で決まる。毎日通る道筋ではないためだ。
 昨日はソニーのネオ一眼HX400Vを持って行ったが、これがまた派手な写りをするので、丁度よかったのかもしれない。ただ、木の葉などの細かいものがびっしりあるところでは、タッチがざわつくが。それよりも、遠くにある美味しいところだけをくりぬけるのが望遠の強さ。1200ミリまであるので、普通の一眼レフで普通にできることではない。しかも片手で写せたりする。しかし、これはまだ序の口で、デジタルズームで2400ミリまでいける。そこまで伸ばすシーンはなかったが、このデジタルズーム域へはズームレバーでイケイケなので、自然に入ってしまう。この余裕がいい。
 今朝はペンタックスの一眼レフを持ってきたので、それで写すつもりだ。こちらはしっくりとした落ち着いたタッチになる。そしてボケが綺麗。ただ、あまり鮮明さはない。だがファインダーは光学式なので、自然の光をそのまま見ることができる。ミラーレスの電子ファインダーではできない。
 こういう性格の違うカメラを使い分けると、それぞれの良さや悪さが見えてくる。こういう樹木系、森系はペンタックス向き。
 ポケットにはソニーの旅カメラを忍ばせている。こちらで写した方が綺麗なのだが、あまり写したという気がしないのが欠点。
 
 

■■ 2019年11月16日 土曜日 午前9時55分
 
 今朝は晴れているが、寒い。しかし陽射しがあるので、それを受けているときは暖かい。日陰に入ると、寒い程度だが、数日前からの寒さは底冷えを感じる。つまり底堅い寒さ。ベースの寒さだ。寒さに根が生えてきたのだろう。
 しかし、先日買ったポリエステルシンプルオーバーは結構暖かい。ハイテク防御だ。その恩恵は軽いことだろうか。軽さは正義だという場合もある。最優先で、最大の価値になったりする。軽いとか小さいとかが。
 一番効いているのは首元。これを確認して買ったのだが、顎まで上がる。そこまで上げないが、上がることが大事。まだ余裕がある。この生地が軽いので、窮屈さがない。締め付けられるようなとか、首が怠くなるようなとかが。冬の厚着は肩がこる。結構重いものを着ているためだろう。荷物ではないが。まあ背負いバッグ、リュックなどを長く背負っていると、きつくなってくる。それよりもピタリと身体にくっついている衣類は、それほどでもないが、やはり身体に負荷を与えているのだろう。または太ったのと同じ。春になり、重いコート類を脱ぐと身体が軽くなる。
 まあ、ずっと重いのを着ているわけではなく、部屋では暖房があるので、軽装だろう。当然寝るときも。
 今度は蒲団が思い。寝返りをうつときなど、蒲団に返し技をかけられて、筋を違えたりしそうだ。また関節技を取られたり。
 足を伸ばすにも蒲団が重いと、足の指を折りそうだとか。まあ、布団の中で寝ていて怪我をする人もいるだろう。
 昨日は上新の歳末セールのようなものが始まっていたので、行ってみた。この期間買うと五パーセントほど安い。まあ、ネットで買ったほうが安いのだが、その日のうちには流石に届かない。宅配便を待つのも面倒。時間指定すると、拘束される。出られない。
 それよりも品物をレジに持って行き、支払えばそれで済む。これが一番早かったりする。特急便だが自分が動かないといけないが。
 それで、カメラ売り場がどうなったのかを見た。
 先ず目に付いたのは、大きなポスターがあり、オリンパスEM5マーク3の予約特典だろうか。単なるキャッシュバックだ。上新ではなく、オリンパス側がやっている。ソニーでもキヤノンでも、ニコンでもやっていることだが、買ったことの証拠となるものをメーカーに郵送したりする。これが手間だ。元箱のバーコードを切り取って送るとか、保証書のコピーを送れとかになると、面倒。
 オリンパスEM5マーク2を持っているので、3はいらないだろう。
 昨夜もそれで夜景を撮った。感度は1万ほどに上げて300ミリ側の望遠で写した。結構いける。
 さて、上新の次の変化だが、キヤノンのイオスM5だったか6だったか忘れたが、ファインダーが最初から付いている一番高いタイプのミラーレス。これが高倍率ズーム付きの展示品特価。つまりもう継続して売る気がないのか、または、新型が出るかだ。M5か6かは忘れたが、ファインダーがないタイプの新型のマーク2が出たばかり。流れとしてはファインダー付きの新製品も出るはず。ソニーミラーレスは、このサイズでは四種類もある。一台はキッス系だが。
 展示品か、と近くに来た店員に言うと、もう少し安くできますと答えた。展示品は中古カメラなのだ。
 ネットで後で調べると、アマゾンでも似た値段。またネットでの中古は見付からない。アマゾンに出している中古屋がいない。しかし新同が一台だけある。しかし新品の価格と変わらない。だから、上新の展示品は妥当な値段。ネットでそれより安いのがないのだから。キタムラ中古で探せば出てくるかもしれないが、それはしていない。参考までに見ただけなので。
 しかし、このカメラもEM5マーク2とだぶってしまうのだ。どちらも高倍率ズーム付きなので。
 同じキヤノンの一眼レフがまだ元箱のまま陳列台に乗っていた。骨箱状態だ。一番安い一眼レフでレンズは標準ズームしか付いていないので、さらに安く感じられる。コンパクトデジカメよりも安かったりする。特徴は、このキットものだけ色目が違うこと。
 上新にはまだニコンのミラーレスは来ていない。というより発売前なので、当然だろう。だから役者が揃わない。12月になってからだろう。
 ソニーは既にα6100を置いている。それまでは6400を置いていた。今も置いてあり、どう違うのかになると分かりにくい。6000もまだ置いてある。トップ機の6600は流石に置いていない。これも出たばかりだ。それと段違いに高い。オリンパスの新製品もそうだが、一段高くなっている。
 次はエディオンに寄る。ここでの目玉はソニーのフルサイズα7だろう。展示品だ。レンズ付き。
 流石にα6000系と比べて、格が違う。手にしたときの感触が全く違う。古いカメラだが、これで十分だろう。
 先ほど上新で見たミラーレスよりも安い価格で展示されている。フルサイズなので比べてはいけないが、ものは段違い。
 このカメラ、出ときから知っている。このエディオンで展示されていた。何年前の話だろうか。そのカメラがまだここに残っている。展示歴の長さが凄い。しかし、誰も手を出さない。こうなると、私が泣こうホトトギスになりかける。
 先日中古で買ったソニーネオ一眼と似た時期に出たのだろう。
 AFは中央部近くと狭いのだが、AFがバタバタしないのでいい。ファインダーもしっくりとしている。
 このα7初代。これで十分フルサイズミラーレスを味わえるはず。これが一番安く手に入るフルサイズということになる。
 α7初代を使い続けている人もいるらしい。これは他のメーカーのカメラでもそうで、古いのをあえて使い続けている人がいる。色目とか写りが変わってしまい、以前の方がよかったという人達だろう。
 

■■ 2019年11月15日 金曜日 午前9時28分
 
 今朝はそれなりに晴れており、風も治まっている。荒れていた空が回復したのだろうか。しかし、結構寒い。夜は10度を切っているし、昼間も20度に達しない。15度あればいいという感じになりつつあり、これは冬だ。11月半ば、あと半月で冬になるのだから、そんなものだろう。もう寒い方向へしか向かわないのだが、たまに小春日和があり、それなりに暖かい日もある。ただ、寒さのベースはしっかりしているのか、基本的には寒い。春に向かうわけではないのだが、実際には冬を越せば春だ。だが今の登りは冬。登る一方で、冬を登りきってからでないと春は見えない。
 昨日は寒かったので、その勢いで狙っていた冬服を買いに行く。しかし、ない。
 ないと言うことはないはずなので、よく探すと売り場が変わっていた。目立つところに出しており、緊急値下げ17日までとなっていた。3900円だ。その前見たときは5000円だったように思う。さらに三割引。ほぼ3000円で買えた。消費税が上がっていなければ2000円台のダウンジャケット。しかし、これは狙い撃ちで、これを買いに来たのだから、緊急値下げに便乗したわけではない。また値が下がってから買ったわけではない。何も知らなかったのだから。
 ただ、ダウンジャケットと言っても薄い。また瘤がない。だから表面はすっきりとなだらか。中にアンコが入っているのかどうかさえ分からないほど薄い。つまり空気が溜まらないのだろう。ダウンジャケットは風船を着ているわけではないが、それに近い。押さえつけると空気が抜けたりする。そのとき、破れているところから羽が飛ぶ。
 喫茶店などで横の椅子にダウンジャケットを置くと、軽いので風船のように飛んでいきそうになるほど。
 だから細かくアンコを分割し、小さな部屋を作らないタイプなので、ただの裏地だろうか。ほんの僅かガーゼのように薄いものが挟まっている程度。値段の安さはこれだ。
 それとシンプル。素うどんだ。部品、具がない。ポケットの切れ込みだけで、ポケットの袋は中で収まっている。だから、内側に袋が丸見えという感じではない。要するにポケットの底にゴミが溜まったとき、袋をひっくり返すため、引っ張り出すと言うことはできない。だから切り込み式。これでコストダウン。
 さらに胸ポケットがない。これでファスナーやボタンやポケットカバーといった部品を使わなくてもいい。
 次に前のファスナーもカバーがない。内側と外側にビラブラが付くはず。これは防寒性、防水性を考慮した仕掛け。それがない。もろのファスナーのレールが見えている。ただ樹脂製のレールなので、隙間が詰まっているのだろう。
 そして部品らしいものが一つだけある。それがファスナーの金具。これを持って引っ張るのだが、レールは樹脂なのに妙な組み合わせだ。当然YKK。
 金属製のレールは歯が曲がったり、欠けたり噛んだりしやすい。だから樹脂製のレールの方が壊れにくい。
 また、レールを挟むようなビラビラがないので、上げ下げのとき、挟むものがないので、片手ですっと上げ下げできるメリットもある。省略した分。いいこともある。
 あと、値札に着いているカードには防水性云々のマーク。これは弾く程度で、完全防水ではない。それと静電気防止。これはそういう糸を混ぜているらしい。防寒性の表示や、防風性の表示はない。
 ジャンパーに比べて長いが、腰のところで絞る紐などの仕掛けものはない。極力部品を押さえている。だから安いのだろう。
 そしてYKKの樹脂のファスナーとつまみ以外は全てポリエステル。中綿らしきものが裏地と表地の間に挟まっているように見えるが、この中綿のアンコもポリエステルだろう。だから羽毛ではない。
 さて、それで、夕方の寒いとき、それを買い、夜になってからの徒歩散歩のとき、着てみた。
 頼りないほど軽いのだが、首の上までファスナーが上がり、襟は最初から立っている。だからこれだけでも暖かいと感じられた。いくら胴体が温かそうでも首が出てしまうと、寒い。
 フードというような付属品はなく、一体型でもない。ただの襟立てだ。首にくっつく感触が暖かいのは、そこだけ生地を変えているためだろう。だから、ダウンジャケットを着たとき、首が冷たいと言うことはない。それは最初だけだが。
 標準サイズだが、ちょうどの長さ。袖も短くなく、引っ張ればギリギリ指まで隠れる。これは自転車に乗ったとき用。袖口は広く、所謂筒袖。オーバーなどはこのタイプなので、ゆったりしている。その袖元を絞めるボタン類などは一切ない。肩から来ている筒のまま。何という単純な構造だろう。これなら自分で仕立てられるのではないかと思えるほどシンプル。まあ、作れないが、着せ替え人形の服としては作りやすいだろう。
 裏地は黒のツルッとしたもので、これは袖を通しやすい。その裏地と表地の間が秘密の部屋で、何か挟まれていることは確認できたが、薄い。ハムカツのハムのように薄い。衣の方が分厚かったりする。
 まあ、この時期としては大袈裟にならず、丁度いいかもしれない。
 ちなみに脇ポケットは縦口式だが深く大きい。手を突っ込みやすいことと、出しやすい。
 
 

■■ 2019年11月14日 木曜日 午前9時52分
 
 雨は去ったのか、今朝は晴れ間が出ているが、少し怪しい。天気予報では夜までは降らないようだ。しかし、陽射しが出たり入ったりで、不安定かもしれない。日が雲間に入りやすい。眩しくなくていいが。
 気温は低い目だが、体感温度は高い目。湿気があるためだろう。そのため、爽やかではない。
 雨の日は暖かいようで、この時期なので、蒸し暑いわけではないが、蒸すのだろう。着込んでいると蒸れる。
 冬物はその後、買っていない。見学だけ、二回したのだが、結論は出ている。それで満足したのだろう。二つのタイプがあり、どちらを選ぶかで。
 実は二つあるのだが、一方を選んでも、さらに二つのタイプに分かれる。ジャンパー型かオーバー型で、兄弟タイプだろう。これでオーバータイプを選んだあとは色目で三つか四つに分かれる。それらをいちいちいちいち思案しながら選ぶとなると、見学が多くなる。それとサイズも加わったりする。中に着込むことを考えれば大きい目のサイズの方がいい。しかし、標準サイズが大きい目だと、それにする。標準サイズが窮屈で、ゆとりがないときは大きい目にする。オーバーなので、キチキチはきつい。
 実際にはそこまで考えないで、ジャンパータイプかオーバータイプかまでで決まり、色目はその場でさっと決める感じだ。このとき地味目と派手目があるが、もう一つ深く考えた場合、持っていない色が好ましかったりする。青ばかり買っていると、上も下も中も青人間になる。緑でもそうだ。植物人間だ。
 今朝は表地が分厚い目の綿生地でチェック柄のネルシャツ風だが裏地に毛の生えているのを着ている。これはオーバーだろう。カッターシャツに毛の生えたものではない。これが結構暖かい。もう一着同じものがあり、表地は化繊でフワッとしたタイプだが、分厚い綿生地には負けるようで、少し寒い。しかし、軽い。何処でいつ買ったのかは忘れていたが、そう言うのが出てきた。
 くにゃっとした腰のないようなタイプは意外と寒い。服は縫い目が骨になっており、この骨があるとないとでは違う。
 しかし、昼間は暖かいので、ユニクロでこの秋前に買ったジャージ裏地付きナイロンパーカーでちょうど。だから寿命の短い秋物だが、まだ着る機会がある。裏地に暖はないが、風と雨に強い。レインコートのようなもので、タイプ的にはマウンテンパーカーだろう。
 それを着て昼の喫茶店へ行くと、似たようなのを着ている同年配の人がいる。よく見ると同じだ。ただ色が違う。煉瓦色だ。そして席に着くと暖房で暑いのか、それを脱ぐ。するとチェック柄のネルシャツ。うーむと唸る。我が身を見ているような。そして、こういう風に見えるのかと、少し考えさせられた。しかし、そういう風に自然になるのだろう。
 その人はスマホではなくタブレットを見ていた。しっかりと革のカバーがしてある。それを開いて、立てていた。
 ネルシャツは電化の町日本橋へ行く客の制服。正装だ。そして鞄は紙袋。切れそうな程持つところが細い。そういうのを持ったままドロップアウトした人が多い町だ。
 梅田にソフマップとヨドバシが両方あった時代。ネルシャツ率はソフマップの方が多かったはず。
 
 夜の徒歩散歩を続けているが、昨夜は雨がぽつりとしていたが路面はそれほど濡れていなかった。そして暖かい。
 毎回違うカメラを持ち出して夜景などを写しているのだが、昨日はオリンパスのシステマ1という高級機に属するコンパクトデジカメ。システマだったかどうかは忘れたが、その1だ。プレミア的な意味合いで新ブランドになったが、今はオリンパスはコンパクト系は水中カメラだけ。
 このカメラで写すと、難しかった望遠側での去りゆく自転車の人、などがいとも簡単に写せるので驚く。しかもどのカメラよりもしっかりと。
 よく考えると、このカメラ、メインで使っていたので暗いところにも強いことは知っていたが、ここまで強いとは思わなかった。
 28から300までのズーム機だが、ポケットに入る。特徴としては全域F2.8ある。だから300ミリでF2.8で写せる。だからシャッターが少し早めになり、遠ざかる自転車程度なら、動体ブレは少ない。
 最近よく使っているパナソニックネオ一眼は同じようなスペックだが600ミリまで行ける。だから、こちらが本命なのだが、あまり成功していない。ピントはくるが、動体ブレが多い。
 それで、意外に思い、オリンパスミラーレスのEM5マーク2と室内で写し比べた。どちらも28から300のズームだ。すると、同じ。逆にシステマ1の方が切れがよかったりする。
 こういう一眼食い、ミラレース食いのいいカメラを持っていたのだ。
 しかし、カメラとしては地味でオーソドックス。
 これはいいと思い、今朝はお供のカメラとして、持ち出した。しかし、長い間メインとして使っていたので、お馴染みのカメラだが。
 
 
 
■■ 2019年11月13日 水曜日 午前9時49分
 
 今朝は晴れているが、一寸寒い。陽射しがあるので、昼間は暖かいだろう。朝の気温に合わすと、昼間は暑くなる。しかし夕方になるとそれでちょうど。
 既にニット帽を被っている人がいる。お椀のように深いタイプで、耳まで隠れる。寒いのは頭ではなく耳だったりする。これは真夏でも被っている人がいる。だから冬のものだとは限らないようだ。
 まあ、こういうのを被るのは、ヘヤースタイルなどが面倒な人だろうか。櫛を入れても、髪の毛が立つとかで。また立つどころかない人もいるが。帽子は禿隠しにもいい。
 しかし、本人は見えないのだが、気になるのだろう。
 そろそろ帽子を冬物に替えたいような今朝の寒さだが、庇の付いたニット帽を二年連続被っている。庇には固い樹脂が芯が入っており、それを毛糸で包んでいる。だから前はしっかりしているし、耳も隠れるので暖かい。それと似たようなのが犬取りのオジサンとか焼き芋屋のオジサンが被っているタイプがあり、これは革製で中は毛が生えており、暖かいのだが、誰もそれを被らなくなった。やはり焼き芋屋の帽子のイメージが強いのだろうか。一寸した戦闘帽だ。顎で止めてあるので、覆面のようにもなる。庇も付いている。これはハンター帽ではなかったかと思えるが、街中で被ると非常に怪しい。
 先日ジャンパーを見に行ったのだが、結局買っていない。見学したタイプは薄いタイプで、今頃なら合うが、冬が深まれば頼りなく思えるはず。しかし本格的な防寒着はまだ早い。
 それで、まだ早いと思いながら見ていたダウンジャケット系がある。瘤がいっぱいできていて、各々が膨らんでいるあのタイプではなく、すっきりしたオーバーのようなタイプ。
 表示を見ると、防水性があるようだ。この表記がないダウンジャケットもある。まあ、表地がポリエステルかナイロンなので、それなりに防水性があり、また中にアンコもあるので、そこまで染みこむまでかなり時間がかかるので、防水性はいらなかったりするのだが。
 しかし、雨に降られたとき、水滴となって浮くタイプが好ましい。跳ね返しているのが分かる。
 それのジャンパータイプとオーバータイプがあり、丈の長さとデザインが違う程度で、中身は同じ。値段も同じ。防寒対策は裏毛ではなく、中綿タイプ。しかし、腕まで中綿が来ていたはず。裏毛タイプは胴体だけだったりすることが多い。
 まあ、ダウンジャケット系の方が軽い。
 ライト級とヘビー級の間ぐらいだ。だからそれほど大袈裟な感じではない。
 
 先日買ったソニーのHX400Vの調子が良い。その前に買ったポケットサイズのWX800と写りや仕掛けはほぼ同じだが、五年の差が少しある。
 WX800でも同じ写りで、同じことができるのだが、ネオ一眼スタイルの方が撮した気がするし、構えやすい。ある程度カメラが大きく重いほど安定感がある。それと小さく粗いとはいえファインダーが付いているので、まさに一眼スタイルで写せる。
 どちらのカメラも暗いところで明るく写る。ここがいい。だから薄暗い室内でもストロボなしで明るい目に写る。これは何かというとファイミリー向け、レジャーでの屋内向けの家庭のカメラのためだろう。薄暗いところを薄暗く写すというようなのではなく。だから夜景でも地面の暗いところを開けていくので、昼間のように写る。見た目通り写すのではなく、そんなものは見えていないのだが。ここは暗視カメラに近い。肉眼では見えないものが浮かび上がる。これは凄い。闇を開けるカメラだ。赤外線カメラではないが。
 こういうのは電気を消した薄暗い部屋で、赤ちゃんが寝ているところなどを写すのだろうか。
 だから食堂などでのテーブルものを写すときも、明るく写る。食べ物は明るい目に写す方がいいだろう。暗いと腐っているように見えたりする。
 それで写していると、昔ミノルタが出していたネオ一眼を思い出した。デマージュだったかどうかは忘れたが、それに近い名前だった。ミノルタのGレンズが使われており、高倍率ズームで、望遠も効き、さらにデジタルズームのときは画面に枠が出てきて、切り取るところを示すタイプ。この望遠が使いやすかった。望遠端は200ミリぐらいしかなかったと思われるが、それが400ミリになった。真ん中の切り取りで、デジタルズーム丸出しだが。ファイダーの解像力も低かったが、滑らかに見える工夫があったようだが、波打ったりチカチカして、目に悪かったが。
 これがそのままミノルタからソニーに引き継がれたわけではないが、それを思い出した。
 その後、出たレンズにボディーをくっつけたようなサイバーショット最上位機が出たので、それに乗り換えたが。
 このHX400Vの1インチ版の、それこそサイバーショット最上位機のが出ているが、1200ミリが600ミリになってしまう。しかし、最新のエンジンを積んでおり、ファインダーもミラーレス並。当然AF系はα系そのものだろう。だが、1キロほどあるが。
 背面液晶も上下タイプなのが嬉しい。横開きだと面倒なので、使わなかったりする。とっさの場合、すぐに出せない。
 以前、ソニーのネオ一眼で写していたときも、疲れてくると、背面液晶を起こして写していた。いちいちファイダーを覗くのが面倒なるためだ。それで手かざしでは腕が怠くなるので、腰のところで構えるウエストレベルスタイルが多かった。これが横開きではバランスが悪い。
 こういうハイテクカメラで写しているとき、あまりデジタル臭くないペンタックスK70で写すと、もの凄く落ち着いたりする。昔ながらの一眼レフのためだろうか。また光学ファインダーは目に優しい。
 
 
 
■■ 2019年11月12日 火曜日 午前9時21分
 
 今朝は晴れている。昨日は空が荒れていたのか、入道雲のようなのが出ていた。それだけ見ていると、秋だとは思えない。温かい空気が流れ込んできたのだろうか。
 紅葉が進んでおり、真っ赤になっている木がある。それで目立つのだが、周囲の木は緑。小さな実を付けているので、そこは赤い。その真っ赤な木は普段はどんな木だったのかは分からない。視界に入っているのだが、複数の木が生えている公園なので、重なり合っている。
 真っ赤になってやっとその存在感が分かった。そういう木が混ざっていたのだ。普段は目立たない。
 特に赤は目立つ。
 今朝はいつもの喫茶店が定休日なので、その近くの高い個人喫茶へ行く。だから週一回だけ行く喫茶店になった。起きた時間はまずまずなので、問題はない。ただ、あまり調子は良くない。晴れていて気持ちがいいのだが。
 それでいつもの店は閉まっているはずだが、確認していない。しなくても定休日なので、閉まっているはず。シャッターは開いているが、ドアは閉まっている。営業していないはず。先週は知らずに、その前まで来たとき気付いた。今日は定休日を覚えていたので、見ていない。その必要が全くないためだ。
 しかし、開いており、普通に営業しているかもしれない。定休日などなかったかのように。まあ、そんなはずはないのだが。
 11月半ば、今年も終わりがけに近い。この11月はあっという間に過ぎるだろう。存在感の薄い月だ。
 その月ごとの終わりは月末だが、12月だけは月末と同時に年末にもなる。だから月末と言わないで、年末という方が多い。晦日が大晦日になる。紅白の大トリのようなものだ。大きな鳥がいるわけではない。
 一年を無事過ごせたとしても、正月早々大変なことになっていたりすることもある。油断できないが、何を用心するのかは実際には分かりにくい。突発的な何かが起こるとき、予想していないことだったりする、だから油断とは言えないが。
 夜の徒歩散歩は続けている。最近は寒くない。慣れたのだろう。僅かな距離しか歩かないが、後半足が重くなることがある。筋肉や筋だけの問題ではないだろう。体調にもよる。
 それで毎回違うカメラを持ち出しているのだが、暗い場所でも平気で写せ、しかも安定しており、さらにピントも早く、よく合うのはパナソニックのFZ300だろうか。カメラ的には特に特殊なモードに入っていない。連写とか合成とかだ。
 絞りは全域F2.8で、感度は3200。この組み合わせで25から600ミリまで行く。まあ明るい外灯なら感度は800が上限のカメラでも写せる。
 ソニーで写すと昼間のように明るく写る。だから夜の風景らしくなくなるが、暗がりに照明を入れたようになり、昼か夜かがわかりにくい曖昧な世界になる。
 
 
 
■■ 2019年11月11日 月曜日 午前9時48分
 
 今朝は久しぶりに曇っており、雨だろう。そのため空が暗い。長く秋晴れが続いていたので、そんなものだろう。しかし気温は暖かい目。これは湿気ているためかもしれない。寒暖計的には寒いはずなのに。
 だが、街ゆく人はすっかり冬仕様。もう本格的なダウンジャケットやオーバー類を着ている人がいる。もう綿入りを着る季節。11月も半ばに差し掛かっている。12月まであと少し。12月は暦の上では冬。
 今朝はまずまずの時間に起きてきた。早くもなく遅くもない。寝た時間から計算すると、睡眠時間もまずまず。やはりこの時間が妥当な起床時間かもしれない。早い目に目が覚めたとしても、睡眠時間が短くなるので。
 目が覚めたとき、すぐに起きられる感じだったが、昨日と同じで、少しだけじっとしていた。やはり二度寝しかかったのに気づき、起きることにした。危ない危ない。この間五分ほどだが、本当に寝てしまうと、その五分が一時間ほどになり、もの凄い遅起きになるところ。一寸したタイミングでそうなる。
 この時間の朝の喫茶店は少し混んでいる。仕事前とかの人がまだ来ているのだろう。遅い目に始まる勤め先かもしれない。店屋とか。
 この時間を過ぎてからはガラガラになる。だから遅く起きたときはよくすいている。
 通り道から見えるひとの家の庭木の中に椿があるのか、それがもう早くも咲いている。満開だったりする。しかし、この花はいくらでも咲く。春まで咲いているだろう。冬の女王だが、花が少なくなる冬なので、一番目だったりする。しかも長く咲いているので、椿長期政権だろう。
 昨日は夕食を作るのが面倒だったので、コンビニでハンバーグ弁当を買う。このレベルが上がっており、箸で崩れる軟らかさ。要するにジューシー。それがドンと入っており、申し訳程度にブロッコリーと人参の欠片が入っている。それと独立した容器にソースが。箸で口に入れる分だけ箸で挟み取ってそのソースに浸けて食べる。こういうのがあると、洋食屋へいく必要がなくなる。またファミレスへも。まあ、焼きたてのは美味しいが、実際には冷凍だろう。しかし熱い鉄皿に乗っていると、美味しいが。違いはその程度。
 一人でファミレスへいき、四人掛けの席を一人で占領して食べるよりも、コンビニハンバーグ弁当の方が楽でいい。
 ただし、こういうのは常食は避けたい。夕食を作るのが面倒なときだけ。
 そのきっかけは戻ってもご飯がないときだろう。炊かないといけない。米を洗って。そういうのはあっという間にできることだが、いつものご飯と、いつものおかずでは地味なためだろう。いいおかずがあれば別だが。
 それよりも、何もしたくないことが大きい。作らないで、食べるだけ。
 
 今朝のお供のカメラは先日中古で買ったソニーのネオ一眼HX400V。
 一枚写してから二枚目が遅い。結構待たされる。これは五年前のカメラなので、そんなものだろう。最近のネオ一眼はすぐに二枚目が写せる。それで驚いたのは最近のことなので、五年前なら、これが普通。こういうところで、一眼のスピードに負けたりしていたのだが、最近は負けなくなっている。
 また、このカメラ、連写合成などをするので、夜間でなくても昼間でもやっている。明暗差が高いとき、それをやるのだろう。
 最新のWX800だと、このお任せプレミアモードにしていても、暗ければ連写するとは限らず、連写なしで夜景とかを写していたりする。だから、連写合成するだろうと思い、しっかり構えていても、シャッター音は一度だけで、終わったりする。
 連写合成よりも、それを処理する時間がかかるので、それで二枚目を写すとき、かなり待たされる。それで、普通のプログラムモードや、連写しないタイプのお任せモードに変えて写すと、今度は書き込み時間が分かるのだが、それなりに長い。次々に写すと言うことにはならないので、まあ、同じことだ。
 だからこのカメラ、最初の一枚にかけるしかない。まあ、続けて写しても、結局は最初の一枚がよい場合が圧倒的に多いのだが。
 これは望遠側に多くあり、広角側だと次々に写せる。
 それと、このカメラ、非常に柔らかい。電源ボタンも柔らかく、シャッターボタンもソフトで、気持ちがいい。ズームのときは流石にモーター音がするのだが、結構早い。ズームレバーは早く、鏡胴リングでのズームはゆっくりしている。
 何ミリで写しているのかはレンズ側に目盛があるので、それで分かるが、写しているときは分からない。ズームバーの位置で何となく分かるのと、一応倍率だけは出る。だから写す前に飛び出しているレンズの鏡胴のメモリを見ればミリ数は分かる。だからあらかじめミリ数を指定できたりする。鏡胴側のズームはゆっくり滑らかに動く。
 まあネオ一眼の中では高級車の乗り心地で、気持ちがいい。しかし高級車なので、あまりシャキシャキ走らないが。
 
 
 

■■ 2019年11月10日 日曜日 午前10時29分
 
 今朝は晴れている、それほど寒くはないが、風が強いので、やはり寒い。風がやんだ隙間はぽかぽかしたいい感じで、文句なしだ。いい気候と言ってもいい。秋の行楽日和だろう。日曜なので、そろそろ紅葉狩りだろうか。近所の平地の紅葉も赤くなりかけているのがある。山沿いまで行けば、さらに赤が増えるだろう。桜の紅葉は既に始まっているが、ちらほら咲きのようなもので、色が付いている葉がところどころある程度。既に落ちているのもある。
 今朝は遅く起きてきた。早い目に目が覚め、最近としては三日ほど続けて早起きで、いい感じだったのだが、目が覚めたとき、起きる前に、少し休憩していたのがいけなかった。起きる決心はできているが、少しだけ間が欲しい。その魔が睡魔となり、知らないうちに落ちていた。次に目を覚ましたとき、ああ、そうだったのかと気付いたが、時計を見るのが怖い。まあ、毎度おなじみの二度寝三度寝なので、よくあることだ。しかし、結構遅い。ただ、寝た時間を計算すると、あのとき起きるのはやはり早い。睡眠不足だ。だから、正しい二度寝コースに至ったのだろう。悪いことではない。
 二日ほど早い目に起きていたのだが、結局夕方前に行く喫茶店の時間帯は似たようなもので、陽がまだあるかどうかの際で、戻り道が残照があるかまったく黒ベタか、どちらか。夕暮れはさらに早まり、追いかけるにはさらに早く出ないといけない。
 早い目に起きた日は、それなりにゆっくりとしているのだ。遅く起きたときは急ぎ目に動くのに比べ。
 それで、ウサギとカメ状態になる。
 しかしよく晴れた明るい日曜日なので、朝の喫茶店までの道はいい感じだ。遅起きだが、急ぐ必要もない。そこはもう開き直るしかない。
 毎日、似たような日々だが、それなりに変化がある。決して同じようにはいかない。むしろ昨日と同じような日にする方が難しかったりする。しかし、内容は同じだ。
 同じことを語るときでも、そのときのタイミングがあり、同じ文章にはならない。
 パソコンが途中でフリーズしたり、また保存を忘れて、そのままファイルが死んでしまったとき、同じことをもう一度書き直そうとして、何とか辿っていくのだが、暗記しているわけではないし、流れは同じでも、別の言葉を使ってしまうと、川に石を置いたように、流れが変わったりする。しかし、内容は同じだが。
 まあ、そんなことを言い出すと、毎日歩いている道でも、足跡が違うだろう。きっちり昨日と同じ地面を踏んでいる方が奇跡で、あり得ないこと。レールの上を歩くのなら別だが、それでも歩幅が少し違うはず。
 
 今朝のお供のカメラはソニーのWX800とHX400Vで、ソニーコンビ。どちらも同じ大きさの受光素子のコンパクト系。ポケットカメラとネオ一眼の違いがある程度。
 街頭での信号待ちのときなど、取り出しやすく写しやすいのは小さい方。まあ、ポケットからすぐに出せるので、早く出せる方を選ぶこともあるが、目立たない。結構人がいても、写しやすい。まあ、人がこちらを向いていないことを確かめて写しているし、向こうから来る人がいると、通り過ぎるまで待つが。
 ただ、構えてしまってからは別。また、遠くにいる人も別。これを至近距離にいるのと同じぐらい引き寄せて写せるのが望遠の力。だから意外と街頭スナップではカメラを向けやすいのだ。近いと向けられない。
 この二台のカメラ、写りが似ているし色目もほぼ同じ。どちらで写したものなのか、後で見ても分からないだろう。
 
 
 
■■ 2019年11月9日 土曜日 午前8時51分
 
 今朝も晴れているが寒い。既にオーバーやダウンジャケットを着ている人が多い。毛糸のセーターだけの人もいるが、近所の人だろうか。つまり綿入り解禁。堂々と分厚いのを着てもよくなった。
 それで昨日も衣料品コーナーで前日見たジャンパーを見に行くが、ない。前回は表生地がぬるっとしたスタジャンだったが、それも消えていたのだが、特価台で復活していた。半額だ。三割引だったのに。しかし、実物をもう一度見て、着た感じは、よくない。ピタッとしすぎ、腕が窮屈。そして、裏地は少しだけ毛羽立っているだけで、これでは寒い。
 その半額コーナーに7000円のダウンジャケットが三着だけあった。サイズ違いだ。こちらは本格派、大型だ。真冬ものだ。それが3500円なら買い得だが、似たようなのを二着持っている。一着は薄いが。これはあるので、買う必要がないし、新味もない。
 それで、再び前日見たジャンパーを探す。こちらも三割引で並んでいた。
 2千円の裏地ボアのパーカーが三割引なので、1000円台だろう。部屋着にいい。寒いとき、上に引っかけられる。外では、このレベルでは間に合わないが。
 そういうのが吊されているコーナー。そこにあったのだが、ない。
 だがぐるぐる回っていると、回り込んだ壁際にひっそりとあった。
 こちらは表地は偽ウール風のよく見るタイプだが、その生地が柔らかい。いかにも化繊という感じだがツルッとしたタイプではないので、化繊独自のもので、ウールでも皮でも、裏皮でもないタイプ。だから化繊丸出しだが。似たようなのを持っていて真冬でも着ていたが、着すぎて汚れてしまい、この前に捨てた。見た感じ軽装だが、結構暖かかった。大袈裟でないのがよい。
 このジャンパー、裏地が毛羽立っており、細くて長い毛が生えている。このタイプが非常に暖かい。毛が細く長いほど暖かいようだ。試着すると、少しボリュームがある。スカスカではない。高くて分厚い目の毛布の感覚だ。だから結構重いので、これはいい。首元は襟が最初から立っており、しかも二重。フードはない。見るからにジャンパー。今の季節なら、これで十分だろう。
 さらに見て回ると、反対側の端に表地がウール風の、似たようなのがある。同じメーカーのようだ。だが、生地違いだろうか。こちらも三割引。しかし形が少し違う。だが、こちらは防水性があるようだ。その分、得点が高い。それとその並びにオーバー風にしたのがある。タイプはダウンジャケット。それの薄いタイプ。だから裏地に毛羽立ったものはない。軽く綿が縫い込まれている程度だろう。ダウンジャケットとしては薄いが、高級紳士物ブランド品がこのタイプで、値段は倍になる。一万円超える。高いほど薄かったりする。そういうブランド品は冬の終わりがけに半額になる。
 さてそれで防水性と綿入りを取るか、毛羽だって暖かそうなのを取るかの選択だ。値段は同じで、いずれも三割引。綿入りオーバーはシンプルでいい。しかし、裏毛が豊かな方は直接毛で暖かそうだ。毛布と同じことなので。そしてジャンパー性が高いので、動きやすい。肩の関節部分に畝があり、曲がりやすくしているのだろう。ロボットのように。
 しかし、偽ウール風の綿入りオーバーは色目がよく、しかも複数色違いがあり、どの色も好ましい。だが、汚れると汚くなるだろう。それとダウンジャケット系は意外と寒かったりする。
 昨日は見学だけして、それで終わった。秋物が全滅する季節なので、真冬まで行け、しかも大袈裟なタイプではなく、軽装備なのがいい。
 昼間はぽかぽかしていい感じなので、冬物でなくてもいいのだが、朝夕が寒い。
 
ソニーHX400Vの続き
 24から1200までのネオ一眼。五年前という古さはあるが、写りがいい。カメラの動き、動作は五年前のタイプを思わせるが、最初の一枚を鞄から取り出して写すまでのスピードは結構ある。つまり電源を入れた瞬間ズームが動き、一気に望遠でパシッと写せる。
 電子ファインダーの解像力の低さと小ささは、こういうときは気にならないが、じっくりと被写体を見ながらというときには物足りない。
 ただ、このタイプのネオ一眼としては珍しく上下に液晶が回転するので、ウエストレベル撮影が簡単にできるので、結構背面液晶を多用している。最新のWX800の液晶ほどには明るく鮮明ではないが、これは昼間だ。WX800の液晶が見違える程良くなり、明快に見える。それに比べると、まずまずの見やすさ。決して悪いタイプではない。
 夜景を写すと、昼間のように写る。だから夜景と言うより、暗視カメラのような世界。
 昼でも夜でも問題なく写せるネオ一眼のFZ300ほどではないが、写りはソニーの方がいい。
 まあ、ファインダーの見え方などはFZ300のは大きく解像力もあるので、鮮明に見えるが、写し取った写真はHX400Vの方が鮮明という結果になる。
 最新のキヤノンネオ一眼はさらにファインダーが鮮明だが、暗いところでは鮮明さが落ちる。それと、暗いところを苦手にしており、夜景は難しい。明るい夜の歩道程度なら問題はないが。
 カメラはニコンキヤノン時代からソニー富士時代になっているのかもしれない。特にミラーレスになってからは。
 
 
 
■■ 2019年11月8日 金曜日 午前9時39分
 
 今朝は晴れている。最近晴れが続いているので、そろそろ天気も下りになってもおかしくない。毎朝青空だと気持ちがいいが、少し寒い。これは秋だろうか冬だろうかと考える。暦の上では秋。しかし冬服を着ている人が目立ち出す。
 秋にも二種類あるのかもしれない。夏の服装のままの秋と、冬の服装のままの秋とが。
 そういえば春も二種類ある。暦の上ではもう冬から春になっているのに、真冬の格好をしているし、まだ夏になっていないのに、夏服の春。
 ところが夏は夏のままで夏服のままの夏。冬もそうだ。
 ということは季節は二つしかないのかもしれない。春や秋はただの季節の変わり目程度。春よりも秋の方がそれが目立つ。
 この中途半端な春秋が一番変化のある季節で、退屈させない。
 寒くなっているが、まだ夏の掛け布団のまま。当然電気毛布を敷いている。これで蒲団が軽くていいが、寒いときがある。やはり普通の掛け布団に替えるべきだろう。
 電気毛布は最近のはそれほど熱くならない。その説明では寝るときは弱にせよとなっている。強にするのは最初だけで、あとはほんのりとした温かみの方が寝やすいとなっている。ただ、夏の掛け布団では温もりが逃げやすいのだろう。まあ、布団の中というのは体温で暖かかったりする。吉良上野介の寝床の温もりのあとのように、まだ近くにいるぞと。
 しかし、昼間は陽射しがあるとぽかぽかしたいい感じで、日向を楽しむことができる。まだ冬ではないので、寒くはない。朝夕は別だが。当然夜になると、寒くなり、外に出たくなくなるが。
 昨夜は夕食が面倒なので、久しぶりにコンビニ弁当。八宝菜丼か、中華丼かは忘れたが、それを買う。久しぶりだ。具が増えているような気がする。以前よりも。しかし海老が入っていたはずなのだが、食べた記憶がない。よく見ないで口の中に入れたのかもしれない。もし入っておれば最後の方に食べるのだが。それと具が多くなったように感じるのは値段が上がったためかもしれないが、以前いくらだったのかは忘れている。一年近く買っていないので。これがコンビニ弁当ではましな食べ物で、ハンバーグしか入っていない弁当などは、厳しいものがある。
 あとは定番の幕の内かのり弁。最近出てきた鯖が乗った弁当は避けている。鮭ならいいが。
 こういうのはお膳の上で食べないで、パソコンの前で食べる。だからいい加減な食べ方で、見ていない。ただ、この丼、蓋を開けるとき、必ずぬるっとしたものが手に付く。片栗粉のあれだ。ご飯と具は分離しており、二重蓋のようになっている。かやくと汁の入った皿のようなのを外さないといけないのだが、そのとき漏れるのだろう。また外し方、剥がし方が分からないと、開かないようなところを強引に引っ張ったりめくったりする。この状態でも隙間が少し空くので漏れるのだろう。さらに皿状態の蓋を本体から外しただけでは終わらない。下の本体であるご飯だけのところに、皿状態のまま流し込む。このとき、はみ出す。
 それでやっと食べるのだが、早く食べたいので、先ほど取ったぬるっとした皿や蓋だけの蓋や、それを包んでいるビニールなどにはぬるっとしたものが付いている。それを適当なところに置くと危険だ。コンビニ袋にその残骸を入れればいいのだが。
 まあ、そういうのはその場でやらないで、台所でやる方がいい。調理はしないが、調理だと思い、蓋を開け、具を入れ、ご飯をほぐした状態で、食卓に出す。これなら区切りが付く。コンビニで買った状態のまますぐに食べようとするから、ぎこちないのだ。
 
HX400Vを購入
 中古で二万円台まで落ちていたので、それを買う。少し高くなるが「非常に良い」というレベルのにする。元箱がないだけで、付属品は全部揃っている。この時代のカメラなので、紙のマニュアルも入っているが、ネット上にもある。同じものだ。ただ古いのか、ネット上のマニュアルはハイパーテキストになっていないので、目次からは飛べないが。
 また、ネット上に初期設定の動画がある。バッテリーの充電とか、カードの入れ方とか、ストラップの紐の通し方とか、丁寧だ。
 
 アマゾンで買ったので、届くのが早い。アマゾン倉庫に在庫があるのだろうか。中古だが。プライム品となっている。
 だが、アマゾンの段ボールではなかった。元箱に近い箱に入っており、まさに骨箱。そこに詰め込んでいたが、意外と軽い。
 付属品はWX800と同じもの。バッテリーも充電器も同じだろう。だがパソコン充電ができるので、それらが欠落している品でもよかったのだが、本体が綺麗な方がいいので、それは仕方がない。
 カメラは思ったよりも軽く小さい。ネオ一眼としては重い方なのだが。これはペンタックスK70などを使っていると、軽く思えるのだろう。P700とかも。
 ただ、流石ソニーという感じのデザインで、垢抜けしており、数あるネオ一眼の中では一番姿が良い。
 全体に丸みを帯びており、そのカーブも良い。
 それよりもすぐにファインダーを見たかったので、バッテリーを入れる。まだ残っているようで、動いた。
 2インチ20万ドットと数値から見ると、えっと思うほどの低さだが、意外と見やすかった。結構明るく反応も良い。追従性が良いのは、解像力が低いためだろうか。ここは今のネオ一眼と同等に使えるので、五年前という古さは感じない。
 また粒子が立つとかもない。低い解像力で滑らかに見せる技があるのだろう。これなら高解像のファインダーはいらないのではないかと思ったほどだ。一番心配していたところは解決。
 起動も速く、起動後すぐにズームを動かしてもすぐに反応する。最新のWX800は一寸引っかかるが、以前よりもましな程度。それより、こちらのネオ一眼の方がすんなりと動くので、上だろう。
 ただ、五年の間隔は映像エンジンに来ている。お得意のプレミアオートによる連射による合成で、処理時間が長くかかる。ここが五年の差だ。処理中は何もできない。まあ、これを使うのは夜景とか、暗い場所だろうから、連続して写すようなことはなく、ポチりと一枚写す程度なので、問題はないが。
 ピントも早く、暗いところでも合う。これは最新のWX800よりも優れている。合わないとか、合いにくいのが、さっと合い、しかも早い。暗いところに強いのだ。そしてピントもジワーとくるタイプではなく、さっとくる。まあ、AFに関してはソニーは一枚上を行っているので、五年前のものでも素早い。α系で言えば6000当たりが出ていた頃だろう。十分早いのだ。
 
 ズームは24ミリから1200ミリまで。24ミリではF2.8と明るい。だから明るい分、他のネオ一眼よりも口径が大きい。
 これで記録画素数を減らすと100倍ズームになり、2400ミリまで行く。怖い話だ。さらに超解像ズームをオンにすると、劣化は少しあるがニコンのP1000を越えてしまう。
 まあ、劣化がないとされるのは2400ミリあたりまでなので、これでもP900を越える。
 恐ろしい話だ。
 
 ひとつのメーカーがやると他のメーカーもやるのか、または偶然同時期にそうなるのか、そういう時期なのか、それは分からないが、撮影ダイヤルの話だ。
 撮影ダイヤルとは軍艦部にドンとある丸いダイヤルで、オートとか、絞り優先とかを切り替えるダイヤル。ここに昔の遺産のようなモードがあり、それが「オート」モード。これと「プログラム」モードとはどう違うのかだけでも面妖だが、プログラムモードよりも簡潔なモードで、変なところを触って変なことにならないモードだ。というよりも弄らせてくれないモード。たとえば露出補正とかだ。まあ、最近は弄らせてくれるカメラも増えたが。
 その次に来たのは「お任せ」モードとか、「シーン自動認識」とか、iモードとか、色々名はあるが、シーン自動認識で良いだろう。
 これはオートモードはほぼ露出だけのモードで、何を写そうとしているのかはカメラからは見えない。認識していない。やっていることと言えばプログラムモードと同じで、望遠に回すとシャッターをできるだけ早く切ろうとするラインになる。
 そこをひとつ踏み込んで、何を写そうとしているのかをカメラが判断し、色々なシーンごとの設定に瞬時に切り替わり、よりふさわしい設定で写すというもの。
 たとえばレンズを被写体に近付けすぎるとマクロモードになる。近いからそう感じたのだろう。
 カメラの中に目があるのか、人物と風景を見分けている。人物だと思えばポートレートモードに入るかどうかよりも、その前に顔認識で捕まえる。これは明らかに人物を写すものだとカメラが見ているわけだ。その他暗ければ夜景モードか薄暗い場所だと認識し、感度が上がり、ノイズなどを取ったりする。
 そのお任せモードをさらに発展させたのが、プレミアお任せモード。これはメーカーによって言い方が違う。
 ではお任せモードとプレミアとか。プラスとかは何をするのか。これはほとんどが連写合成。
 だから二つのお任せモードがあり、どちらかを選ぶことになる。それが撮影ダイヤルにあるのだが、最近は一つに纏められ、「オート」の中に入ってしまった。そして従来のオートはなくなった。「オート」が「お任せモード」になったと思えばいい。
 ここ最近のカメラはそういう感じになっている。
 だからソニーも同じような動きで、五年前と今とでは、そこが違う。
 しかしHX400Vは「オート」はなくなったかわりに、「プレミアお任せ」と「お任せ」という二つ並べている。だからただの「お任せ」は昔の「オート」に近いが、そうではなく、お任せの範囲が「オート」よりも広い。シーン認識をするためだろう。
 そしてプレミアお任せの方がより高度な絵作りをしてくれるのだが、これは先ほども言ったように連写するので、いきなり使った場合、カメラを動かしてしまったりするし、連写合成の間、待ち時間があったりするので、あれっと思うはず。
 最近のWX800は待ち時間はほぼないほど早いし、バッファに溜め込むことで、次々に写せるが、五年前のカメラなので、そこは昔のままだ。
 だから、新製品を出す必要があるのだが、HX400Vは五年経っても後継機がない。まあ、RXのネオ一眼へ行ってくれと言うことだろうが。これは20万近い。HX400Vならその十分の一の二万円台で中古である。
 しかし、5年分のブランクを埋めてもらいたいところだ。
 このカメラソニーショップにしっかりとあり、現役機。五万円台だ。
 最近日が暮れるのが早いので、暗い町並みを写すことが多い。このHX400Vは、結構暗所に強いようだ。五年前のソニーの癖というわけではないが、昼間のように明るい夜が写せる。その当時、WX系の安いのを買った覚えがあるが、当時は一万円台で型落ちが手に入った。その当時の写り方に近い。
 また裏面何とかという受光素子をソニーが出したのだが、それが暗いところに強かった。当時はCCDが多かった。これで感度が上げられるようになったのだろうか。だから合成で12800まで拡張で上がる。
 しかし、このカメラ、暗いところでもそこまで上がるのをまだ見ていない。1600とかが多い。それと余程暗いところで3200あたりだろうか。プレミアお任せモードだと連写するはずだが、しないときもある。不思議だ。シャッタースピードはかなり落ちるが、普通に写しても暗いところは写せる。連写し合成するのが得意なのだが、いかにも仕事をしている働き者のカメラっぽいが、しなくても写っていたりする。それほど違わないように見える。
 コンパクト系では暗いところは難しいのだが、このカメラは結構写せる。しかもかなり明るい目に。それが不思議だ。そしてAFが結構合う。しかも早い。これもコンパクト系としては珍しい。新しいタイプのWX800では合いにくいところでもすっと合う。ここは五年前のカメラの方がよかったと言うより、カメラの仕組みが違うのだろう。小さなカメラと、大砲のようなレンズの付いたカメラとでは。似たような仕掛けだとは思うのだが、一眼レフ並に合う。そしてミラーレスよりもよく合ったりする。
 これは得した気分だ。
 
 さて、いつもの薄暗い部屋での試写。カメラが届いたときは昼間だったので、夜にいつもと同じ条件の照明で実験。
 これは見事なものだ。モードはプレミアお任せモード。何でも来いという感じで、暗いのに鮮明。絵に艶があり、色もよく出ている。WX800で写していて思い出したソニーの写りだ。これは確かに強い。しかもただのコンパクト系なのに一眼レフで写したものより明快。まあ写りに関しては好みがあるので、評価に意味はあまりなく、本人が良いと思うかどうかだが、やはりこの写りを見ると、一寸違うことが分かる。
 それで何処まで分かるのかというと、もう既に一眼レフは必要ではなく、この一台で全部済んでしまうのではないかという感じだ。ただ、撮影の楽しさはまた別だが。
 このツアイスのレンズ、光源が入っても跳ね返す。流石Tスター。コーティングが良いのだろうか。夜景を写しても水銀灯、今はLED灯が多いが、自然な感じで光が散っている。ちなみにLEDになってからその回りに虹が出るようになった。これはカメラではなく、肉眼で見たとき。
 こういったコントラスト系のレンズは好きだ。解像力よりも、このコントラストの高さの方が印象に残るし、伝わってくるものがある。あとは合成で何とかしてくれているのだろう。室内では全て連写合成。慣れてくると、それほど遅いとは思わなくなってきた。
 いずれもさっと撮しただけで、じっくりとカメラを構えて静かにシャッターを押すという感じではない。これは散歩撮影中がそんな感じなので。それでも失敗が一枚もない。これは凄い。
 フルオートなので、AFも自動選択、カメラが好きなところを選んで写している。暗いとピントが合いにくいので、合いやすいところを探し出している感じだ。それほど多点ではなく、何百という測距点のあるα系とは違うが。
 これはもの凄いカメラを五年前見逃していたことになる。一度買いかけたのだが、それはキタムラの中古。他のネオ一眼より少し高かった。それと重い。それ以前にファインダーが20万ドットでは、というのが壁だった。
 まあ、近所の上新やエディオンにはソニーのネオ一眼など置いていないので、そのうち忘れてしまったのだろう。
 それを先日買った24から700までのポケットに入る旅カメラWX800で写したものを見て、ペンタックスで写したものより綺麗ですっきりし、鮮明だったので、ああツアイスかという単純な解釈を下したのだが、このレンズ、やはり凄いと思う。
 またはソニーの処理が上手いのか、どちらかだ。
 写真はレンズで決まるというコピーをコンタクスがやっていた。ヤシカ製だが。当然売りはボディーのヤシカではなく、レンズ側のツアイス。ヤシカもレンズを作っていたがヤシノンという可愛い名前だったことを思い出す。
 とにかく他のネオ一眼で写したものとの差が明快。
 WX800を使っていて、こんなによく写るのに、ポケットカメラとして使うのはもったいないと感じた。しっかりと構えて写したいと。HX400Vを買った理由はそれだろう。ただ五年前のカメラなので、映像エンジンがどうのという心配もあったが、写りはWX800よりもよく、AFもいいし、早い。これはいったい何だろう。ただ合成処理時間やバッファの溜撮りの差は最新カメラの方が良いが。
 
 朝の喫茶店までの道沿いを写すが、これは背面液晶の見え方を試すため。WX800の方が明るくくっきりと見える。そこは五年の差だろう。しかし、よく見える方だ。日中モードというのはない。一番明るいところまで上げればいい。
 ファインダーは本当に構図を取るだけの、ピントなど分からないし、細かいところもよく見えないレベル。ただ望遠側にすると、ピントは見える。よく見えるのではなく、ピントが来ていないところはボケているのが分かる程度。まあ、これで十分だ。だがファインダーで被写体をじっくりと見ながら撮影するというタイプではない。
 構図を決め、何処にピントが来るのかを確認するだけ。ここは昔の透視ファインダーのコンパクトカメラに近い。
 
 電源ボタンは柔らかく、軽く押せばオン。これが気持ちがいい。もの凄くソフトだ。やや中央部にあるのだが、片手持ちでも指を立てれば押せる。
 ズームはレバー式の方が早い。鏡胴のリングでもズームできるが、こちらは動画向けのようにゆっくり回る。ただ微調整がしやすい。電動だが。行ったり来たりが楽。このリングがマニュアルフォーカスのときのリングにもなる。切り替えは鏡胴側にある。
 ボタン類は少ないが、ファンクションボタンも使いやすい。
 この大きさと重さは振り回しやすく、グリップもよく効いており、握りやすい。
 
 

■■ 2019年11月7日 木曜日 午前9時02分
 
 今朝も晴れている。千切れたような雲が出ており、柳のようにたれているのもある。雲だけでオーロラを作っているような。小さいがそういうのが無数ある。分かりにくい雲だが、空の雲が変わってきたことだけは確か。妙な風でも吹いていたのか、その痕跡かもしれない。または、そういう空気が入ってきているのだろう。この時期は北から来るのだろう。
 今朝も昨日に続いていい時間帯に起きてきたが、少し遅い気味。それでもいつもよりも早いだろう。いつもが遅すぎたが。
 昨日は早起きしたわりには夕方前に行く喫茶店の時間帯は同じようなものだった。早起きした時間は何処へ消えたのだろうか。いつもと同じようにしていたので、犯人がいない。時間泥棒だ。しかし、昼寝をした。これは前日もしているが、それが長かったのかもしれない。だから、何かしたという思いがない。寝ていたので、そこで時間を消耗していても分からなかったのだろうか。だが、それほど長い昼寝ではなかったように思えるが、寝る前と起きたときに時計を見たわけではない。やはり時間泥棒の犯人は昼寝だった。
 ということは早起きした分、寝た分が少ないので、それを取り戻しただけのことかもしれない。別に眠さはなかったのだが。
 まあ、夏場に比べて寒くなると、昼寝の時間も長くなる。夏など、うとっとしただけで終わることもある。
 今朝は裏毛ボア付きのネルシャツのようなのを着ているが、昨日衣料品売り場で、スタジャンのようなのを見に行ったとき、同じものがあった。それも入口の一番目立つところに。カッターシャツの裏側にボアが入っているタイプ。その日着ていったものと同じだ。しかし、カッターシャツではなく、ジャケットとなっていた。カッターシャツ売り場はもっと奥にある。季節物の上着が入口にある。
 やはり、このタイプが暖かいし、今の時期なら間に合う。それで目的のスタジャンだが、ない。消えていた。全部ごっそりなくなっていた。二台のハンガー台に、デザイン違いとか、サイズ違いがずらりと並んでいたのだが、消えている。その消えた跡をよく見ると、通路。だから定位置ではなく、臨時に置いたものだ。これはたまにある。ある日、突然現れ、突然消える群れ。これは他店で売れ残ったものを回しているのだろう。同じ会社の。ここは平和堂。他の町にもある。
 それで、そのジャンパーのようなものを探しているとき、三割引で集められた一角がある。売り場の端だが、婦人物との境目。
 そこに裏毛ボアのジャンパーがあった。前日見たものではなく、いかにものジャンパーで、定番スタイルだろうか。普通に襟が立っており、首元が暖かそうだ。フードとかの飾りはない。シンプル。
 表生地はフワッとしており、ウール風だがポリエステルの加工品だろう。表生地が柔らかく、これだけでも憩えそうだ。
 ポケットもまずまず。胸ポケットは小さすぎるが二つある。ただのアクセントのように。
 首元は畝の入った柔らかそうで暖かそうなタイプ。ただ、サイズ違い、色目違いがあるが、全部揃っていない。
 以前はこのタイプのジャンパーだけで真冬を越したものだ。意外と薄着だったような気がする。最近は南極でも行くような重武装にいつの間にかなってしまった。
 
HX400V
 先日買ったソニーのポケットに入る旅カメラを見ていると、急にソニーのネオ一眼が気になった。といっても1インチサイズの20万近いネオ一眼ではない。今は、高倍率ズームでソニー製と言えばそれだが。
 しかし24から600だ。そのもっと前に出していた受光素子の小さなソニー最後のネオ一眼がある。その後五年ほど経過しているのに出ていないので、もう終わったのだろう。ただ、海外でその後継機が出るという噂があった。改良点はファインダーの解像力を上げたことだろうか。
 ソニーのそのネオ一眼HX400Vだが、電子ファインダーは2インチ20万画素だろうか。非常に小さく、解像力などは、初期の電子ファインダーに近い。これがネックで、結局は買わなかったのだが。
 当時でも解像力はその倍が普通にあった。さらにその倍になり、今は100万画素前後まで上がっている。キャノンやニコンはさらに細かくミラーレス機と同じレベルにまでなっている。
 HX400Vが毎年後継機を出しておれば、当然ライバル機と足踏みを揃えて解像力を上げていたはず。
 その五年の空白が惜しまれるが、四年前にニコンのP900という戦艦カメラを出しており、それもまだニコンでは現役機。だから、それほど古いカメラではない。ついこの前の話しに近い。
 ソニーで言えば世界最速AFのα6000が出たあたりだろうか。0.08秒だったと思う。今はその後継機6400が0.02あたりだろうか。もう少し遅いかかもしれないが、正確な数字は覚えてない。どちらにしても0.1秒と0.2秒の差は何とか分かるだろうが、0.01秒と0.02秒との差などはもう分からないだろう。
 さて、HX400Vだが、実際にはソニーではまだ現役機だ。それだけにファインダーだけが厳しい程度だろうか。
 しかし、昔のネオ一眼や、電子ファインダー付きのデジカメはもっと小さく粗かった。
 最近は2インチあたりが平均的だが、パナソニックなどは次々に上げている。
 このソニーのファインダーは今はなき大阪梅田のソフマップで覗いたことがあるが、昔なので、そんなものだと思い、見ていた。
 ただ、小さく解像力が低くても、色々と工夫が成されていて、滑らかに見えるような仕掛けもある。
 ただ、望遠だとピントの山程度は見えた。手前と背景の違い程度は。だが、距離が接近している場合は、どちらに合っているのかは分かりにくかったが。
そのため、こういうファインダーは目安で、ファインダーでピントを見るタイプではなく、AFフレームが被写体にあたっているかどうかで判断する。だからただの覗き窓だ。
 このカメラを買うときの壁はそれだろう。しかし、ここまで解像力が低いと天晴れという他はない。より綺麗に見えるファインダーを追いかけるよりも。
 それにこのあたりのカメラ、背面液晶撮影が実際にはメイン。電子ファインダーはおまけのようなものだ。
 その小さなファインダーは相手にしないで、そのかわり液晶がチルト式で上下に回転するタイプ。ネオ一眼では今では珍しい。富士にそれが多かったが。
 WX800は液晶しかないのだが、チルト式なのでほとんどの撮影はウェストレベルで胸か腹の位置で写している。これが実に写しやすい。小さなカメラなので、そのほうが安定する。
 だから、ソニーの大きなネオ一眼でも、ウェストレベルで液晶を下に見ながら写すスタイルがいいだろう。
 昔のサイバーショット最上位機も、そのスタイルが多かった。レンズを回すのではなく、ボディを回していた。回転しているのはボディーだったが。
 そのサイバーショットはもっともっと昔のカメラなので、背面液晶も電子ファインダーも解像力などほとんどなかった。当然背面液晶の方が見やすいので、そちらを多用していた。
 いずれもレンズ回転かボディー回転かどちらか分からないような捻るような構え方はカシオの初代機から来ているのだろう。デジカメだからこそできる世界だ。
 中古で見ると2万円台。これは買いだろう。
 
 

■■ 2019年11月6日 水曜日 午前8時34分
 
 今朝も晴れているが寒い。そして今朝は早く起きてきた。理想的な時間かもしれない。夜中一度起きただけで、そのあと朝まで寝たようだ。目覚めがよく、一発で起きられた。二度寝をする気がないほど。しかし、時間が早い。夜中起きは寒かったためだろうか。毛布を掛けると、ぐっすり眠れたようだ。暑いとか、寒いとかで目が覚めたりするのだろう。当然トイレも。
 朝が早いためか、日が長いのではなく、影が長くなっている。夏は日が長く、冬は日が短いのだが、夏至と冬至が区切り。いずれも文字通りで、夏ではなく夏の手前のような、真夏へと至る頃と、冬ではなく、真冬へ至るところの頃。まだ真夏ではなく、まだ真冬ではない。
 昼と夜の長さが同じになるのは所謂お彼岸の日。これも二回あり、春分と秋分の日として有名。お彼岸の日と重なる。墓参りなどへ行く日だ。これも春の彼岸と秋の彼岸がある。秋の曼珠沙華、所謂彼岸花が合図。
 いずれも見えている世界だ。昼が長いとかはもろに分かる。確かめられる。たとえば夕方の早さなどで。こういうのは分かりやすい。そういうのはあたりまえのように感じているが、徐々の変化なので、ある日突然と言うことはない。
 百歩分は飛べないが、一歩分なら普通に歩けば飛べる。だから飛んでいない。
 当然今朝なども寒いので冬の服装の人が目立つ。軽い目のあんこ入りジャケットを着ている人が多い。まだ重武装ではないが。しかし、薄い目のダウンジャケットでは寒いようで、チョッキなどを加えていたりする。
 先日見た裏地に少しだけ毛が立ったようなのがあるスタジャンのようなのが気になるところ。裏に毛が生えているスタジャン風なのを真冬でもずっと着ていたことがある。いつの間にかダウンジャケット全盛時代になったが、意外とダウンジャケットは防寒性に弱かったりする。それよりも表地が偽ウール地のような綿入りの方が暖かい。まあ、ダウンジャケットの表生地がナイロンやポリエステルなので、首に直接あたる箇所はやはり最初ひんやりする。
 昨日は非常に薄いライトダウンジャケットを着たが、寒かった。それよりも、ネルシャツの裏に毛羽立った裏地が付いているタイプの方が暖かかった。
 
 昨日は少し早起きだったので朝の喫茶店からの戻り道大回り散歩を久しぶりにする。よく晴れていて絶好調。この遠回り帰路散歩をすると、その日は遠出はできない。まあ、風邪っぽいので、行く気はないが。
 こういうよく回る散歩コースの方が遠出したときよりもよく写真を写す。枚数が多い。慣れた場所で、スポットを知っているためだろうか。それで、同じようなものを無駄に写しているが、持って行ったカメラにより絵は違うので、同じではないが、見る人にとっては同じだろう。被写体が同じなら、同じ写真だ。
 久しぶりなので、紅葉が進んでおり、それだけでネタになる。しばらくこのコースを寝かしていると、違った風景に見えるのは季節の変化だろう。
 ススキとか、箒のような、もっと密度の高いのが生えている。この時期のものだと思われるが、何度もこの季節同じ場所で、同じような構図で撮っているが、それも多少は違うはず。立つ場所が。
 二重像合致式距離計というのがある。ライカなどで有名だ。あれは少しずらして見えているのを一つにするのだが、左目と右目では見えている角度が少しだけ違うように、同じ場所に立っても、僅かなズレがある。当然去年のことなど忘れているが、このズレを合わすことで、距離が分かる。カメラはそうだが、では現実では何が分かるのだろうか。これは身長が伸びる子供時代なら、違いが分かるかもしれない。以前よりも背が高くなったので、角度が違ってくるので。
 さて、昨日はキヤノンのネオ一眼とサブでポケットにソニーの旅カメラを持って行った。ズーム的にはネオ一眼の方が幅があり、これ一台で十分なのだが、ソニーのWXは最近買ったばかりなので、写りをもっと見たいので、ついでに持って行った。ポケットに入るので、鞄に負担をかけない。
 写りはソニーの方がいいようだ。その鮮明さはキヤノンは負けている。流石ツアイスという感じで、見事なものだ。特に近距離では凄い画質で、今持っているカメラの中で、一番鮮明に、そして鮮やかに、派手な写り具合のカメラだろう。ただどぎつさではニコンのネオ一眼の切れがいいが。
 キヤノンのは至近距離で手前のものにピントを合わせても背景に合ってしまう癖がある。だからファインダーを見て写さないと、危険。液晶だけでは広角端だと分からない。21ミリなので。それで、液晶と自動選択のAFに任せているのだが、合っているように囲っているのに、合っていない。この割合はかなり多い。ファインダーさえ見ておれば、それはすぐに分かるのだが。
 ところが背面液晶だけのソニーは、そういうことが少ないので、安心して、写せる。この違いは大きい。だから背の低い花などでの接写はソニーに任せている。3センチほど寄れるはず。これは長い方だ。キヤノンは0センチまで寄れるのだから。まあ、そこまで寄るとレンズやカメラが影になって写せないが。
 鮮明なソニーだが、木の葉などが密集しているような細かい輪郭というか、そういうところではエッジが立ちすぎるのか、ざわざわした絵になる。悪く言えばギスギス。まあ、そのほうが明快に見えるのだが、ツルッとした感じではない。そうなるとフワッとした写真になってしまう。その方面ではペンタックスが優れている。地味な絵だが、トーンが綺麗だ。これは受光素子の大きさの問題かもしれないが。ソニーは目が覚めるほど鮮明で、ペンタックスは眠い。いずれもフルオートで、何も弄らないで写した場合だ。まあ、いつもその写し方だが。
 ペンタックスは露出が厳しいので、露出補正をしないと、飛びやすい。露出が合えばシャープな絵になるのが特徴。一眼レフなので、露出は反映されないので、露出があっていなくても分からない。
 キヤノンも色目は鮮やかで映えているのだが、どこか淡泊なところがある。まあ、これはそのカメラ、その機種に限ってのことだと思われるが。
 猫がいたので写すが、ソニーで写した方が鮮明。そうなると、ソニーのネオ一眼が欲しくなるが、かなり前の機種になる。その後出ていないので。ファインダーも小さく粗い。
 今回買ったWX800は最新式なので、以前のよりも明らかに鮮明。映像エンジンなどの進歩だろうか。
 デジタルズームで倍になるが、以前は使う気もしなかったが、今回のはデジタルズームだとは分からないほど使える。700ミリ少しあるので、キヤノンのネオ一眼が1400ミリ近くあるので、望遠では並んでしまう。だから、ソニーだけで写してもよかったほどだ。
 カメラマンがキヤノンからソニーへ乗り換えているというのはたまに聞く話だが、写りよりもミラーレスの方が効率よく写せるためだろう。特に瞳検出などは、顔認識だが、目玉にピントが来る。そしてピントが来ていることはファインダーでマーキングされ続けるので、安心だろう。追従し続ける。
 受光素子が小さく、しかも高倍率のキヤノンとソニーの写りを見ただけでも、その差は明らかにソニーが勝っている。
 昔、ペンタックスの一眼レフで写していて、ローライ35で写したフィルムを現像して焼いたのだが、目からうろこが落ちた。一眼レフではなくコンパクト系だ、しかしそのローライにはゾナーが付いていたのだ。しかもピントは目測式なのに。その鮮明さに唖然とした。そしてすぐにペンタックスを友達に売り、コンタックスRT何とかというのを買う。ヤシカ製だが、その第一号だ。
 だからツアイスのレンズは怖いのだ。しかもこのWX800に付いているのは星マーク、スターマークだ。ばらつきがないように、ある基準を満たしたものだけを出荷するというものだったと思われる。それとコーティング。
 まあ、あまり写りがいいカメラより、ペンタックスのようなレンズの方が気楽だが。どこか味わいが出てくる。
 しかし、このWX800は怖い。α系へ行きたくなる。しかしα系ミラーレスのレンズに24から700というのはない。
 キヤノンネオ一眼のFX70は撮影の素早さでは最高だ。やはりファインダーがあると、素早い。そしてグリップも効いているし、手ぶれも効いているので、望遠でも構えた瞬間さっとシャッターが切れる。そのシャッターが軽く、さっと落ちるのは気持ちがいい。ここはカメラの小さなWX800では致し方ないところで、ガタガタするし、シャッターボタンも固い。両手でしっかり持って写してもガタガタする。腹のところで構えて液晶を上げて、親指でじわっとシャッターを切れば何とかなる。写りはいいし、ガタガタ画面は揺れていても、決してブレていない。意外だが。
 ソニーの小さなカメラ、しっかりとファインダーを見ながら写せるネオ一眼が欲しくなったが、かなり古いので、同じような絵になるとは限らない。しかし、かなり前に買ったサイバーショット最上位機の写りは文句なしだった。レンズにボディーが付いているようなカメラだった。まだ昔なので、赤外線撮影で暗闇でも写せた。ただし、ビデオでそれが問題になり、遠距離まで飛ばないような仕様になっていたようだ。
 そしてコンパクト系では必ずツアイスのレンズになる。
 
 
 
■■ 2019年11月5日 火曜日 午前8時56分
 
 今朝は晴れているが寒い。10度を切りそうだ。晴れている日の朝は寒いと言うがその通り。当然夜も寒い。最低気温が出るのは明け方前だろうか。
 寝起き、喫茶店へ行くのだが、秋物では当然寒い。これで大丈夫かと思いながら出る。冬の寒さではないので、冬の服装はまだだろう。だが、秋物では寒いだろう。
 昨日は衣料品売り場でバーゲンをやっていたので、覗いてみる。冬物のTシャツやポロシャツが山積みされていた。同じものが大量に。いずれも裏地に工夫があり、突起が出ている。裏毛だが、色々と種類があり、腸内の突飛のようなものから、本物の毛を模したものもある。それらが暖効果を生むのだろう。
 カーディガンのように着るタイプが結構あり、内側に着るインナータイプだろう。中に一枚着込むと言うときにはいい。
 あとは上下揃いのそのタイプ。これは寝間着、部屋着。上下付きだが安い。しかし上のシャツのようなのは着ないことがあり、それならいい部屋ズボンを買った方がよかったりする。これも当然中が暖かいタイプ。いずれもポリエステルで、様々な形をした裏地だ。ふんわりとしたもの。
 ジャンパー系は真冬ものも出始めているが、まだ序の口だろう。
 その違いはアンコ。詰め物がまだ少ない。これが今着るタイプで、ダウンジャケットのような大袈裟なものではなく、ジャンパー系で中が暖かそうなタイプ。そのため、あまり嵩高くはない。
 そしてペラッとしたパーカーやレインコート風なのは消えている。アンコが入っていないものは、もうなくなっていた。それでは寒いためだ。これが本来の秋物だったのかもしれないが、着る期間はほんの僅か。中に着込んでも、着込んだ上からさらにアンコ入りを着た方がいい。
 フード付きのパーカーの冬物が大量に出ている。いずれも形は似たようなもので、スタジャン風なのが旬だろう。あとは表面生地の違い。そして裏地の繊毛タイプの違い。
 こういうのは今買ってすぐに着られるタイミングだが、12月までだろう。真冬になると、それらは頼りなく思え、重武装のダウンジャケット系へ行く感じ。
 まずまずのダウンジャケットも出ていた。こちらになると防水性が表示される。それまで見たタイプにはそれがない。防風や蒸れ防止や除菌とかの表示はあるが、肝心の防水性がない。まあ、ダウンジャケットの中にも防水性がないタイプは多いが、分厚いので、染みこむまでかなり時間がかかるので、冬物は防水性を考えなくてもいいのだ。やはりメインは暖だ。
 昨日見た中ではジャンパー系が良さそうだ。表生地がぬめっとしており、皮を似せた偽皮ではないが、ぬめり具合がいい。防水性がありそうな感じだが、その表示はない。革ジャンとパーカーの間ぐらいだが、表面がよい。バリエーションが複数あり、襟のないタイプもある。フード付きもあり、こちらは取り外せる。襟がフードと一体ではなく、襟は襟で独立している。首元が隠れる。寒いのは首だ。そして手首に絞りがあり、さらにもう一枚出ている。ベロのように。これは運動性がいいだろう。袖からの隙間風を防げそうだし、手首に直接あたるのはこのベロのようなののが引き受けてくれる。ここと首は直接肌と接するところ。だから感触がもろに伝わるところだろう。
 まあ、ポリエステルの塊のようなタイプだが、これで本物の自然繊維を使えば重いものになるはず。
 今朝は結構早い目に目が覚めてしまった。頭がイラッとする感じがあり、これは風邪だろうか。それとも電気毛布や分厚い毛布を被って寝たので、暑苦しくなったのかもしれない。
 それで、早い目に起きてこられたので、余裕がある。朝の喫茶店は定休日を忘れていて、その前まで来てしまった。自転車が止まっていないので、すいていると思ったのだが、電気がついていなかった。シャッターは閉まっていない。以前は閉まっていたが、台風の風でへこんだのか、歪んだのか、途中で引っかかって開かない状態になっていた。それでも営業していたが、それを直していないのかもしれない。だから、近付くまで開いているように見えてしまった。
 昨夜も夜の徒歩散歩に出たが、それほど寒くなかった。急ぎ足で歩いたためだろうか。
 
上新カメラ見学
 上新リアル店に寄ったついでにデジカメなどを見る。
 この秋から冬にかけてのクリスマス時期までには出そろうような新製品に注目。既に出ているのはソニーのα6100だろうか、リアル店にはα6400があるが、それよりも安い。α6400は出てそれほどたっていない。その上位機がα6600で、これは最上位機だったα6500の後継機。α6300というのもあり、それはα6000からコツコツバージョンを上げたもの。
 それを上げていく過程で、上位機が加わった感じ。
 α6100の位置づけだが、最上位機α6600と同時に出ていたはず。そこから見ると、α6400は中級機のように見えてしまうが。
 α6100とα6400との差が紛らわしい。ほぼ同じようなものに見えてしまうが、電子ファインダーの解像力が違うらしい。しかし、実物を見比べても、よく分からなかった。AF性能や多点性では同じだろう。
 α6400から見るとボディー内手ぶれ補正が付くのがα6600との違いらしいが、大きく重くなっている。しかし外観はα6000からあまり変わっていない。極端なデザインの違いはない。
 ではα6100は何だろう。急に数字が下がっており、α6000の次の数字だ。ここは欠番だったのだろう。
 α6000はまだ売られているのか、上新にもあるし、エディオンにもある。ただ上新では予約となっている。在庫がなくなったのだろう。
 α6000から比べるとα6100は最新の美味しい機能やスペックを載せているので、その流れに乗れる。ただα6300などはどうなったのだろう。見かけなくなった。
 α6000はもう数年も前のカメラなのに、未だに売られており値もそれほど下がらないという奇跡的な寿命のカメラ。しかし今は10万円を切っている。当然新しいα6100は10万円以上するが6400よりも安い。12万あたりだろうか。α6400は15万円ほどで上新で売られている。どちらも高いことは高い。いずれもダブルズームキットだ。
 さてα6400や6600と対抗するために出したわけではないが、結構高いのがキヤノンイオスMの新製品。M6マーク2が展示されていた。かなり高い。
 M6はぐっとカメラっぽく、操作しやすそうな感じだ。ただファインダーはない。それを最初か内蔵させたのがあるのだが、そのマーク2はまだ出ていない。つまりキヤノンは高い上に電子ファインダーは別売りなので、結構な値になる。まあ、イオスキッスMがあるので、ファインダー付きはそちらへ行けばいい。それにまだ新しい。
 次がニコンだ。こちらはこの受光素子では初のミラーレス。しかもフルサイズミラーレスと同じマウント。かなり物珍しさがある。初代のためだろう。見たことのないカメラ。
 これは発売前なのか、まだ上新にはない。
 AFスピードはα系とあまり変わらないほど早いらしい。ニコン1という1インチ系ミラーレスがもの凄く早かったのだから、AFが遅いメーカーではないはず。
 そして一番カメラっぽい。このニコン新ミラーレスが一番の曲者かもしれない。値段はキヤノンほどには高くない。α6100の新製品と並ぶ感じだろう。
 こういうカメラっぽい形のミラーレスは富士に近いかもしれないが、ニコンらしい頑丈そうな質感があるようだ。防水機能となっているし。
 それとやはりオーソドックスな一眼レフカメラの流れをそのまま使っているので馴染みやすく、分かりやすい。
 そうなると、キヤノンは、イオスキッスMマーク2を出す必要があるだろう。こちらは今はα6000と値段は同じ。いずれもキットレンズ付きだが、キヤノンイオスM系レンズは小さく細いので、望遠レンズなども、ソニー系よりも小さく軽い。ただ望遠端が少し短いが。
 イオスM3ダブルズームキットの展示品をエディオンで以前買っており、レンズは同じものなので、キヤノンイオスM系なら、ボディーだけ買えばいいという話になる。
 しかしこれらのダブルズームキット付きは結構使いにくい。イオスM系の望遠は300ミリまでなので、それならオリンパスミラーレスの28から300の方が分がある。ファインダーも最初から付いているし。
 これはニコンの新ミラーレスもそうだ。望遠は少し長い目だが、一眼レフ系のキットレンズよりも短い。400ミリ行かない。
 そして標準ズームはほとんど使っていない。自転車散歩などに出たときは、レンズ交換などしない。だから望遠を付けて、ポケットのコンパクト系の広角で写す感じだ。そのコンパクト系の広角、それを望遠側にすると、ミラーレスや一眼よりさらに望遠が付いているので、それなら最初からコンパクト系一台で全部済んでしまうような話になる。
 単焦点レンズは実際には使わない。あれば日常の中で、写して楽しむこともできるが、散歩撮影で遠いところへ出たときは物足りない。
 要するにAFスピードや、夜景に強いとか、瞳認識とか、そういったものは決定打にならない。
 しかし、カメラそのものの魅力があるので、新製品が出ると調べては見るものの。基本的なところでは、ほとんど同じようなもの。
 ミラーレスや一眼のダブルズームキットや高倍率標準ズームなどよりも、キヤノンならネオ一眼がいい。これ一台で全部済んでしまう。
 ニコンの場合もそうだ。より広範囲のものを切り取れる。
 キヤノンネオ一眼なら21ミリの超広角で0センチ接写をしていたかと思うと、1400ミリ近くまで伸ばして小さな鳥をアップで撮れる。こちらの方が実用性が高い。さらにファインダーはイオスM系と同じだというのだから、覗いているときはミラーレスと同じなのだ。
 ということを結論づけたのはその日持っていたカメラがキヤノンのネオ一眼SX70だったためかもしれない。ちょうど去年の年末に出た最新機だ。キビキビ動く。そして、このカメラが一番素早く写せる。ズームなど手動よりも電動の方が早いためだ。しかも片手でできる。そして一眼レフに望遠を付けているよりも軽い。
 だから、新製品が出ていても、今一つの隙間がない。あれば便利だろうと言うより、不便になるためだろう。
 さて、そこでだ。上新のカメラ売り場をウロウロしていると、骨箱があった。
 展示品だろう。もうカメラは元箱にしまわれて開けられないようにサランラップで包んである。ここで売れなければ、上新中古店へ集められるのだろう。各店の展示品売れ残りを。
 そのカメラはキヤノンの一眼レフの一番安いタイプで、イオスキッスx9。それにレンズ一本付きと書かれてあり、ホワイトボディー。ずっと展示されていたのを思い出す。標準ズーム付ききっとなので、ダブルズームキットよりも安い。それとダブルズームキットを買っても望遠ズームは一度も使ったことがない人もいたりする。値段がそれほど変わらないので、ダブルズームキットの方が得なので、買っただけかもしれない。値段の違いは数千円。だから望遠レンズは数千円ということになる。
 このイオスキッスx9は結構欲しかったが、キッス9iの方が優れているので、それで迷ったまま、そのままにしていた。まあ、AFの点が多い程度だろう。どうせ、このタイプは中央一点だけで使う方が簡単なので、一点だけでも十分。それでも何カ所かで合う。
 この展示品。元箱の骨箱に入れられた。値段を見るとコンパクトデジカメの普及機より安かったりする。
 28から80あたりの標準ズームだけで写すのなら、これで十分だ。そしてキヤノンの標準ズームは沈胴とか電動とかではないので、手間がかからない。沈胴式は出す手間がかかる。それで面倒なので、伸ばしたままずっと使っていたりする。
 買うのなら、これだろう。
 その横に50ミリレンズがあった。蒔きレンズで有名。それも売れ残ったのだろうか。
 昔中古で買ったイオスキッスの3バージョンあたりがあり、もろにジャンク品。しかし、ダブルズームキットなので、望遠ズームも入っていた。このズームレンズ、一世代以上古いかもしれないが、まだ使えるだろう。
 まあ、キットレンズの単品売りも、結構安いが。
 それよりも、このキッスX9はカメラっぽくていい。既にX10が出ているが、値段は倍ほど高い。
 最新のミラーレスはAFがドタバタして面倒臭い。それに比べると、光学式ファインダーの一眼レフだと中央付近だけ、または中央一点がメインなので、分かりやすい。
 
 
 
■■ 2019年11月4日 月曜日 午前9時28分
 
 今朝は晴れているが、風が強く、大きな雲が出ている。雨は降っていないが、何となく荒れているような空。穏やかな秋晴れというわけにはいかないが、雨が降っていないだけ、ましだろう。
 今朝は普通の時間帯に起きてきたので、まずまずだが、少し風邪っぽい。この前、回復したのだが、また入ったのかもしれない。
 昨夜は夏布団に電気毛布という矛盾した寝方をしていたが、朝方寒くなったのか、毛布を掛けると、今度は暑苦しくなった。それで寝てられないので起きた感じで、自然な目覚めで早起きというわけではない。それほど早くはないが、最近としては早い方。全体的に遅くなっているため、遅い目に起きても早いと感じる。
 昨日も夜の散歩に出たが、寒くはない。足の方はまずまずで、歩き始めと歩き終えが同じような足取りならまずまずだろう。最後の方は足が怠くなったり痛くなるのだが、それがなかった。やはり続けて散歩に出ているためだろう。僅かな時間だが日常内で、そんなに長い目は歩かない。今度は距離を伸ばせばいいのだが、夜なので、散歩者がいる歩道から出ると、ただの不審者徘徊者になる。路地で立ち止まり、赤いものを発したりする。暗いのでカメラから赤外線が出るのだろう。これはオート撮影では切れないタイプがある。
 カメラは毎晩持って行くものが違うのだが、薄暗い条件なので、こんなときはやはり受光素子の大きな一眼系が強い。レンズは暗くても感度上げでなんとかなる。ピントも一眼系が早いし、合いやすい。
 しかし、それではあたりまえなので、そういうのをコンパクト系で何処まで迫れるかの方が撮し甲斐がある。
 その中で、一番優れているのがパナソニックのFZ300だろうか。しかしニコンの小さな一眼レフより大きかったりするので、コンパクトとは言い難いが。
 条件が悪いところでもこなせるコンパクト系が好ましいのだが、そうなると1インチ系の高級コンパクト系になる。レンズは明るいし、感度もかなり上げられるので、夜にも強いだろう。ただ、望遠不足なので、カメラ一台で何でも写せるというわけにはいかない。
 先日買ったWX800はそれなりに暗いところでも写せるが、合成モードに入ることが多い。結構綺麗に写っている。合成で感度上限が12800まである。これはかなり強い。暗ければ合成に入るわけではなく、それなりの明るさなら、普通のプログラムモードで写せている。望遠での夜景も、そこそこできるので、撮影範囲は広い。そしてポケットに入るので、重宝する。夜中、外に出るとき、とりあえず持ち出すカメラとしてはふさわしい。
 こういうのは常に使っていると常にパソコンと接続するので、そのとき充電されるため、バッテリー切れはない。それと、このカメラ、小さいが400枚以上写せるスタミナバッテリーを積んでいる。ここはソニーらしい。
 同タイプの旅カメラのニコン、パナソニック、キヤノンなどよりも、暗いところでも実用性が高い。いずれもカシオと同じで合成の力だろう。
 いずれも広角端だけなら、それなりに写る。問題は望遠だ。そのとき強いのがパナソニックFZ300で、ピントも早い。600ミリでもF2.8とレンズも明るい。感度はオートで3200まで、手動で6400まで上げられる。
 しかし、安定感は一眼の方がいい。ペンタックスK70は暗い目に写る。夜は夜として写る。
 これに80ミリ相当でF1.8あたりのレンズが安い。50ミリ相当は35ミリを買えばいいはずだが、少し暗くなる。
 この85ミリ相当は、標準ズームの望遠端程度の望遠で、望遠とも呼べないほどだが、一眼レフの光学ファインダーで覗くと、ファインダーが綺麗に見えるだろう。付けたレンズにより、見え方が違う。
 それと85ミリあたりならボケが分かりやすい。しかもレンズが明るいので、いい感じになる。
 80ミリあたりに固定されてしまうが、暗いところでは強いだろう。単焦点レンズを買うのなら、これだ。この80ミリ相当のレンズ、キヤノンに有名な蒔きレンズがある。安くて明るい。ただ、最短撮影距離が長い目で、手ぶれ補正は付かない。
 ペンタックスはボディー内補正なので、問題なし。それと最短撮影距離も結構短い。テーブルものも写せる。
 次に買うのならこれだろう。あまりレンズは買わない。変化が少ないためだ。
 単焦点レンズは50ミリ標準が基本で、これがフナ釣り。しかし望遠の方が好きなので、標準も80ミリあたりがいいのではないかと思える。28から80あたりのズームを付けて写すときも、ほとんど80ミリ側ばかりで写しているので。
 
 
 
■■ 2019年11月3日 日曜日 午前9時44分
 
 今朝も晴れている。いい感じだ。しかし、寒くなってきている。朝は陽射しがあっても肌寒い。日陰などに入ると、ひんやりするほど。
 まあ11月に入ったのでそんなものだろう。来月からは冬なので。というよりも年末だ。最後の月。これはあっというまに来るが、まだ11月なので、そこまで考えるのは早いし、考えもしないだろう。まだ夏が終わったあたりと思っていたりする。やっと涼しくなり出したわけだが、なりすぎた。
 昨日は晴れており、体調もまずまずだったので、このチャンスを見逃すと自転車散歩へは行けないと思い、昼の喫茶店を出たあとに出発。方角がいつもの帰路ではない。昨日出遅れると、今日になるのだが、今日でもよかったかもしれない。まだ晴れているので。そしてこの晴れは当分続くのだろうが、晴れにも質がある。良質な晴れ具合というのがある。まるで陶芸の焼き具合のように。タコ焼きの焼き具合もそうだ。これは焦げ具合だが。餃子もそうだ。
 それで行く場所がないので、前回行けなかった庄内方面を目指す。阪急の宝塚線にある町で、前回は豊中にずれ込んでしまった。上に上がりすぎたのだ。これは藻川の橋を何処で渡るかで決まってしまう。
 今回は前回と同じコースだが、藻川を渡るとき園田競馬場コースにならないように、阪急園田駅経由コースを取る。だから藻川の下流側の橋を選べばいいのだが、橋が多いので、どれがどれかが分かりにくい。藻川の土手に上がって、やっと橋の並びが分かる程度。
 まあ市街地を流れる川なので、道路も多い。
 それで、食満という村経由で藻川を攻める。新幹線と阪急が交差するあたりを狙えばいいので、高架脇の道をひたすら走れば最短コースとなるのだが、それでは風景が頼りない。あまり良いのがない。それで、くねくねと回りながら、食満の村あとの大きな農家などを見付けたので、そういうお屋敷を写しながら進む。
 結局、渡った橋は狙い通り阪急の鉄橋横の橋。電車内からよく見ている橋だが、今度は橋から電車を見る感じ。最近この電車にも乗っていない。用事がないので、大阪方面へ出る必要がないためだろう。ヨドバシカメラで全てのカメラを一気に見たいところだが、実物を見なくても、おおよそのことは既にネット上にある。
 橋を渡ると、そのまま線路沿いを進めば園田駅前に着くはずだが、その前に聖天さんがあるのを思いだし、線路から離れる。園田聖天。これは生駒山の聖天さんとは関係があるのかどうかは分からないが、生駒の聖天さん近くにある暗闇峠だったと思うが、そこにも聖天さんがあったとかなかったとかの話がある。そういう説明文を読んだことがあるが、曖昧で、違うかもしれない。要するに生駒の聖天さん近くにある聖天さんが園田に来たと言うことだろうか。移ったのだ。引っ越したのかもしれない。
 生駒の聖天さんは秘仏で、隠されている。見ることはできない。
 園田の聖天さんは、お堂の扉の硝子越しに見えなくはないが、反射してよく分からない。聖天さんとは象だ。だから像さんを見たかったのだが、覗き込んでまで見ていると怪しまれるので、参っている振りをしながらなので腰を落とせば見えたかもしれないが
 しかし、聖天さんは象なので、その形のままならこれは仏ではなく、神だろう。インドの神様だ。しかし仏教風な呼び方があり、歓喜天。まさにそのままの呼び名だ。
 一度来たことがある寺で、門は開いているし、境内はモータープールになっているのか、人の出入りも多い。そしてお堂と庫裏が近いので、ひとの家の庭先にお邪魔しているようなものだ。小さな寺だ。
 神社よりもお寺の方がゴチャゴチャした物が置かれているので、写すものが多い。ここでは不動さんとかを写した。後は水子系が並んでいたが、それはパス。
 そして横側から園田駅を攻める。細い道があり、そこに集中的に店屋が並んでいる。通り道のためだろう。大きな道ではない。人が多いので、駅から出てきた人か行く人だろう。駅前は殺風景。高架なので、風情はない。その近くにある八百屋とかの方が趣がある。飲食系、飲み屋が結構多い。
 そこから大阪方面へ向かえば十三に行ってしまうが、行き方としては阪急の線路の海側の沿道がいい。十三まで行けば、大阪梅田は淀川を渡ればすぐだ。
 それで、園田の古い農家などを写していると、もうそれでいいかという感じになり、戻ることにした。園田だけでも十分出掛けた感じになったためだ。
 戻りの藻川は別の橋を渡る。その土手がいい。草が生えているし、野道が続いている。土手道。見晴らしがいい。
 橋を渡るとき、山々がよく見える。土管だけの橋があり、その上にサギが群れで止まっていた。持ってきたカメラはペンタックスK70に28から200ミリまでのズームなので、望遠不足。ポケットにソニーの700ミリ越えのWX800を入れていたので、それで1400ミリほどになるデジタルズームで写す。劣化はほとんどないが、手ぶれ補正が弱いのか、ガタガタする。カメラも小さいので、不安定。やはり望遠は大きく重いタイプで写す方が安定していていい。画面はガタガタ揺れていたが、ブレていなかった。
 橋を渡るとき、墓が見える。尼崎市営墓地だろうか。広い。その先にイオンの看板。これはよく行く中古屋が近いことが分かったので、そこまで寄る。場所は山手幹線沿いなので、その下の道を行けば一発だ。
 まあ、そこでトイレ休憩と、飲み物を買う。遠出をしても水分の補給などはほとんどしないので、ペットボトルなどは持っていかない。途中で自販機でねじ式のを買う程度。しかも余る。
 中古屋に入ると、すぐに中古カメラを見る。あまり動きはない。ニコンの一眼レフのかなり前の機種が1万円台。ダブルズーム付きだったりする。ペンタックの一眼レフもあり、K1000だ。これも古い。SDカード以前のカメラだろうか。しかし、今も使えるはず。以前店屋でよく見かけたカメラなので。
 こういうカメラで一眼レフを始めるのがいいだろう。中身はそれほど変わっていないと思われる。
 フィルムカメラ時代の一眼レフやレンズが増えていた。カメラやレンズは安いが、フィルムが高かったりする。
 それで、この中古屋からの帰路は日常コースに近い走り慣れた道なので、もう遠出したという感じではなくなる。
 池があり、柵がしてあるが、朝顔系の花が咲いている。網柵に絡んでいる。こういうのは一眼で写す方が充実する。
 ただ、写りの冴えはソニーのコンパクト系がいい。鮮やかで、見栄えがする。それと一眼ではできない接写が効くので、広角マクロで背景まで写し取れる。
 昨日は、このWX800だけで十分だったような気がする。写りはそちらの方がいいし、望遠でも鮮明。流石ソニーの最新機という感じだった。これはα系ミラーレスへの蒔きカメラではないかと思ったほど。
 だが写真は画質を見るのではなく、写っているものを見るものだが。
 ペンタックスの、その写りの大人しさは、何とも言えない。優しい写りだ。
 最後は、いつもは夕方前に入る喫茶店。時間的にもちょうどだった。
 
 

■■ 2019年11月2日 土曜日 午前9時26分
 
 今朝も晴れている。やっと晴れが続く感じだが、自転車散歩にはまだ出ていない。気候的にはいい感じで、暑くないことは確かで、夕方頃寒くなりそうだが、陽射しを受けながらのんびり走れるのはこの季節ならでは。夏場無理だったのだが、今は可能。しかし僅かな期間で、しかも晴れている日となると、また僅か。その日行きそびれると、次はそんないい天気はなかったりする。
 今朝は久しぶりに遅起きから解放され、まずまずの時間に起きてきた。遅いと思わなくてもいい一日になる。だから時間を気にしないで一日過ごせるが、時間を間違って大変なことになったとかはない。いつもの流れのまま、順番にこなしていけばいい。つまり日課だ。ただ、その日課、外しても別に困らないが、日課がないとやることがなくなるので、必要なのだろう。ただの順番だが。
 そういう順番や中身は自然と決まっていく。消えてしまった日課や増えた日課などもある。新しいのを加えるのは、少し大層。また義務的にやらないといけないメンテナンス系は面倒。先送りしていたりする。やるのが嫌なためだろう。しかし、やり出すとそうでもない。やり始めるのが面倒。
 昨日も晴れていて自転車散歩日和だったのだが、行かなかった。やはり遅い目に起きてきたので、出ようかという気が起こらなかったのだろう。そのタイミングは昼の喫茶店を出たあとにある。しかし、もう遅いという感じがあり、今からではしんどいと思ったのだろう。それと行く場所がない。
 そのかわり、寄り道を少しだけした。この一寸した寄り道でも十分散歩気分が味わえる。戻り道だが、最短距離を走るのではなく、道をそれることで、散歩になる。歩が散る。
 寒くなってきたので、秋頃に買った分厚い目のカッターシャツを着る。これは秋頃はいい感じだったが、今は下に着る普通のカッターシャツになった。少し分厚い程度。付属品、おまけとして半袖Tシャツが付いていた。そういう着こなしをするのだろうが、夏の終わりがけや秋頃向き。しかし、結構分厚い。襟も高く、首が暖かいが、種も仕掛けもない普通の分厚い目のカッターシャツだが、今はその暖かさが好ましい。
 同じ売り場にさらに分厚いのがあり、こちらの方が安いのはおまけが付いてこないためだろう。しかし、どう見てもネルシャツの分厚いタイプ。意外と重かったりする。これも夏の終わり頃から吊されていたので、秋物だが、それにしては分厚いので、冬物に近い。これ以上分厚いカッターシャツ系はなかったりする。あとは上着のような登山用だろう。オーバーのようなカッターシャツ。そういうのは西部劇のカーボーイが着ているようなタイプだ。ガンマン映画での制服のようなもの。保安官もそれを着ているが、チョッキもしている。バッヂ用だろうか。
 夜の散歩は続けており、夜景撮影も一緒にしている。暗いところでもさっとピントが合い、薄暗がりでも望遠でいとも簡単に写せるパナソニックのネオ一眼がピカイチだ。レンズが全域F2.8と言うだけではなく、暗いところでのピントも早い。パナソニックミラーレスやオリンパスミラーレスよりも早かったりするし、さっと合うので、これはバケモノカメラだ。
 次に興味深いのはペンタックスK7。これは一眼レフだが、露出が変わっている。暗いところでは暗いまま写る。目で見た通りだ。だからアンダー気味に写る。他のカメラはほぼ昼間に近いように写るのだが。
 これはペンタックスのカメラが暗いところに弱いわけではなく、その上位機はとんでもない感度まで上げられるほど。パナソニックネオ一眼は3200までしか上がらないのだが、レンズの明るさで12800レベルと同等になる。それでもスローシャッターになるので、動いているものはしんどい。動体ブレだ。
 ペンタックスの露出を見ていると、望遠側に伸ばすとシャッターが極端に早くなる。そのかわり感度は極限まで上がる。上限は5万ほどだろうか。そこまで上がらないようにしているのはそこまで暗い場所ではないためだろう。だが、動いているものを止めたい場合は、感度上げで行くしかない。上限は指定できるが、明るい目の場所なら、そこまで上がらない。オート感度。
 絞り優先、シャッター優先の並びに感度優先がある。どのメーカーにもないモードだ。これは夜景などでは使えるかもしれない。
 一眼レフなので、光学ファインダー。そのため、暗いとよく見えない。明かりがあるところしか見えない。これが電子ファインダーなら、昼間のように明るく見えるので、ピントを探しやすいのだが。
 そして、オートで写すと、ファインダーで見たまま、つまり肉眼で見たままの明るさで写ったりする。ここが一寸癖があるところ。露出補正で明るい目に持って行けば、他のカメラと同じように明るい目に写るが、ある意味不自然だろう。薄暗がりを写したのだから、薄暗がりのままの映像の方が自然だったりするが、何が写っているのか、よく見えないが。
 このカメラ、味わい深いカメラで、特に写りが素晴らしいというようなものではない。だからこそ飽きないで写せるのかもしれない。
 カメラ操作の基本を踏むことで望む絵を得るというカメラだ。
 
 
■■ 2019年11月1日 金曜日 午前10時29分
 
 今朝は晴れている。最近調子が良いのか、晴れが続いているみたいだが、少し濁っている。爽やかな秋晴れではないが、晴れているだけでもいい。そのためか朝夕が寒いようだ。昼間はそこそこ気温があるのだが、以前の勢いはない。朝夕は秋で昼は夏のような。
 夜は寒いので、電気毛布を最初から付ける。これは寝る前に決める。そのとき、寒いと思うかどうかだ。昨夜は寒いと思ったので、電気毛布を付けた。
 電気ストーブはたまに付ける程度だが、寝る前冷えてきたのか、ずっとストーブを付けていた。晴れている日の夜は寒いのだろう。
 薄い秋物では無理な季節だが、昼間はそれでもいける。朝夕となると分厚い目の秋物か、軽い目の冬物が必要。
 まあ、毎年同じようなことをこの時期言っているが、少し言い方が違う。また、昨日と同じようなことを言っているが、これも文体が少しだけ違う。このあたりの揺れがいいのだろう。言葉などは同じだがつなげ方が違っていたりする。それと言葉の前後に付くものも。
 これはATOKでの漢字登録のときの品詞分けでずらりと並ぶ中から選ぶことがあるのだが、多すぎてどれがどれだか分からない。前置詞とか接尾語とか、感嘆詞とか、副詞とか、接頭語とか。ただの接続詞とか。変換されないときは方言だったりする。
 こういうのは試験のときにしか用がない知識だろう。言葉は伝わればいい。また言葉を使わなくても伝えることができたりする。
 今朝は昨日に近いほどの遅起きだったが、早い目に寝た甲斐がない。早寝すれば早起きになるとは限らないようだ。それと寒くなったので、布団の中がいいのだろうか。また睡眠時間は冬ほど長くなるのかもしれない。
 お寺の門前などに貼り付けてある標語のようなものに、朝普通に起きてこられることの仕合わせさのようなことが書かれているのを思い出す。目覚めたとき、何の不都合のない状態。まだもう少し眠っていたいとかと思うのは不都合の一つかどうかは分からない。だが、あまりいい目覚めではないのだろう。まだ夢の中にいたいとか、寝れば極楽起きれば地獄に近い。それなら毎晩極楽にいるようなものだ。これを地獄極楽の極楽ではなく、極めて楽な状態と解釈すれば、頷ける。だが、寝付けないとか、悪魔を見るとかでは寝れば蒲団に入れば地獄になるが。
 今日は晴れており、自転車散歩には丁度いい。風邪も引っ込んだようなので、あとは気分次第。しかし、遅起きなので、勢いがない。
 
 


 

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