川崎フォトエッセイ  その542  イメージの意味      HOME

 何かあるように思うのは、そこに意味が発生するからだ。意味は言語化されることもあれば、感じるような意味もある。

 意味を感じても、それを言葉に出せなかったり、また言葉にした瞬間消えてしまうのは、イメージレベルでの情報のためかもしれない。

 イメージ情報は、何かに触れたときに発生する情報で、個人的でナイーブな展開となる。当然、人が受ける印象は、人によってまちまちで、感性の違いで受け取り方も違ってくる。

 言語化しようとする場合、何らかのパターンに乗せようとする。パターンはそれなりに普遍性のある抽象世界で、それなりに流通するコードである。

 生の感性で、受け取ったものは、それに対して最初は判断的ではないかもしれない。意味が見え隠れするのは、二次作用からで、個人的な事情で、再利用されるようだ。