川崎フォトエッセイ  その376  メンテナンス    ←前 →次  HOME

 メンテナンスは結構邪魔くさい行為だ。しかし、それをしないと動きがおかしくなる。そうなる前にメンテナンスが必要なのだが、故障するまで放置しておくことも間々ある。それは、多少痛んでいても、動いている場合があるからだ。

 本当に故障してしまうと、修理費や稼働しない間の中断などで、大きなダメージを受ける。それを見越して整備点検をするところに人間としての知恵がある。

 個人的な次元でもメンテナンスは必要なのだが、この場合機械を扱うようには形式化されたシステムは組みにくい。

 身体や人間関係のメンテナンスは、逆に人を機械に見立てるような感じがある。しかし動きが悪くなると問題なので、機械と同じようにチェックするのがが好ましいだろう。

 人間関係とかでは、メンテナンスしないことが、そのまま「今の意志」に繋がることもある。